サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

北海道西海岸バスの旅①

2016-09-24 | 『勝手に帯広通信』
遅ればせながら、サハリン旅行中止のつづき…。

9月8日朝8時半、稚内に行くつもりで予約していた
帯広発ポテトライナーで一路札幌へ。
道中、台風被害にあった芽室、清水を車窓に望む。
増水後の川には漂流物が堆積し、住宅地も泥色。
こんなところにまで泥水が押し寄せてきたのか、と
改めて被害の大きさを実感する。

12時15分、札幌駅前バスターミナル着。

札幌から道内各地に向かうバスが集まる一大ターミナル。
が、通路が狭くて人は溢れ、表示も不親切でわかりにくい。
「トイレ」の矢印についていったら、外に出てしまう始末。
チケットをどこで買うのかもよくわからず。

ひっそりと隠れていた券売機発見。

省エネなのかパネルが真っ暗で、
故障中かと思った。

さて次に目指すは…。

メジャーな小樽でも余市でもニセコでもなく、岩内なる場所。
12時35分発、北海道中央バスの「高速いわない号」に乗車。
てっきりポテトライナー同様、主要バス停しか止まらないのかと思ったら
ワンブロックごとに止まり、次々客が乗っては降りる。
どうやら札幌市街地では普通の路線バスとして機能しているもよう。

15時8分、着いたのは岩内バスターミナル。
ここで再び乗り換え、15時30分発の中央バス神恵内線に乗り込む。


行き先は盃温泉。

実はサハリン中止決定後、急遽予定を変更し、
家人の親戚が住む岩内に墓参りに行くことになったのだが、
なぜか岩内の宿はすでに予約でいっぱい。
そこで近場の盃温泉に宿を予約。
ほぼ下知識なしの状態で向かってます。

バスに乗ってすぐに見えてきた稲穂の波。

このあたりはお米とアスパラの産地のもよう。

あの目立つ建物は何??

「原子力PRセンターとまりん館」とある。

やがて表示されたバス停名が…。

泊(とまり)…。そう、ここは泊村。
北海道唯一の原発がある村だ。
だからやって来たわけではもちろんなく、
盃温泉が泊村にあることを知ったのは予約後のこと。

15時55分、盃温泉湯元バス停に到着。
高台にある潮香荘が目指す温泉宿。


ここまでバスに乗りっぱなしで7時間半。
温泉につかったあとは海鮮づくしの夕食。


翌朝。散策に出てみれば、目の前は漁港。


こんな看板も…。

密漁、密入国とはさすが北方の海。

そして沿岸には古い木造の家が残る。

かつてニシン漁に使われていた番屋だそう。
多くは廃屋化しているが、改装してきれいに住まっている家も。

ここ北海道の日本海沿岸は、ニシン漁で栄えた地域。
江戸時代に始まったニシン漁は明治時代にピークを迎え、
その最盛期の栄華を伝えるのが各地に残る鰊御殿。
小樽にある旧青山別邸がよく知られるが、
泊にも「鰊御殿とまり」がある。


移築された旧川村家番屋。明治27年建造。

漁場を経営する親方家族の居住空間。

かたやこちらは「漁夫だまり」。

季節労働者「やん衆」はこちらで暮らした。
高い天井と、煤で真っ黒になった太い梁。
朝ドラ『マッサン』で風間杜夫演じる森野熊虎が
やん衆と飲めや歌えやを繰り広げたシーンも、
こんな感じの番屋が舞台でしたね。

川村家の番屋は、親方と漁夫の生活空間が、
土間ひとつ隔てて同じ屋根の下にあるのが特徴。
川村親方も熊虎さん同様、やん衆とわいわいやるのが
好きだったのかも。

このカバンはアザラシの皮製。

館内を案内してくださった方のお話では、
熊虎さんが初めてマッサンと出会うシーンで
これと同じのを持っていたとのこと。
そう言われてみればそうだったかも…。

これもアザラシの皮??

