「ママ、どうだった?」
「宇宙(ひろし)はどうだったの?うまくできた?」
「ママはね、面接上手だったぞぅ。うん、さすがママだ。先生もにこにこしてて感じ良かったなぁ。」
「お父さんもなかなか立派でしたよ。あの質問の時はびっくりしたけど、上手に答えてくれたんでホッとしたわ。」
「いやぁアレには驚いたね。アレは想定外だった。」
「ねぇねぇ、ママはパパって言わなかったの?」
「そうよ、ママを信用しなさい。」
「僕はみんなできたと思うよ。ひとつだけできなかったのがあったけど。」
「え?できなかったの?それどんな問題だった?」
「積み木でね、お手本より2個多い物に○をつけるんだ。でも沢山あって全部数えないうちに『止めましょう』って言われちゃった。」
「あとはどう?」
「うん、大丈夫。コップをくっつけて紐で結ぶのもできたし、体操の時は先生に『よーし上手』って言われた。」
「それからどんな事したの?」
「えーっとね…」
「ふたりともお腹すいてないか?お父さん喉もカラカラだ。」
「あらもう1時よ。何処かでお昼食べて帰りましょうか。」
「ビザがいい!」
「ピザか、よしそれじゃぁ駅の向こう側だけど、あそこのイタリアンに行こう。」
「いつか行ったことあるわよね。あそこのピザ、何だっけ、えーっと、エビとルッコラのビザ美味しかったわ。」
「確かポイントカードあったよな?」
「今は持ってないわ、でもいいじゃない無くても。」
「行こう、行こう。」
僕はママの手を引っ張ってずんずん歩いた。でも少し疲れた気がした。
「宇宙(ひろし)はどうだったの?うまくできた?」
「ママはね、面接上手だったぞぅ。うん、さすがママだ。先生もにこにこしてて感じ良かったなぁ。」
「お父さんもなかなか立派でしたよ。あの質問の時はびっくりしたけど、上手に答えてくれたんでホッとしたわ。」
「いやぁアレには驚いたね。アレは想定外だった。」
「ねぇねぇ、ママはパパって言わなかったの?」
「そうよ、ママを信用しなさい。」
「僕はみんなできたと思うよ。ひとつだけできなかったのがあったけど。」
「え?できなかったの?それどんな問題だった?」
「積み木でね、お手本より2個多い物に○をつけるんだ。でも沢山あって全部数えないうちに『止めましょう』って言われちゃった。」
「あとはどう?」
「うん、大丈夫。コップをくっつけて紐で結ぶのもできたし、体操の時は先生に『よーし上手』って言われた。」
「それからどんな事したの?」
「えーっとね…」
「ふたりともお腹すいてないか?お父さん喉もカラカラだ。」
「あらもう1時よ。何処かでお昼食べて帰りましょうか。」
「ビザがいい!」
「ピザか、よしそれじゃぁ駅の向こう側だけど、あそこのイタリアンに行こう。」
「いつか行ったことあるわよね。あそこのピザ、何だっけ、えーっと、エビとルッコラのビザ美味しかったわ。」
「確かポイントカードあったよな?」
「今は持ってないわ、でもいいじゃない無くても。」
「行こう、行こう。」
僕はママの手を引っ張ってずんずん歩いた。でも少し疲れた気がした。
両親と一緒に面接を行うわけですか?
それは凄いです。やはり親がしっかりしなければ
子供は良い子にならない訳ですね。
お父さんビール美味しかったことでしょうね。
小学校の面接は
両親と子どもの3人で行うところと
両親だけ、母親と子どもだけ等
いろいろです。
面接日も子どもの考査の日だったり
もっと前だったり後だったり
いろいろです。
普段忙しいお父さんは
お母さんに問題をまとめて貰い
夜中に練習します。
普段威張っているお父さんは
恥ずかしい思いをしてやっと受験を認識します。
全然知らない世界を見ているようです。
父親は仕事ばかりで無関心だから、良い機会
かもしれません。でもこのようなことを
体験出来るのは、ほんのわずかな
家庭だと思います。私の周りでは余り聞かない
話です。
こちら マー坊様 今日もお元気で!
たくさんの方が受験します。
公立の小学校に関して、いい話を聞かないから
というのもひとつの原因です。
今の時代、小学校の受験を経験することは
子どもの為じゃなくて
母親の為、父親の為なのだ。
ということがタイトルの意味です。
やはり私達の街はのんびりしているのです。
でも中には、色々考えている人も
いるのかもしれません。
ただ私の周りには居ないだけかも。
色々勉強になります。