万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

仏飯台

2007年12月29日 | Weblog
 京都の古田仏具製作所に修復依頼していた
小物の仏具が帰ってきました。その中にご本尊
前に置く一対の仏飯台があります。
 浄土真宗本願寺派ではご本尊の上卓にはお仏
飯をお供えする時の台は依用(えよう)しない
ことになっているのですが、当山では昔から仏
飯台が使われてきました。
 この須弥壇、宮殿、上卓が調製された大正1
1年に同じく製作された仏飯台であることは確か
ですが、何故作られたのかは伝承がありません。
 六角台形で金箔押、金具打、六面に群青と緑青
が振り分けに彩色されているものです。余り他で
は見ることのない形状と色彩をしています。
 修復されて新調同様の輝きとなった宮殿、須弥
壇、上卓に今又修復された小さな仏飯台一対を置
いて見ると、一層の生気が漂い始めました。画竜
点睛と云うべきでしょう。わずか二点に過ぎない
群青と緑青の岩絵の具の色彩がよく効果を発揮し
ているように思えます。
 その製作に当たった仏具師も依頼をした当時の住職
慈朗師も80数年前に他界していますからその製作意
図について聞くべくもありませんが、仏教の美の世界
の感覚と云うべきものなのでしょう。  (住職)
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福島

2007年12月26日 | Weblog
ところ美術館内からの眺望は素晴らしい。
真正面に福島が浮かんで、その向こうに大崎上島の
木江が見える。
 小春日和の瀬戸の海は輝いておだやかである。
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築地塀

2007年12月25日 | Weblog
境内周囲の塀を新造いたしました。
今までの塀は昭和始めに造られたコンクリート製でしたが
長年の風雨や地震でかなり亀裂が入って危険な状態でした
ので本堂の新築に合わせて新造いたしました。コンクリー
ト製ではありますが、かなり鉄筋が組み込まれていますか
ら頑丈です。瓦葺き漆喰壁なので雰囲気がガラッと変りま
した。
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昭和侘助椿

2007年12月18日 | Weblog
少し開き過ぎていますが、昭和侘助椿です。
白侘助から変じた種のようで、少しピンク
かかっています。今年初めて咲きました。
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白侘助(しろわびすけ)

2007年12月17日 | Weblog
 境内の整備事業などで裏庭に目が行かぬ
間に「白侘助」や「昭和侘助」がひっそり
と咲いていました。この2,3日急に冷え
込んで来ました。椿は寒くなると咲く花、
元気を四囲に恵む花のようです。
 この侘助椿は椿愛好家の藤原芳郎さんから
頂いたものです。夏に「瀬戸のめぐみ」(屎
尿処理汚泥から再生した有機肥料)を施肥し
た為か生気がみなぎっているようです。
 寺庭に侘助椿が何種類か植わっていますが
いずれも清楚、端正、気品みなぎる椿であり
ます。
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本堂夜景

2007年12月13日 | Weblog
 今朝、暁鐘(午前5時50分)を撞きながら本堂を振り返り
見ると外灯に照らされて昼間とは違う光景がありました。
本堂内部にも明かりをつけるとよりロマンチックな雰囲気が漂
いはじめました。デジカメに撮ってみたのですが・・・、
大晦日にはもう少し工夫してみようと思います。乞御期待。
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公孫樹

2007年12月12日 | Weblog
境内の公孫樹の黄葉も7割方散っています。
本堂から撮影してみました。
この公孫樹には多くのご門徒の方が少年時代
からの思いでの深い銀杏の樹であります。
今は2年毎に枝打ちをしますので銀杏の実は
ほとんどなりませんが、昔は沢山に実をつけた
ものです。
珍しい双幹の大樹で、遠方からお参りの方が
時折「元気を貰おうっと!」、幹に抱きつく人
もいます。
樹木には足がありませんが、一ヶ所に根を張っ
て何百年も生き続ける生命力を持っています。
時に、人は樹木の寿(いのち)に学ぶ必用があ
ると思うことしばしばです。 (住職)
 
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今治の報恩講

2007年12月10日 | Weblog
昨日、一昨日と今治市内に住まわれているご門徒のお宅にお参りしました。住職が広島県廿日市に葬儀に参ることになり、私が代わって今治の方を参らせていただきました。
大三島から今治市街地までは、しまなみ海道が全線開通したおかげで30分余りです。が、通行料が高いのが悩みです。それでも最近はETC割引でいくらか軽減されていて、特に土日の9時-17時は2割引きになってます。昨日はその時間を選んでお参りさせていただきました。

土日ということもあってご家族がそろって、また別宅から帰られ集われて、報恩講のご縁にあわれておられる家も多く、嬉しくなります。保育園、小学生のお子さんもいっしょうけんめいお勤めしてくれました。
またあるお宅では、うどん屋さんの店長をされている奥さんから、生のうどんを沢山いただきました。これは本当に絶品で毎年楽しみにしています。
しかし、昨日はうどんも母にことづけて早々に京都に逆戻り。また一週間程の本山での勤務です。
京都駅に着き群衆とすれ違いながら烏丸口に出ると、そこから京都タワーがまじかに見えます。その光景にいつも、二時間余りで別世界に来たような感じになります。でも本願寺で門徒さんと接していると、その距離感が無くなるのが不思議です。田舎でも都会でも、さほど変わぬコミュニケーションがあるのは、皆さんが同じ心のふるさとを知らず知らずの内にも持っているからかも知れません。


報恩講とは しんらんさまありがとう という心だと、祖父は教えてくれました。
若院
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清風宝樹

2007年12月05日 | Weblog
画像の色紙は昨年ご往生になられました武邑尚邦和上
の色紙で「清風宝樹」と麗筆でご揮毫されています。
これは親鸞聖人の浄土和讃のお詞、お浄土の樹々に清
風が吹くとえもいわれない音声(おんじょう)が聞こ
えすべての音が調和して猥雑な雑音は聞くことはないと
讃えられています。
 花は西王母椿を百合の実殻と生けてみました。花器は
古銅で、床は新本堂の講師間の床です。西王母椿はどの
ように生けても存在感があります。椿の女王といえます
ね、                   (住職)
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盆栽

2007年12月04日 | Weblog
 今朝早く大三島を発って、砥部、重信、松山方面の報恩講の
お参りに行きました。
 砥部にお住いの小池宣男さんのお宅を訪ねると玄関横に盆栽
棚があってそれを眺めるのが一つの楽しみです。松は一本も無
い紅葉や欅などの落葉樹のみの盆栽が丹誠込めて育成されてい
ます。素晴らしいものばかりです。黄葉が半ば散っていますが、
裸木も誤魔化しがなくていいものです。小池さん、80になり
ましたと、奥さんと仲良く暮らしておられます。(住職)
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