詳細不明ですが、可愛かったのでつい接写。

ここにはもうひとつ、旧武井邸客殿も移築されている。

商談の間に再現されている商談風景。
突如現れるのでビックリ。

鰊御殿の前に広がるのは、かつての漁場。

ニシンの群れが産卵のためにやってくると、
雄の精子で海一面が白濁したそう。
1950年代以降、ニシンはぱたりと来なくなった。
バブルははじけ、鰊御殿は夢の跡となる。


かつてニシンの漁場として栄え、番屋が立ち並んでいた泊沿岸に、
いま白く浮かぶのは、泊原子力発電所。
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田中正也コンサート@帯広

2016-09-22 | ロシアなお知らせ
日本ユーラシア協会帯広支部主催のコンサートのお知らせです。

魔法のピアノ
田中正也のおしゃべりコンサート


15歳で単身モスクワに渡り、ネルセシアン教授に師事。
モスクワ音楽院ピアノ科本科を成績最優秀で卒業し、
国内外で活動する若手ピアニスト、田中正也さんが
音楽にまつわるお話をまじえて演奏してくださいます。
プロコフィエフ奏者としても知られる田中さん、
幕開けはやはりプロコ!締めはムソルグスキー。
その他、なじみのある曲ばかりなので、
クラシック初めての方にもおすすめです。

とき:2016年11月15日(火)
   開場18時30分 開演19時
ところ:とかちプラザレインボーホール
入場料:2000円(大学生以下1000円)

プログラム

*プロコフィエフ トッカータ Op.11
*チャイコフスキー 「四季」より11月「トロイカ」
*シューマン 「子供の情景」より「トロイメライ」
*リスト ラ・カンパネラ
*ショパン アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
*ムソルグスキー 「展覧会の絵」

チケット取り扱い/チケットぴあ帯広藤丸・勝毎サロン
問い合わせ/ユーラシア協会帯広支部(24―2633)
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久々のキタキツネ

2016-09-16 | 自然・動物
朝の公園。散策路の脇に何かいます。


もしや…。近寄ってみる。


やっぱりキタキツネ。


人目につく場所なのに悠然と。


こちらに気づいて立ち上がる。

望遠のうえ歩きながら撮っていたので終始ピンボケ。

このあと茂みに逃げ込んでしまいました。
公園をもう一巡したら、茂みの反対側でまた遭遇。
でもカメラを向けるとすぐ逃げる。
逃げて結構。なついちゃ困る。

たぶん以前に見たのと同じ子だろうけど、
こんな町なかで生き延びているのは
誰かにごはんをもらっているのかも。
可愛くても可哀そうでも野生動物に手は出せない。
エゾリスもしかりなのだが、エサをやる人が
あとを絶たないせいか、野鳥のエサ台が撤去されていた。
何しろすっかりリスのエサ台になってましたからね。
野生が近いと距離のとり方が本当に難しい。
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嗚呼、サハリンは遠かった

2016-09-12 | 『勝手に帯広通信』
結論から申しますと……。
相次ぐ台風被害にダメ押しするかのように襲った
台風とは全く関係ない低気圧に伴う前線による大雨のため、
9月9日出航予定だったサハリン行きフェリーが欠航。
サハリン旅行はあえなく中止となってしまいました~。

そこに至るまでの1週間、朝から晩までネットに張りつき
台風情報ならびにJRと高速バスの運行情報をチェックする毎日。
当初はのんきにJR4本乗り継いで稚内を目指す予定だったのに、
台風10号によってJRの線路や橋が流されてしまい、
一時は帯広発着の列車が1本もナイ!という非常事態に。


(帯広駅に貼り出されていた9月2日の台風被害状況)

さらに国道も寸断されて、高速バスも運休してしまい
最悪帯広空港から羽田に飛んで、そこから稚内空港へ??
なーんて冗談みたいな経路を本気で考えた瞬間も。

幸い各社の高速バスは迂回路を確保して素早く運行開始。
そこで、どう転んでもいいように…

①帯広~旭川行き高速バス「ノ―スライナー」&
 旭川~稚内行き宗谷本線特急サロベツ
②帯広~札幌行き高速バス「ポテトライナー」&
 札幌~稚内行き高速バスわっかない号

この2コースを予約。どちらで行ったところで
稚内までは優に10時間以上かかるので、
移動はもちろんフェリー出航の前日。
稚内での宿はとうにおさえてあったので、
あとはじりじりしながら当日を待つだけ…のはずだった。

