「~だわ」
「~なのよ」
「~なのよ」はともかく、
「~だわ」などという女子に、未だかつて出会ったことがない。
『それから』の三千代は、たしかに「残酷だわ」と発したが、あれは小説だし、時代もちがう。
現代日本で語尾に「~だわ」といっている女子は、まぁゼロとはいわないけれども「ごくわずか」でしょう。
ところがモノカキをやっていると、女子の口調を「~だわ」にしてくれ、、、なんていう指示を出されることがある。
いやいやちょっと待ってくださいよ、これ若い女性の発したことばじゃないですか、自分もその場に居たわけで、「~だわ」なんていってませんよ。
といったところで、ボスの指示は変わらない。
狙いは分からなくもない。
要はことばだけで男か女かを表現したいわけでしょう、しかしだね、読み手は不自然な語尾のほうを気にしてしまい、話している内容が頭に入ってこないのではないか。
とくにひどいのが、外国人のインタビュー記事(の和訳)。
外国語なのでこっちも確認のしようもないし、どう確認したらいいのかも分からんのだが、女性であれば「ほぼ100%」で「~だわ」にしている。
マドンナやケイト・ブランシェットが、「~だわ」みたいに話すと思う?
そういうことになっている。
つまりは、過去例をそのまま踏襲する、、、を繰り返している。
裁判みたいだね。
こういうの、古いなぁと思ってしまうのだが。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(249)』
「~なのよ」
「~なのよ」はともかく、
「~だわ」などという女子に、未だかつて出会ったことがない。
『それから』の三千代は、たしかに「残酷だわ」と発したが、あれは小説だし、時代もちがう。
現代日本で語尾に「~だわ」といっている女子は、まぁゼロとはいわないけれども「ごくわずか」でしょう。
ところがモノカキをやっていると、女子の口調を「~だわ」にしてくれ、、、なんていう指示を出されることがある。
いやいやちょっと待ってくださいよ、これ若い女性の発したことばじゃないですか、自分もその場に居たわけで、「~だわ」なんていってませんよ。
といったところで、ボスの指示は変わらない。
狙いは分からなくもない。
要はことばだけで男か女かを表現したいわけでしょう、しかしだね、読み手は不自然な語尾のほうを気にしてしまい、話している内容が頭に入ってこないのではないか。
とくにひどいのが、外国人のインタビュー記事(の和訳)。
外国語なのでこっちも確認のしようもないし、どう確認したらいいのかも分からんのだが、女性であれば「ほぼ100%」で「~だわ」にしている。
マドンナやケイト・ブランシェットが、「~だわ」みたいに話すと思う?
そういうことになっている。
つまりは、過去例をそのまま踏襲する、、、を繰り返している。
裁判みたいだね。
こういうの、古いなぁと思ってしまうのだが。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(249)』