コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

名門2校が散る、高校野球選手権静岡大会準決勝。

2017-07-25 21:52:23 | 高校野球
静岡県を制して甲子園への道にチャレンジできるのは4校となりました。
今日はその4校が激突する準決勝を迎えました。
今日は平日ですのでじっくり中継を見る事が出来ませんので、移動中の車の中でラジオを聞いた感想とダイジェストを見ての感想等を中心にお伝えしたいと思います。

第1試合、浜松商VS日大三島。
試合序盤内容は日大三島ペーだったようです。しかし劣勢ながら耐え忍んで好機を窺うという強かな名門浜商の伝統の力が7回訪れます。ノーヒットで3塁までランナーを進めワイルドピッチの間に先取点を取ります。
そつのない浜商の攻撃でした。
しかし、9回日大三島も意地を見せて土壇場で同点。
この後は再び投手戦になります。
延長13回浜商はエース増田が熱中症から足がつるアクシデント。ここで2番手で投げていた中山が再びマウンドに登ります。13回の日大三島の攻撃を凌いで迎えた14回タイムリーと押し出しで2点を挙げ14回裏を迎えます。
ランナーはありましたが2アウトを取った浜商に凱歌が上がるものだと誰もが思ったでしょうが、日大三島はここから粘り、長打で再び同点、更にタイムリーで逆転サヨナラで勝ちました。
90%以上勝利を手中に収めながらスルリをこぼれてしまった浜商、無念だったと思います。
でも両チームの死力を尽くした戦いは多くの高校野球ファンに感動を与えてくれたと思います。
浜商の名門復活までもう少しという事を感じさせてくれた今大会の戦いだったと思います。

第2試合、静岡VS藤枝明誠。
好投手同士の投げ合いという予想でしたが、初回から打ち破られました。
いきなり静高が3本のタイムリーで3点を挙げると、2回表明誠も3点を返して打撃戦の様相を呈してきました。
静高は2回裏1点を取って突き放しますが、明誠も食らいついて同点次の回逆転。その裏静高は4番成瀬のホームランで再びリード。
しかしその後も小刻みに加点する明誠に静高のバッティングにも焦りが出てきたように感じます。
池谷の後2投手をリレーさせ再び池谷がマウンドに登る静高に対して、明誠は好投手久保田が途中から落ち着きを取り戻して静高の強力打線に付け入る隙を与えない見事なピッチング。
9回表、明誠は決定的な6点を挙げ、成瀬のホームラン以降無得点に抑えた明誠が優勝候補の最右翼の静高に終わってみれば14-6と圧勝した試合でした。
日曜日に見た池谷君は、球威があってプロ注目というのも頷けると思っていましたが、高校生がやる事ですメンタルの歯車がひとつずれてしまうと修復が難しいものだと感じました。

さていよいよ明日は決勝です。
日大三島VS藤枝明誠の対戦になりました。
日大三島の選手達は今日14回を戦って疲れがあると思います。特に投手の海野君大変だと思います。できる事なら明日雨で順延になってくれる事を願いたいのですが、そういう訳にもいかないでしょうね。
でも今日見せた粘りを明日も発揮して欲しいですね。

藤枝明誠は静高を撃破して乗っています。特にエースの久保田君さすがにU-18日本代表に選ばれるだけありますね。
素晴らしい制球力と変化球で打者を翻弄する圧巻のピッチングでした。
選手の皆さん色々な方々の思いを背負っていると思います。家族・OB・先輩後輩・ベンチに入れなかった選手・対戦した敗れた高校の思い等ですが、選手宣誓でもありましたが感謝の気持ちを忘れずにもうひと頑張りお願いしたいと思います。

頑張れ!! 日大三島、藤枝明誠!!

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