が、そこへ9月6日の大雨情報。
なんと、これから向かおうとしている稚内駅前が冠水して、
宗谷本線も一部止まっているというではないか。
バス会社に電話すると、高速わっかない号は動いているとのこと。
ならば、コースは②にしぼられた。
が!今度は旅行社から思いもしなかった知らせが!
サハリンも大雨で、予約していたサハリン鉄道がなんと運休。
運転再開のメドがたたないが、どうしますか?というのである。
言われてみればそりゃそうだ、サハリンと稚内は隣同士なんだから。
ええい、ここまで準備したのだから、鉄道はあきらめ
ユジノサハリンスク滞在プランに切り替えます…
と返事をしたその翌朝、即ち7日早朝にフェリー欠航決定の報。
嗚呼、サハリンは遠かった。

しかしこれは不幸中の幸い。
フェリー欠航はこちらの非ではないので旅費は戻ってくる。
これが北海道内の移動に手こずり、フェリーに乗り遅れた~!
なんてことになってたら、全額ドブに捨てるところだった。

かくしてサハリン旅行は中止だが、あれこれ予約してしまい
すでに心は旅モード。交通網ズタズタの北海道内で、
今のところ被害を免れている地域はいずこ!?
…ということで、急遽行ってきました、とある場所へ…(つづく)。
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台風一過の札内川

2016-09-02 | 『勝手に帯広通信』

台風10号が去ってから2日後の札内川河川敷。ここが一面の水だった。
どこから流れてきたのかパイプ椅子がひとつ。

かなり水がひき、河川敷が姿を現した札内橋下。

ようやく橋の下をくぐれるようになったが
さすがに歩いている人はいない。
 ちなみにこれが2日前。

水につかっていた木々も正常に近い状態に。


 2日前。

水はひいたけど、まるっきり光景が変わってしまった。

以前は河川敷を覆う草木に隠れて
川は一部しか見えなかったのに、今は丸見え。
水辺の植物がなぎ倒されてしまったもよう。

パークゴルフ場の脇には大きな水たまりが出現。

景色が変わると記憶もおぼろ。ここ何でしたっけ。
確かコンクリートを張った駐車場だったような。

その向こうの芝生のグラウンド。

ここだけが妙に無傷に見える。


木にひっかかった漂流物があちこちに。なんとも物悲しい。
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台風10号

2016-08-31 | 『勝手に帯広通信』
台風10号の去ったあと、朝の散策コースにある川がことごとく増水。

午前5時45分頃の十勝川。
十勝川大橋のすぐ下を濁流が流れてる。

橋の東側、十勝川温泉方向を望む。

普段は防風林のあるところまで広大な河川敷が広がり、
この位置からは川なんか見えないのに
堤防ぎりぎりまで「川」になってしまった。
花火大会の観覧席だった場所がすっかり水没。

橋の西側、右手が音更町、左手が帯広市方向。

ここも普段は一面の河川敷。

普段の十勝川はこちら。

アングルが違うのでわかりにくいですが、
この写真の左に写っている防風林は
上の写真右端の防風林と同じもの。
このように、川の両岸には防風林が植えられ、
おいそれと人が近づけないようになっているので
これまで川の姿は橋の上からしか見えなかった。

一方、こちらは札内川にかかる札内橋。

いつもこの橋の下をくぐって歩いているのに
ウォーキングコースもパークゴルフ場も水没。

札内川は十勝川より狭いので流れも速く結構こわい。

右下に見える手すりにつかまって斜面をおりると
ウォーキングコースに出られたのだが…。

普段の札内川はこんなようす。

雨はやみ、ひとまずおさまりそうではあるけれど、
河川敷が元通りに使えるようになるまでは時間がかかりそう。
いつもは河川敷で集団でエサをついばんでいるカラスたちが
びしょ濡れになって茫然としていた。
水辺の鳥や動植物が心配。
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日々是収穫

2016-08-27 | ダーチャごっこ
台風一過も束の間、また雨続きの予報なので収穫を急ぐ。

初挑戦のじゃがいも「レッドムーン」。
天候不順で何本かはダメになってしまったけれど、
種イモの数よりは増えました(笑)。

巨大キュウリもまだいけそう。

今年はどこの家庭菜園でもキュウリが不作と聞き、
一時はあきらめかけていたものの、例年どおり巨大化。
1本で普通のキュウリ4本分くらいの食べであり。

さすがにスイカは微妙。

雨続きでほとんどあきらめ、放置しておいたところ
菜園からはみ出して草地にツルをのばし、
知らないうちに4個実がついていた。
1個でも食べられれば、よしとしましょう。

