5月27日
松平郷園地では、センダン（栴檀：センダン科の落葉高木）の花が咲き始めています。
この木は成長が早く、短期間で高木になるので、公園や校庭などに植栽され、比較的
よく見かける樹木ですね。松平郷園地では、１０メートルほどのの高さに成長した３本の
センダンが、氷池湿地付近で見られます。
花言葉：意見の相違栴檀は双葉より芳ばし」ということわざがありますが、この「栴檀」
とは別の木で白檀（ビャクダン）のことを言い、本種はさほど香りはありません。
５月下旬から６月にかけて、若い枝からのびた葉の脇から、多数の花枝を伸ばし、
直径２センチ位で、５弁の淡い紫色の小花をたくさん咲かせます。
この花の色は樗色（おうちいろ）と呼ばれ、センダンの古名「樗（おうち）」からきています。
松平郷園地では、１０メートルほどのの高さに成長した３本のセンダンが、氷池湿地付近で見られます。
花言葉：意見の相違
5月22日
コアジサイ（小紫陽花：ユキノシタ科の落葉低木）の花が見頃を迎えてきました。
山裾の、あまり陽の当たらないような所に咲き、
一般的なアジサイの仲間同様に花色に変化があり、淡い紫色〜白色が見られます。
茎の高さは１メートルからせいぜい1.5メートルで、地味な花ですが、
清楚な雰囲気が山里には似合いますね。
松平郷園地の山裾には昔から数百株のコアジサイが自生しており、
６月初旬まで天下茶屋の裏山などで見られます。
花言葉：忍耐強い愛
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月13日
松平郷園地の氷池湿地では、アヤメ（文目・綾目・菖蒲：アヤメ科の多年草）が
見ごろを迎えています。また、アヤメに良く似たカキツバタ（燕子花、杜若：
アヤメ科の多年草）も氷池周辺で咲いて来ました。
アヤメとカキツバタは、いずれも良く知られた花ですが、なかなか区別がつかない、
と良く耳にしますね。「いずれがアヤメかカキツバタ・・」と言われるくらいに
似ている花ですが、一番の見分けは、花（外側の大きい花びら）の付け根にある
模様が、アヤメは網目模様になっていて、これが綾（あや）の目ということで
「アヤメ」となります。
一方カキツバタは同じ所にある班が白い三角の形をしています。
●アヤメ(写真上）花言葉：希望、良い便り
●カキツバタ(写真下）花言葉：幸運は必ず来る
ーーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月7日
松平郷園地で、鮮やかにシャクナゲの花が咲き始めてきました。
蕾のうちは濃いピンク色で、開花に伴い淡いピンク色に変化してきます。
自生のものは、東北から中部地方など、東日本の山岳地帯に生育することから
「アズマシャクナゲ」と呼ばれています。園地のシンボル「松平親氏公銅像」
前から天下茶屋に向かう歩道脇と、高月院駐車場付近で観られます。
花言葉：威厳、荘厳
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月6日
松平郷園地では、タニウツギ（谷空木：スイカズラ科の落葉低木） の花が
咲き始めてきました。谷沿いなどの二次林などで良く自生が見られる ことから
「谷」の名前がありますが、日当たりの良い道路沿いなどでも自生の タニウツギが
見られます。ツボミは紅赤色で、開花とともに淡いピンク色となり、 枝にびっしりと
たくさんの花を付けるのでかなり見応えがありますね。
松平郷園地内では、室町塀沿いや、小川周辺で見ることができます。
花言葉：しとやかな美人
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5月2日
松平郷園地では、ヤブデマリ（藪手毬；スイカズラ科の落葉低木）の 花が
見頃を迎えています。樹高は3メートルほどで、大きく伸ばした 枝に、葉を
覆い尽くす程に咲いた真っ白な花が見事です。
白い花びらに見えるのは実は装飾花で、それに囲れた小さなぶつぶつが
本当の花（両性花）になります。 湿った場所を好む植物のようで、松平
郷園地では、天下茶屋の前を 流れる小川沿いで見られます。
花言葉：「私を見捨てないで」「隠された美」など
ーーーーーーBY 中根 重吉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
