サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

銀座ロシアめぐり「赤の広場」&「マトリ・キッチン」

2022-10-15 | ロシア料理とその仲間たち
コロナ禍がなければ一昨年ウラジオストクに行くはずだったメンバーと、
過日、銀座のロシア・スポットをはしごしてきました。
こんな時期ですが、こんな時期だからこそ、ロシア関連業種の
周辺状況が気になって、応援の意味もこめて…。


昭和通りに面して建つロシアの食料品店「赤の広場」銀座店。2度目の訪問。
ヴィクトリアショップ「赤の広場」https://victoriashop.jp/


ロシアによるウクライナ侵攻後、お店の看板が壊されてしまった
というニュースを聞いたときは、やりきれない思いでしたが、
今は看板もきれいになっていました。


正面にはガガーリンのTシャツやプラトーク(スカーフ)が飾られ、
冷凍ケースには、売れ筋のスィローク(チーズ菓子)や
ぺリメニ、ヴァレニキ、ブリヌイなどの粉ものが。


こちらの冷蔵ケースには、キャビアや缶入りクワス(清涼飲料)、
奥のケースには黒パンや田舎パン、鳥のミルク(チョコ菓子)も。


充実のソーセージ類。迷った挙句クルミ入りを1本購入。


「赤の広場」といえばこの棚。見ているだけで楽しくなる品揃え。
紅茶、ハチミツ、ジャム、お菓子類、スパイスなどなど。
経済制裁の影響で、品数が少なくなっているのではないかと
心配していましたが、この棚を見てひと安心。


レジ脇にはシベリア産ハチミツと焼き菓子オリェーシキ。
ディスプレイが可愛くて、こちらもついつい購入。


田舎パン、ソーセージ、ハチミツ、ジャムなどなど
しめて10点購入しました。試食報告はまた改めて。

「赤の広場」をあとにしたのは、ちょうどお昼どき。
昭和通りの反対側に渡り、次の目的地「マトリ・キッチン」へ。
銀座でロシア料理といえば、渋谷から移転した老舗中の老舗
ロゴスキーさんが有名ですが、近いうちに訪問予定があるので
今回はまだ行ったことのないマトリさんに迷いなく直行。


コロナ禍の2020年オープン。一見するとロシアとは無縁の店構え。
銀座で1000円台のランチが食べられるお店として注目されているもよう。
マトリ・キッチン https://matori-kitchen.shopinfo.jp/


店内に入ると、あちこちにマトリョーシカが飾られ、一気にロシア気分に。
店名の「マトリ」もマトリョーシカのことだそう。


ジョージア(グルジア)ワインもあります。まずは白のムツバネで乾杯。


お手頃価格のランチもそそられましたが、初回はアラカルトで注文。
前菜はビーツをベースにした色鮮やかなサラダ、ヴィニグレット600円。


ロシア風水餃子、ぺリメニ600円。8個入り。
一般的なぺリメニは、皮がもっちりしてますが
こちらはワンタンのようなチュルっとした食感が独特で
いくつでもペロリと食べられそう。


ニシンのマリネ、セリョトカ900円。薄味で食べやすく上品。
ウォッカのつまみに最適ですが、昼間なのでウォッカはまたの機会に。


揚げピロシキ350円。ひき肉と野菜の具が多すぎず、ほどよい量。


ストロガノフ880円。ビーフではなくチキンなのでヘルシー。
ランチのストロガノフ・セットを頼むと、これに
ボルシチ、サラダ、ドリンクがついて1000円と超お得。
お昼休みのサラリーマン諸氏はもっぱらセットを注文してました。


食事のお供にモルドバビール「キシナウ・ブロンデェ」800円も注文。
原料は麦芽とホップだけ。コクがあって飲みやすいラガータイプ。

なぜモルドバビールがあるかというと、
ホールも担当されている店主の奥様がモルドバご出身のよう。
モルドバはウクライナとルーマニアに挟まれた小国で
旧ソ連から独立した共和国のひとつ。
周辺国の影響を受けた多彩な料理とワインで知られるそう。

マトリさんのお料理は総じて日本人の口に合うやさしい味。
雰囲気もサービスもよく、次回はぜひ夜にお邪魔します!
と連呼してお店をあとにしたのでした。


最寄り駅、地下鉄・東銀座駅の真上には歌舞伎座が。
地下にはお土産物屋さんが集まる駅直結の広場があるので
待ち合わせはこちらが便利。
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