こちらもあきらめ組のゴーヤ。

気温が上がらず、まったくツルが伸びなかったゴーヤが
いつのまにかツルをのばして実をつけていた。
あまり期待をせずに見守ることに。

とにかく今年は異常気象でパッとしない菜園事情。

トマトは色づきが悪く、成長が遅い。
実が落ちてしまったものは加工用に拾い集める。
やっと生えてきたフェンネル、イタリアンパセリも収穫。

こちら、どうやらレタスの花。

イタリアのミックスレタスをまいた畑に出現。
日本で市販されているレタスの花は黄色だそうだが
イタリアものは、きれいな淡いラベンダー色。
そもそもこのレタスは去年まいて冬越ししたもの。
なんという生命力。今年もこのまま放置してみよう。

ピンクの花はトラノオ。

東京から連れてきて直植えしたところ、大繁殖。
よっぽど北海道の気候が気に入ったのか、
狭いプランターから解放されて、のびのびと育ちすぎ。
写真に写っているのはごく一部で、
これでもかなり抜いたのですが…。

初秋の菜園、緑も見おさめ。

奥はトマト、左はハーブと葉物、右は枝豆。
さすが北海道、豆類だけは順調に成長。
ただいまモロッコインゲン収穫中です。
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台風一過のクルミ拾い

2016-08-25 | 『勝手に帯広通信』
今年は珍しく北海道に台風が続々上陸。
台風一過の朝はカラリと晴れ、散策に出かけると…。

折れて飛ばされた木の枝に混じって
まだ熟していない木の実があちこちに落下。

オニグルミも地面にたたきつけられている。

クルミを拾っているおじいちゃんを見かけ、
挨拶がてら声をかけてみると、
「よかったら持っていきませんか」とおっしゃる。
なんでも、このままにしておくと車に踏みつぶされ、
道が汚くなってしまうのだそう。
そこで、しばしクルミ拾い。
拾っては歩き、拾っては歩き、
ほどよい屈伸運動になり、汗ばんでくる。

けっこう拾いました。

外の皮が黒くなったら、実を取り出すのだそう。
が、問題はそのあと。
普通のクルミと違ってオニグルミは小さいので
殻を割って中身を取り出すのが一苦労。
もともとエゾリスの御馳走なのだから、
結局エゾリスに返すことになるんだろうなぁ。
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一瞬の夏

2016-08-17 | 『勝手に帯広通信』
5月に30度超えの暑さに見舞われたきり、
ずっともやもやとした天気が続き、
8月になってちょっとは夏らしくなったかと思いきや…。

8月13日、勝毎花火大会

花火大会としては、北海道最大規模なのだそう。
十勝川河川敷の会場では、ノリノリのMCの進行で
光と音のスペクタクルショーが繰り広げられ、
そのようすは地元局でライブ中継される。
それを見てタイミングを見計らいながら、
廊下に出ては窓から花火を観賞。
風情や余韻を楽しむ江戸花火とは違い、
とにかく派手!

8月15日、平原まつりの盆踊り

盆踊りというのは、踊らにゃ損ソンとばかりに
皆が踊りの輪に加わって踊るものかと思ってました。
が、この盆踊りは「見る」盆踊り。
あらかじめ名乗りをあげた参加チームが、
平原通りを練り歩きながら、踊りを競い合う。
それも「北海盆唄」ただ1曲をノンストップで延々リピート!
歌も演奏もナマなので、全員体力勝負の耐久盆踊りである。

花火といい盆踊りといい、妙にショーアップされていて現代的。
伝統ある本州の夏祭りとは違う次元で
独自の進化を遂げているといった感あり。

そして「花火と盆踊りが終わったらもう秋」というのがこちらの相場。
学校の夏休みも8月18日で終了。
一度も扇風機を出すこともなく、
あっというまに夏が終わってしまった…。

