昨日、移動の間に時間があったので、5年近く前から気になっていた、跨線人道橋を渡ってみた。
左の写真が、その跨線人道橋。京成線側から撮影。
場所は、日暮里駅のすぐ南、鴬谷駅との間。
列車から見ていて、非常にピッチの狭い青い縦桟が気になっていた。
山手線、京浜東北線、東北線、常磐線と4線をまたぐ長さも。
昔のレールを利用した支柱も。
谷中霊園の端に沿って抜けていき、少し坂を下るとこの人道橋に出る。
霊園側の人道橋のたもとの下は、なんだか殺風景な児童遊園になっている。
人道橋は、この児童遊園の上を、無骨な鉄骨支柱に支えられ越えていく。
いざ人道橋に出会うと、おおっと結構感動がある。
霊園側から行ったので、そのギャップもあったかもしれない。
右の写真のような、両側の青い壁が真っすぐつながっている不思議な感じ。
人道橋の上には何も無いので、すごく単純で人工的な空間が。
測ってはいないが、幅は2.5mくらい、柵の高さは1.8mくらいだったかな。
足がかりを徹底排除した?柵は、通路側は縦桟のみでそのピッチは5cm弱くらい。
ほとんど手も通らないような隙間の幅。
そのおかげで、人道橋を見通す視線からでは、線路はほとんど見えず、青い壁がつながっているように見える。
高さも結構高く、長さも長く、幅が狭く、下が線路なので恐そうだが、この青い壁のおかげ?で全く恐くは感じない。
この人道橋は、狭いとはいえ、柵なので隙間からちゃんと電車が見える。
左の写真は、山手線のE231系の屋根。
列車を上から見るこのアングルが懐かしい。子どもの頃によく見に行っていた。
安全面から、柵に後から面材を貼ってしまうものが多いが、この密な縦桟ピッチであれば、その必要もなかったのかなと。
この人道橋、日暮里の街側は、右の写真のように、常磐線と京成線の間に降りていく。
この階段部分の常磐線上り線との距離がとても近い。
階段の途中で見てると、運転士さんがすぐそばを通っていく感じである。