黒い門
5月15日、カール・マルクスが生まれ、古代ローマの遺跡が残るトリーアを訪れました。
トリーアは、マルクス生誕の町です。ケルンから南西に180kmほどの地で、ルクセンブルクの国境の近くにあります。
古代ローマ時代の遺跡の残るドイツ最古の町とも言われているそうです。急行など色々の方法がありますが、
私は各駅停車のローカル線で行き、3時間ちょっとかかりました。8:11発で11:27着でした。往復42ユーロ。
私が購入した切符は、往復切符で、出発時刻・到着時刻、プラットフォーム番号などが印刷されていますが、
往復切符の場合署名をしなければ成りません。車内検札があります。
先日は、無賃乗車の乗客がいて、罰則金は取られなかったようですが、彼は次の駅で下車させられていました。
シルバーシートの案内と電光掲示板 車窓から
トリーアの駅
旧市街地の入口=ポルタ・ニグラ(黒い門) 登ると4ユーロ 入口側
中央広場
市立博物館・市庁舎
聖Gangolf教会
十字架にはそれぞれに氏名が書かれていました。
遊園地 マルクス生家(4ユーロ)
マルクス生家内
若き頃のエンゲルスさんの写真も
各国語に翻訳された「共産党宣言」
久し振りに見るヘーゲルさんです。 マルクスさんの家族
影響を受けた世界各国の人々
日本は、まさに極東、地の果てなのですね。 中庭
トイレ(中国語でしょうか) マルクスハウスの標識・案内板
通りの標示
マルクスの生家は、かなりの人出でした。本などを買う人も多くいました。
日本が半分しか載っていない地図はおかしかったです。写真を撮っていた人に「日本人です。」と話しかけました。
カイザーテルメン(ローマ時代の皇帝の浴場、4ユーロ)
ライン州立博物館
バジリカ宮殿
コンスタンチンバジリカ聖堂(左)とバジリカ宮殿
コンスタンチンバジリカ聖堂
世界遺産のマーク
ウイリー・ブラント広場
大 聖 堂 世界遺産のマーク
大聖堂中庭
ドーム博物館
Vigilateorte教会 聖母教会
お店の壁画
St.Paulin教会
墓地が教会に隣接していました。比較的珍しいです。
駅への帰り道を間違え少しあわてました。おかしいと思って道を聞くと200m先を右折とのことで助かりました。
車窓から、日曜日、トレッキング、自転車、ランニング、キャンプする人がかなりいました。
15:35発18:39ケルン中央駅着 帰りも各駅停車でしたが行きと路線が異なるのには驚きました。
19時近く、ほとんどの商店は閉店になっていました。スーパーのシャッターも閉まっていました。
魚の惣菜や果物は買っていたのですが欲しかったサラダは買えませんでした。
翌日わかったのですが、今日と明日は聖霊降臨祭の連休で多くの商店が休みなのでした。
これは、ホテルの窓から、夜9時半頃です。日の入りは遅く、夜も遅くまで明るいです。
出かける前は、マルクスの生家もローマ遺跡も大したことない、と内心小馬鹿にしていたのですが、
どちらも立派でした。行くか迷ったのですが、行って良かったです。
マルクスは、大学に入るまで、ドイツ最古の街と言われるこの町に住んでいたそうです。
大聖堂や黒い門・浴場跡等の古代ローマの遺跡を見、散歩してしていたのかと思うと不思議な気がしました。
他にもいくつかのローマ時代の遺跡が残っているそうです。
古代ローマ人は、ケルンやトリーアなど今に至る要衝の地を発見し、建設したのはやはり偉大だったなぁと思います。 【5月15日終わり】