ヒマワリは、こちらでは夏の終わりの花。
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サハリンへの道

2016-08-15 | ロシアコラム
サハリン・稚内間のフェリー航路復活を知って以来、
真剣にサハリン行きを計画中。
何しろ復活したフェリーはロシア主導の船だけに
来年もあるとは限らない。
「ある時に買え」はロシアの鉄則である。

そこで準備を始めたはいいが、ここにきて思わぬ障壁が!
ちょっと前にパスポートが切れてしまったので、
更新しようとして初めて、ここはどこかを思い知る。
東京から戸籍抄本を取り寄せるのに1週間、
パスポートの交付にいたっては2週間もかかるという。
東京なら1週間で済むことが3週間も~。

(ちなみに。念のため調べてみたところ
パスポートの申請から交付までの所要日数は
どこもだいたい営業日6日。
沖縄でさえ営業日6~10日とあるのに
北海道は札幌以外は「約2週間後からとなります」と
えらくアバウトである。申請窓口で確認すると
「早めに届いていることもありますので、
お急ぎでしたらお電話ください」だと。
道民はこんな不便に甘んじているのね!)

さて、ロシアに行くにはさらにビザが要る。
これまでは自分で狸穴のロシア領事館で申請し、
ビザ代無料で済んでいたけれど、
今回は旅行会社にパスポートを書留で送り、
至急手配料金で代行してもらわねばならない。

そもそもフェリーは9月中旬までしか運航しないので、
ビザ申請から逆算するとギリギリのスケジュール。
こんなんでほんとに間に合うんだろうか??
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夏のぬかびら

2016-08-13 | 『勝手に帯広通信』
おはよう、クマさん、シカさん。

1年半ぶりの上士幌町糠平(ぬかびら)。
朝8時半なのにもう開いていた「ひがし大雪自然館」。

キタキツネもいます。


ナキウサギもいます。剥製ですが。


スキーで何度か来たことはあったものの
夏の糠平は初めて。


糠平湖、きれいです。


はや1週間前の8月5日、貴重な晴天日を逃してなるまじと
アウトドアの達人のお誘いで、初めての釣りにやってきた。
ところがこのところの雨で湖は増水、渓流へ移動することに。

その道中…。

この小屋のたたずまい、妙にロシアだ~。


パイプのねじれ方もいい味出してます。
このあたり見たことのない種類のトンボ多し。

着きました。最初のポイント。

糠平にいくつかある旧国鉄士幌線アーチ橋のひとつ、
「糠平川橋梁」。温泉街から歩いてすぐ。


場所を変えながら急流で釣りをする人々。

ホーマックで購入した
エサ用の「ぶどう虫」。

「蜂蜜養殖」と書いてあるけど
なんでしょう??
知らない世界はマニアック。

釣れたのはイワナ。

けっこう次々かかるのだが、小さいのや
食べられないウグイはすぐリリース。


ここにもいた、コエゾゼミ。
なぜか同行者のシャツにへばりついていた。

6匹ほど釣れたところで
近くのキャンプ場へ移動。貸切状態。


 
釣れた魚と持参したジンギスカンを空の下で焼く。
北海道民が愛してやまない「ジンパ」こと
ジンギスカンパーティー、実はこれが初体験。
久々の青空、まばゆい緑、これぞ北海道の夏!
……にしても誰もいないのがもったいない。
トイレも水場もゴミ捨て場も完備してるのに。

午後の部は温泉。

初訪問の中村屋さん。
リニューアルして好評なのだそう。


早速お風呂へ。ひとり500円。


ここも貸切状態。熱めのお湯が気持ちいい。


脱衣所に書き物机。雰囲気のあるお宿です。


こちら露天風呂への階段。


露天風呂は男女混浴の時間帯だったので
入りませんでしたが、かなり熱いとのこと。

ロビーには、こんなものが…。

下に敷いてあるのはストーブ台。
昔は北海道のどこの家にもあったそう。
タイルがレトロで可愛い。


こちらはフロント脇、お豆の量り売りコーナー。
こんなふうに宿のあちこちに昭和レトロな調度品。


ここにもタイル。

宿の入口にはこんな子が…。

看板犬のあずきちゃん。おっきくて可愛い。
ニューファンドランドの女の子だそう。
こちらに子犬時代のお写真も出ています。

中村屋さんのちょうどお向かいに
何度か来たことのあるおみやげ屋さんがあり、
お気に入りの木彫りのクマコレクションに会いに行く。

なぜか充実のソ連製木彫りコーナー。


大量のクマさんがずらりと棚に並んでいるのだが、
いつ訪ねてもほこりひとつかぶっていないし、
ディスプレイも微妙に変えてある。
なんとなく居心地がよく博物館を訪ねるような気分で
何度でも見に行ってしまうのである。

