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6月28日
ネムノキ(合歓の木:マメ科の落葉低木)の花が咲き始めてきました。
梅雨の時期から盛夏にかけて見頃を迎え、淡い紅色に見えるのはオシベで、
その姿は繊細で美しいですね。夜になると葉を閉じて垂れ下がり、その姿が
あたかも眠っているように見えることからこの名前が付いたようです。
樹皮や若葉は生薬として用いられ、利尿、強壮、鎮痛、精神安定などに使われ
ているそうです。
松平郷園地内にも数株、周辺の山野にも自生のネムノキが開花してきました。
花言葉:夢想、歓喜、安らぎ
ネムノキの花が咲き始める頃、松平郷園地では夏鳥として知られる
サンショウクイ(山椒喰:サンショウクイ科の夏鳥)の姿が見られるように
なりました。「ヒリヒリ—」という声が特徴で、辛い山椒を食べた時の
「ヒリヒリ」と聞きなして山椒喰い名づけられたようです。体長は20cm前後で、
尾が長いのでとてもスマートに見えます。落葉広葉樹林に住み、主に昆虫を捕食
しているようですね。
(写真右オス・左メス)
ーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー