万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

ガーベラ

2012年08月27日 | Weblog
                            

 今春にリフォームした内玄関にガーベラと八つ手が信楽の鶴首に家人によって挿してありました。真上の天井に設えてある小さ

なスポットライトを点灯するとこのような影が現れました。面白いので撮影してみました。
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第2回 万福寺寄席

2012年08月26日 | Weblog
 8/26 午後2時30分開演で第2回万福寺寄席が始まりました。1時過ぎには早い人はやって来られていました。今日は暑いことはまだ暑いのですが、少し秋を感じる風が吹いて恵まれた日でした。150数席椅子を用意していましたが、開演前には満席状態となっていました。

  

 2:30 喚鐘を七五三に打っていつものご法座のような開座です。住職と若院は黒衣に五条袈裟にて内陣に出勤。
三奉請(さんぶじょう)に続いて「重誓偈 」(じゅうせいげ)の勤行が堂内にこだましました。
 昨年と同じように若院が黒衣、五条で高座に上がり、ご法話。皆さんよく聞いてくださいました。以上が開座のセレモニーです。
 
 開座法要が終わりますと、3時ですからおやつの時間になります。大きなシュークリームと冷やした紅茶、去年好評でしたので今年も同じものにしました。庫裏の広間、玄関ロビー、本堂でくつろいでいただきました。

  
   
    笑福亭べ瓶(べべい)師の熱演、鶴瓶師匠の門弟とのことです。

  
昨年に続いての講演でお馴染みの人も多くいて、始めから大喝采、殊に話中の女形の演技には笑いを誘います。畳一畳分もない高座上の演技が大劇場のステージを見ているような思いにさせられるのは落語に培われて来た話芸なのでしょう。不思議な感じがします。

                       
                      こんなラフな姿になられて大阪へ帰ってゆかれました。大爆笑の余韻を大三島に残して・・・・、
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線香花火大会(せんこうはなびたいかい)

2012年08月24日 | Weblog



 広島の孫たちが明日帰って行くので「花火大会」をしました。花火と云ってもほとんど「線香花火」です。線香花火は全く爆発

音もなく静かですが、花火の中で一番長くパチパチしていてみんなの眼を集中させてくれます。この花火は昔も今も変わりまん。


                        
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朝焼け

2012年08月23日 | Weblog
    
        8/22、AM5;30の東の空

 昨朝(22日)と今朝(23日)朝鐘を撞きに鐘楼に上がると東天が朝焼けていました。まだまだ日中は35度近い熱暑が続い

ているのですが、この朝焼けを見ていると秋の気配を感じます。


   
      8/23、AM6:30の東の空


 21日より広島の孫たちが来てワイワイしております。ダンダン私との感覚の距離が開いて来て驚くことしきりです。
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万福寺寄席

2012年08月19日 | Weblog
                                 


 本年もご要望により「万福寺寄席」を開催することになりました。過日、お世話人さんや仏婦役員の方を通して、また新聞折り

込みでビラを配布いたしましたからご周知のことと思います。ただ今ほぼ満席状態となっています。ご希望の方は電話でお問い合

わせ下さい。

 今年も昨年に続いて上方から3代目桂春蝶師が高座に上がられます。前席は笑福亭べ瓶師がつとめられます。きっと昨年のよう

に笑いの嵐が巻起こることでしょう。

 高座は大正年間に作られた総ケヤキ製の大層立派なものです。本堂改築の際、残すか否か随分思案したのですが、残していて良

かったと今では思っています。高座での説教も今後行うこともあるでしょう。

 
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大三島の盆

2012年08月16日 | Weblog
大三島の盆と云いましても大三島岡山地区の盆についてですが、4集落あってそれぞれ特色があります。とは云いましても私はお盆の法務で4地区のお盆行事を見に回ることは残念ながら不可能です。

 14日に宗方地区の合同の盆法要が行われ盆踊りが行われましたが、朝から生憎の雨で急遽、地区中央部に建つ宗方地区館で行われました。1階の仏間で法要、踊りは2階の体育ホールで太鼓を中心に輪をつくって踊られました。

 15日には野々江中央広場でユニークな新盆踊りが賑やかに踊られたとのことです。この踊りは新盆の家の喪主の方が「そうめん箱」を背負い、その中にお名号と新盆の方のお名前が書かれた和紙が貼られ、その前にお灯明と樒が一枝供えられています。親族知友は手に樒の枝を持って踊るのです。新盆が多い年は何組も参加しますから、大きな踊りの輪となるのです。
 今年も広島の中国新聞の写真部の方が大勢撮影に来て居られました。次いで口総の仮装踊りの撮影に来られ色々お話したことです。

 浦戸地区は地区館広場で行われ大勢のの帰省者で賑やかであったようです。


   
   宗方の室内盆踊り


             
口総万福寺での盆風景
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さるすべり

2012年08月10日 | Weblog
                             


                             