糠平温泉をあとにし、しばらく進み…

十勝養蜂園でソフトクリーム休憩。
ちょうど蜂蜜が切れていたので蜂蜜も購入。



このまま帰るはずでしたが、こんなものが…。

ちょうどこの日は上士幌町航空公園なる広大な芝生で
北海道バルーンフェスティバル開催中。
上士幌は熱気球が盛んな地なので、ちょっと見ていくことに。


木陰から突如現れた帯広畜産大学チームのバルーン。


その後、次々バルーンが飛んできた。
地上のターゲットに向かって砂袋を投げ、
距離を競う競技なのだとか。
スタート地点が決まっているわけではなく
その日の風向きを読んで、各チーム
ここぞと思う場所からスタートするとのことでした。


最後の立ち拠り所はパン屋さん「トカトカ」。
十勝産小麦を使ったパンをお土産に。



今回はアウトドアの達人が車を出してくれたので
あちこち寄り道のおまけつき。
うーん、やっぱり車は融通がきいて便利。
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収穫

2016-08-05 | ダーチャごっこ
8月に入ってようやく日が差し、菜園の収穫。


異常な長雨のため、一時は絶望視された夏野菜たちも、
夏の日差しを浴びるなり目に見えて成長。
ズッキーニやトマトは例年どおり巨大化し、
トマトのアイコもぼちぼち色づいてきた。
でもどことなく勢いがない。

予報ではまた明日から雨まじりの天気。
順調に生育・収穫できているのは、今のところ
レタス(越冬!)、小松菜、大根、カブくらい。
バジル、イタリアンパセリは大幅に発芽が遅れてる。
最も成績がよいのはコリアンダー(パクチー)。
こぼれ種でどんどん増え、とっくに開花。
とても消費しきれないので、このまま放置し
コリアンダーシードを採取するしかなさそう。

8月。なのにアジサイ。


8月。なのにコスモス。


8月といえばヒマワリでしょー!
が、まだどこにも咲いてない。
いまだに違和感のある北の大地の花暦。
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北海道の距離感とは

2016-07-26 | 『勝手に帯広通信』
東京在住のロシア女性S先生とスカイプでやりとりしていたら…。

「函館にはもう行った? え、まだなの。絶対行くべきよ!
 そこからなら近いでしょ。2時間くらい?…」

出ました、北海道誤解あるある!(笑)

S先生は日本におけるロシア正教の歴史を研究しておられたので、
函館のハリストス正教会を何度も訪ねたことがあり、
函館の街が大層気に入っておられるもよう。
一昨年も「函館に行くから落ちあわない?」と誘われたのだが、
帯広から函館までどんだけ離れてると思ってるの~!

先日も東京の某銀行から電話がかかってきて、
「お近くですと札幌に支店がございますが、
札幌にいらっしゃることはおありでしょうか?」という。
「お近く」って、200km離れてるんですけど。

…と、折しも新聞の折り込み情報誌に「北海道の距離感」について
いかに道外の人々が思い違いをしているかを指摘する
興味深い記事が掲載されていた。それによると、
北海道の面積は九州の二倍、日本の総面積の五分の一(!)。
十勝だけでも東京23区の面積の17.5倍。
そして十勝の長辺距離約345kmに対し、
東京23区はたったの約32kmですと!
これ、初めて知った。
道理で神田川源流から東京湾まで8時間で歩けたはず。

やれやれ、北海道は地図で見ている以上に広いのである。
さらにこの記事は、道外の人が思い描く北海道旅行プランを例に挙げ、
帯広駅・函館間は約435km、東京駅・京都間は約459km。
帯広駅から函館までは、東京駅から京都へ行くのと同じくらい遠い、
よって1日で回るのは無理なプラン、と指摘する。

