MAMMA ちょっと 元気になれる かもしれない処

箱根西麓の山の上で 自然な生き方を模索する日々

ご恩を忘れません

2019-10-14 22:27:17 | komako

朝8時、世和土木の社長が5人の作業員とやって来て、土砂を片付けてくれることになりました。

台風の日に現場を見に来てくれた社長が帰った後で、台所の前がごっそり落ちた場所です。

ガス給湯器が見えなくなり、雨どいからの排水管がつぶれ、プロパンガスも斜めになりました。

写真では大した量に見えませんが、どっしり積もっているのですごい量でした。

こちらは3人仕事で、一人が運ぶ専門でやっていました。

一輪車2台を使うので、休むひまなくやり続けます。

長屋の裏は2人でやっていました。

リーダーは日本人で他の4人は中国の方、皆さんほんとによく働きます。

中国の方たちは若くて背も高く力があって、鍛えられた体に見えましたが、

休憩時間に良くタバコを吸っているので、タバコと縁がない私には珍しい光景でした。

下から眺めるよりも上から見ると、土砂崩れの大きさが分かります。

私は運んできた土砂を置く場所を指定し、それをならしながら斜面に落としていきました。

時々雨がちらつき、泥が滑るので、運ぶ人もきつい仕事です。

巨大な石とクズやクサギの太い根、クヌギの切り株や根も入っていて、

先週草刈りをしなかったら、つるや草でもっともっと大変だったろうなと思いました。

浄化槽の上に落ちた土砂に入っていた大きなコナラの切り株は、根がすごいので、

それが出て来るたびにノコギリで切らねばならず、手間がかかっただろうと思います。

最後に根を全部切った切り株が姿を現し、やっと一輪車にのせ4人がかりで運んでいきました。

雨が次第に強くなり、濡れながら作業を続け、水の通り道を作ったところで、

土砂の方の作業は終わりになりました。

泥まみれの一輪車は私、スコップ類はばあちゃんが洗っている間に、

作業員の方達は、崩れそうな場所にブルーシートを張ってくれました。

 17:01

雨でかすんでいますが、これではブルーシートが足りないそうです。

社長がシートを置いて行って指示してくれたことを、きっちりやって下さいました。

ここまで考えてくれる気持ちが嬉しいです。

苦しい時にさっと手を差し伸べてくれる友人がいる幸せ、涙が出ます。

すっかりきれいになった家の裏と横、次の土砂が落ちてこないことを願いますが、

それは時間の問題だということも分かっています。

一日目いっぱい働き疲れているはずですが、心が高ぶっているせいか疲れを感じません。

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