新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

10月21日 その2 クライマックスシリーズ観戦記

2017-10-21 12:20:27 | コラム

不順な天候と自律神経失調症?に苛まれて:

20日夜も不調から脱しきれずに、結局は横になってプロ野球のクライマックスシリーズをボンヤリと眺めているだけだった。元々贔屓のテイ―ムもなく、どちらを応援する訳でもないので気楽に見ていた。何故か、昨夜もセントラルリーグの試合の中継放送をフジテレビが19時から始めただけだったので、18時からソフトバンクと楽天の方から先に見るしか選択権がなかった。

見始めて直ぐに読めたことは双方の先発投手が全くピリッとしていなかった点だ。ソフトバンクの和田は故障上がりだとは承知していたが、それにしても投球は高めばかりだし無造作にストライクをとりに行きすぎるなとみていたら、果たせるかな2回までで3点も取れてしまった。ところが、楽天の則本も西武を相手にした時に無残に打ち込まれた状態から全く回復しておらず、疲れ切ったような投げ方をしていたので、これでは保つまいと思っていた。そして、瞬く間に5点も取られてしまった。あの状態をピッチングコーチとやらは見抜けなかったのだったら、ただのぼんくらだ。

楽天の敗因はその則本を引っ張りすぎたこともあるが、私には「それはないだろう」と閃いた8回に出した福山が案の定、ソフトバンクの中村にホームランを打たれてしまったことがあった。その投手起用の失敗もあったが、如何に何でも内川にあれほどホームランを打たれたバッテリーの工夫の無さは責められても仕方がないだろう。これで2勝2敗となったのだが、未だ先行きは読めない気がする。楽天は内川とあれほど欠点が多いデスパイネを抑え切れれば勝機があるような気もする。

セントラルリーグだ。解説の古田と江本が指摘していたように、そつがない野球をするはずの広島があれほど攻撃面でバント失敗をし続けたのは珍しいのだが、勝負とはあのような展開になるものだという悪い例だっただろう。広島のジョンソン投手は今年は不出来だった訳だが、矢張りその気配が残っていてDeNAの投手の井納に不用意に投げたインサイドへの直球がヒットになって与えた1点が命取りで敗戦となったのは勝負の怖さだろう。

既に指摘したことだが、両方とも本拠地が屋根付き球場ではない為に、台風21号が襲ってくるだろう21と22日には無事に野球が出来るのかどうかが極めて疑問だと思う。しかも、ここでも2勝2敗では少なくとも後2試合はいないことには日本シリーズに出られる球団が決まらない。広島の方が上だと思うが、DeNAには失うものがない強さがある。とは言え、筒香のバッテイングが雑なのが気になる。

しかも、その後で、シリーズを何処で開催するかが決まるのだ。NPBは気が気ではないだろうかと、勝手に心配してやっている。実は、不思議でならないことがある。それは、新聞のテレビ欄を良く見ているのだが、今夜もセントラルリーグの試合の中継がないようにしか見えないのだ。何故だろう。



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