何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

超再生受信機(回路)の再調整

2017-02-24 12:59:52 | 電子工作
2017/02/23(木曜日) 晴れ


一応、広帯域アンプとフィルタらしきものが出来上がった。
テストの結果では増幅しているのかノイズを発生しているのかわからないような状況だが
実際に超再生受信回路に接続してみることにした。

この超再生受信回路はしばらく使っていなかったのと、電源電圧を9Vに変更したので
調整をやり直しことにした。

回路図はこんなものです。 他励式クエンチング方式になっています。





調整の様子です。
いつもは電波信号源にGDMを使うのですが、壊れてしまったのでNWT-150のVFO出力を
アダプタで変調を掛けてテストしました。





VFOの周波数は120.5MHzに設定しました。



超再生受信機の感度はクエンチング周期とクエンチング発振波形に左右されます。
他励式クエンチングは調整がしやすいです。


VFOの出力に変調を掛けてそれを小さなアンテナから放射すると剥き出しの超再生回路は
それを受信して検波し、アンプからはその音が聞こえる。
何度調整してもこれ以上にはならない(感度は上がらない)。

その調整の様子を動画でご覧ください。





よーし、この状態でエアーバンドを受信してみよう。
室外のベランダに立てた垂直アンテナを接続して受信してみた。
何と、今までにないような好感度で受信できた。
どうしてだろう?
再調整したとはいっても今までに何度も行った調整結果とたいして変わってはいない。
受信状況は驚くような変わりようだ。
電波の伝搬状況が特別良いのだろうか?


そんな受信テストの様子を動画でご覧ください。




こんな調子なら広帯域アンプは不要だ。
でも、この状態がずーっと続くかどうかはわからない。
何しろオイらの工作はその日その日でクルクルと変わるんだからね。




コメント (6)
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