真夏でも生育が衰えない……天下茶屋から花便り！

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7月25日

九州、四国、近畿、北陸地方の梅雨明けが発表されましたが、

東海地方はまだのようですね。

でも、朝から澄み切った青空を見ると、梅雨明けも間もなく

でしょうね♬

 松平郷園地では、キキョウ（桔梗：キキョウ科の多年生植物）

が咲いています。清々しい青紫色で星形の花と、紙風船の様に

可愛く膨らむつぼみが魅力的ですね。日本では古くから親しまれ

ている植物で、秋の七草のひとつとして知られています。

青紫色の他に、白色や淡いピンク色、他にも八重咲など生花店

での品種も増えているようです。

真夏でも生育が衰えず、松平郷園地では8月下旬まで見ることができます。

………………………BY  中根  重吉…………………………………………………………

 

花言葉：気品

右巻きや左巻き……天下茶屋から花便り！

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７月１９日

 

台風５号と梅雨前線の影響で、週末もあまり天気に

恵まれそうにありませんね。

 

野生の蘭としては、最も普通に見られるネジバナ

（捩花：ラン科の多年草）が咲いています。

日当たりの良い野原や、公園の芝草にまぎれて咲いて

いるのも、時折見かけますね。巻く方向はさまざまで

右巻きや左巻き、時には巻くことをさぼって一列に

咲いているものなどさまざま。

花色は一般的には淡い紅色ですが、濃いものから薄いもの、

時々白色のものも見つかります。

一つの花の直径は５ミリ前後と小さく、でも良く見ると

花の形は蘭の仲間だと判ります。

松平郷園地では、東照宮横の祭り広場やトンボ池周辺の

土手など、日当たりの良い場所で見つかります。

 

花言葉：思慕、秘密の想い出

……………………BY   中根    重吉……………………………

鮮やかな瑠璃色の姿……天下茶屋から、野鳥の便り！

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７月６日

 

この時期の天気予報は中々難しいようで、

日毎に予報が変わり、お出掛けには傘が手放せないようですね。

 

 

鮮やかな瑠璃色の姿を見せてくれるのは、オオルリ（大瑠璃：

スズメ目ヒタキ科の夏鳥）のオスです。

体長は１６センチ位なので、スズメよりひと回り大きくて、

とてもスマートな野鳥です。そして美しいのは姿だけではなく、

さえずりは日本の三鳴鳥のひとつ（他はウグイスとコマドリ）

と言われ、ゆっくり「ピリーリー、ピールリー、ジィ、ジィ」

と高い梢の上などでさえずります。

毎年４月下旬頃に夏鳥として姿を見せ、滞在している間に巣作り、

繁殖、子育てをし、１０月頃にはインドシナやフィリピンに渡り

越冬します。主食は昆虫のようで、写真はカマドウマ（コオロギに

似たバッタの仲間）を捕獲したところです。

………………………BY  中根   重吉……………………………………………