そう、その通り!…と言いかけたが、おっと、待てよ。
これはこれで車社会の北海道民ならではの見落としがある。
東京から京都まで、誰も車で行こうとは思わない。
新幹線を使えば2時間くらい。
日帰り出張あたりまえ圏内なので、あまり「遠い」という感覚はない。
S先生の「函館まで2時間くらい?」の読みも
新幹線さえあればビンゴの数字なのである。

であるから「距離」をアピールしても道外の人にはピンとこない。
それより移動にかかる「時間」を示したほうがビックリする。
このように…。

「帯広から函館まで列車で5時間半以上かかります」
「えっ……」絶句するS先生。

世界最大面積をもつ国ロシアの方に驚かれたくないですが!
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コエゾゼミ

2016-07-22 | 自然・動物
家庭菜園のトマトの葉にセミがしがみついていた。
翌日、セミは地上に落ちて息も絶え絶え。
失礼して写真を撮らせていただく。

淡い黄緑のW字の模様がきれい。
どことなくアイヌの紋様に似ているような。
紋様はそもそも自然界を模したものだから、
このセミがモチーフになった紋様があってもおかしくない。

調べてみるとコエゾゼミというらしく
鳴き声は「ギー」とか「ジー」とか「ビーン」とか。
それじゃあ何だかさっぱりわからないので
サンプル音源を聞いてみる。
なんとも形容しがたい秋の虫っぽい声。
北海道のセミの声は総じて機械音のように単調だ。
ミンミンゼミやツクツクボーシのように
強弱をつけて歌いあげる音楽性がないので、
鳴き真似心をそそられなくてちょっと物足りない。

でも姿は美しい。

横から見ても繊細な色と模様。
名前は「エゾ」だが本州や四国にも分布。
サハリン方面からやってきた「北方系」のセミだそう。
ということはサハリンにもいるのですね。
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鹿追町競ばん馬競技大会2016

2016-07-20 | 『勝手に帯広通信』
もう1年たってしまったか。早くも草ばん馬の季節。
第55回「鹿追町競ばん馬競技大会」を見に
路線バスで鹿追町ライディングパークへ。

出番を待つ出走馬たち。ばん馬は少なくポニーが大半。
道内各地からトラックに乗ってやってくる。

 
にぎわう出店。挨拶に立つ中川郁子衆議院議員。

芝生でくつろぐ家族連れや一目でそれとわかる馬関係者。
早くも焼酎のビンを抱え込み、焼肉を食すおじさんたちも。
これぞばんえい競馬のルーツ、村の祭典草ばん馬特有の雰囲気。

迫力のばん馬レース。障害を抜けてゴールに向かう。

農家さんでもある馬主さん自ら騎手を務めることが多いもよう。
本業の合間に各地で開かれる草ばん馬大会を転戦するのだとか。
公営ギャンブルと違って賞金が出るわけではないが、
自慢の愛馬に花をもたせようと皆真剣。


かぶりつきで観戦する子ども。
コースの反対側にはプロアマの写真家たちが陣取り
大玉のレンズをつけたカメラを構える。
こちらには馬写真マニアが多いのである。

近年はポニーばん馬が盛況。

ひく重量が軽いせいもあるけれど、
ポニーといえども速い速い!
やる気満々の馬はスタートから猛然と飛び出し、
そのまま一度も止まらずにゴール!
一方で、まだ若くて小さい子は障害に手こずり
手綱でびしびし叩かれている。
これは見ていて気分のいいものではない。
すると「叩かないでー」と絶妙のアナウンス。
昨年も受けまくりましたが、この観客目線の
ほのぼのとした女性のアナウンスが実によいです。
運動会に出る小学生を見守るような眼差し。
この上品な語り口のおばさまはどなたでしょう。

午前の部と午後の部の合間に近くの鹿追チーズ工房へ。
 
自家製ソフトクリーム300円。牛乳が濃厚で香りよし。

草ばん馬はまだ続いていたけれど、バスを1台乗り過ごすと
3時間待たなければならないので、やむなく途中退席。
最終レースの農林水産大臣賞典、見たかったー!
この日の草ばん馬のもようは、11月11日、
NHK―BSプレミアム「新日本風土記」にて放送予定。
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