「 どくだみ」の緑は重厚な濃緑です。その濃緑に抱かれるように白十字の花片に黄色い蘂を持つ花が咲いています。葉っぱの色も白くて単純な花も目を引きつけます。
薬草や「どくだみ茶」として利用する時は今の花が咲いている時に根ごと採集して乾燥させるのです。
どくだみの字は草冠に茸に戈で構成されています。このパソコンでは当然ながら変換されません。漢和辞典によりますとこの字の音は「ジュウ」です。この草を「じゅう薬」とも呼ばれるのはこの字音から来ているようで、「十薬」の呼び名はいろんな俗説から出来た呼び名のようです。
それにしてもこの草は手で触ると異臭が手に染みて不愉快な思いになるのですが、お茶にして飲むとお腹がすっきりするのは妙です。
昨年頂いた鉢に植えられた草花が一輪咲いていました。なんとも綺麗な可憐な色です。径1㌢もないような小さな花なのです。葉は麦の若葉のような葉っぱをしています。名前をお聞きしていたのでしょうが失念してしまいました。どなたか教えてくださいませんか、
○コメントで早速にこの草花の呼び名をお知らせ下さいました。「ヒメヒオウギ」と云うのだそうです。漢字で表記すると「姫桧扇」、色と云い可憐さと云い、お雛さまの世界のようです。ありがとうございました。
○赤い「蛍ぶくろ」はもう絶えたのかと思っていましたら、他の場所に植えられてソッと咲いていました。
正式名は「アケボノホタルブクロ」(曙蛍袋)と云うのですと坊守が教えてくれました。成るほど、これも優雅です。
私もかわいさに心打たれ 住まいの下の公園で花が結実するのを待ち、いくつか頂いた実を今年蒔き いっぱい花が咲きました
このあなた様のブログを見付けたのは偶然で 母が小さな扇子に書いてあった歌があり 92歳の頃 これは誰の歌?と聞いたのですが 忘れた、と言う答えでした。今何故か急にその歌を思い出し パソコンに入れてみました。母よはは母をまつらむ母の寺摩耶マリヤに伊勢もまつらむ。この歌からあなた様のブログに繋がり 昭和50年頃の葉上あじゃりさまの歌と分かりました。ありがとうございました。実は6月3,4日と父の7回忌法要で京都に帰っておりました。
その折りに 北野さんにお礼参りに伺ったとき 大あじゃりさんの京都大廻りに巡り会い 私の家族、1歳の孫もお加持をいただき、感激して帰ってきたところです。そして今、不思議に思いだした母の扇子の言葉とあじゃりさんが結びつき この不思議にびっくりしています。何かお導きがあったのでしょうね。ありがとうございました。
突然で大変失礼いたしました。
早速に「ヒメヒオウギ」であるとお教えくださり有難うございます。「ヒオウギ」はよく知っていますが「姫桧扇」として初めて知ることが出来て嬉しく思います。
それにしても葉上阿闍利の「母」のお歌がご縁となったとは・・・・・、
葉上阿闍利とは30数年前に電話だけでお話をしたことがあります。亡父の関係で、
回峰行の京都市中大回りなどとの出会いなどなど私も不思議なご縁が重なっていることに驚いています。
ともあれ有難うございます。ネットは素晴らしい!