       幾日も降る気配なし百日紅    明慧



猛暑にあえいでいたら8月7日が立秋であったとカレンダーに記されていました。まだまだ猛暑が続きそうな気配。明日からお

盆の法務で多忙になります。16日まで無事にお勤めが出来ますか、一寸不安になります。

 7月末にアーサー・ビナードさんの原爆資料14点の写真詩集『さがしています』に促されて被爆死した兄綜智のことを冊子に

まとめてみました。余りにも急いで編述したもので推敲も校正も余りしないまゝプリントしましたので読み返してみると嫌になる

ほど変なヶ所が目に付きます。私なりに推敲したり、書き足すこともあり、その作業をヒロシマ、ナガサキの原爆忌に明け暮れま

した。やっと今朝出来上がり、5冊ほど製本してみました。これでどうにかお盆の法務に専念出来るかと思います。

 
 ○広島の平和記念資料館よりお知らせが昨日届き、8/14(火)~8/22(水)まで広島市中区八丁堀のアーバンビューグランドタワー公開空地内 ギャラリーGを会場に『さがしています』にビナードさんが取り上げた被爆遺品の写真14点と14篇の詩が展示されると云うご案内でありました。出版記念展覧会と云うことです。
広島ご在住の方は足を運んで見て下されば有難く存じます。私も期間中に行って見ようと思っています。

 ○11/9(金)の夕、今治市玉川町でアーサー・ビナードさんの講演会が催されるとのこと、玉川の会場に行かれる途次、大三島の万福寺にお寄り下さるとの連絡がありました。楽しみに待たせていただきます。


 
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ゴーヤのカーテン

2012年08月04日 | Weblog
                           
                           緑のカーテンに見えますか

 一ヶ月くらい前に福山のランコさんよりゴーヤの苗をいただいたので「緑のカーテン」に仕立てて見ようと思い、西向きの窓の

下にタンプラーや大振りの植木鉢を並べて植えました。秋成りのキューリの苗も手に入ったので一緒に植えてみました。軒からネ

ットを下げて鉢に止めました。窓の軒から鉢まで相当高いので果たして蔓が伸びて来るかどうか・・・・、でも1ヶ月経ちますと

どの苗も窓まで伸ばして来ました。キューリも何本ももう食べました。ゴーヤも何コも実が付いていますが、なかなか大きくなり

ません。

 午後からは熱い日光を受けるようになり、余りの熱さに全て萎れるのです。そうなると日よけのカーテンではなくなります。急

いで水を遣るのです。するとまた蘇るのですが、なかなか忙しいことです。

                           
                           初生りのゴーヤ


    苦瓜(にがうり)の蔓先遊ぶ朝の窓    明慧    

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子ども会

2012年08月03日 | Weblog
8/1、夏休み子ども会を今年も開催いたしました。台風の風が少し吹いていましたが、元気な子供たちが30数名やって来ました。

                         

 今年の仏讃はお正信偈を一緒にお参りしましたが、なかなか上手に大きな声でお参り出来ました。

 お楽しみの昼食は万福寺名物「流しそうめん」・・・、必死で流れて来るおソウメンを箸でねらいます。水に流れるおソウメンは生きがいい味がします。トマトやキュウリも流れて来るのです。

 「おにぎり」なども用意しましたが、ほとんど完食!成長期の子供たちは気持ちがいいほどの食欲です。

         

 ゲームやお話で楽しい時間を過ごしました。

   

  (画像をクリックしてください)
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8月の法語

2012年08月01日 | Weblog
                                 

今日から8月、四囲の樹木の蝉の声も一層盛んに聞こえます。二つの台風が接近中、猛暑の今朝、もう風が吹き始めています。

 8月の法語カレンダーのお言葉は正嘉元年(1257)十月十日付けの性信房に宛てられた親鸞聖人のお手紙から選ばれていま

す。

    信心のひとは その心 すでにつねに 浄土に居(こ)す

 如来さまのやるせない大慈悲にいだかれてあることをお聞かせあずかった人は、この娑婆世界(忍界土)にありながらもすでに

浄土のおだやかな光と香りにつつまれているのです。

 「浄土に居す」とは中国の善導大師の『般舟讃』(はんじゅさん)に見られるご解釈なのですが、性信房へのお手紙には続いて

意味の深重な内容の事をさらーっと申されるのです。

  「居す」というは「浄土」に、信心のひとのこころつねにいたり、というこころなり。これは弥勒(みろく)とおなじという
 ことを申すなり。これは等正覚(とうしょうがく)を弥勒とおなじと申すによりて、信心のひとは如来とひとしと申すこころな
 り。

 貴賤、男女、老若、人寿の長短、富の有無、学問の有無、徳の有無に係わることなく弥陀の本願に触れる人はお浄土に往生るこ

とは間違いのないことであることを常にどっしりと当然のように申されます。これは100㌫他力なるが故にこのような論理が成

り立つのです。 
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