記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

懐かしい昭和風景のフォトブック愛好者から嬉しい手紙2千通超

2015年07月16日 20時44分51秒 | 福博まちの記憶

2007年から刊行しているフォトブックシリーズ、製作部数を完売すると増刷はせず新刊を出してすでに20冊。感想文も2千通を超え、今でも完売廃刊分がほしい、増刷してほしいという嬉しい問い合わせが来ます。先日も某珈琲店からの注文品を送ったところ、丁寧な感想文が届きました。常連さん達と懐かしい昭和ネタで盛り上がる際の必須品なんだそうです。

また、別の常連購入者のご家族からは、高齢のお父さんがこのシリーズをずっと楽しみにしているとの事を伺いました。サイト通販は福岡出身者で遠方暮らしの方が多く、1冊千円~1500円のフォトブックは案外重宝されているようです。(写真1枚目は届いた手紙、2枚目はすでに完売廃刊となった本)。このような反応が嬉しくて、普通ビジネス優先では創らない企画出版を続けています。

フォトブックは西日本鉄道に遺る昭和期の福岡の風景を中心に、福岡市内線(路面電車)やボンネットバス、懐かしい遊園地などテーマ毎にまとめているもの。自費出版なので印刷と写真借用料を引いて採算ギリギリで赤字にならないなら製作しています。よく勘違いされるのは、西日本鉄道から依頼されて(資金もらって)発刊していると思われるんですが、実際は写真の借用料を1点@3,000円基本でお支払いしています。そのため印刷代など先に支払うので、新刊が黒字ラインに到達するのは2~3年後(笑)。

お子様が絵本代わりにフォトブックを愛読し、ボロボロになったといって買い換える方もいます。にしてつ電車まつり等で直接販売する機会にも同様の声をよく聴きます。絵本のような厚い紙でないので、子供さんがページをめくると折れたり痛むわけです。高齢者も同様に薄い本をめくりにくいといった声が多く、秋の新刊では初チャレンジで絵本タイプも創ってみようと思い構想を練って出版社とも相談しています。さて、実現するかな。


2014年12月通販サイト・リニューアル!フォトブックシリーズ20冊


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