何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

初めて作ったスチームエンジンです (2010年10月~12月)

2014-02-05 16:12:27 | エンジン工作
2014/02/05 (水曜日) 晴


昨夜の雪も止んで今朝は青空が広がってとてもいい天気でした。
庭には雪が積もって真っ白、とても寒い一日でした。
今日も部屋に篭ってPCを操作。
古い画像を探し出して、思い出の整理をして過ごしました。



2010年10月頃、スチームエンジンを作って見たいと思うようになりました。
スチームエンジンの工作をするにはそれなりの作業場が必要だろうと、カーポートの隅っこに
作業場を作ることにしました。
ここはカーポートの屋根と建物の壁が雨風を防いでくれて作業台を置くのに具合が良い・・・
というわけでホームセンターで材料を仕入れてきました。


↓ 2x4の材料とありあわせの板を使って作業台を作った。 (2010/10/17)


↓  万力はホームセンターで買ってきた。



↓ ネットショップに注文していた卓上ボール盤が届いた。 (2010/10/27)



↓ ボール盤が取り付けられて少しは作業台らしくなったかな・・・



↓ 材料の調達に出かけた。 (2010/10/28)



↓ 仕入れてきた材料。 



↓ ボイラーの工作。 アルミ材料はやわらかくて工作は楽だ。 



↓ お釜はアルミ缶。 飲み口をゴム栓で蓋をして貫通した細いパイプで蒸気を取り出した。




↓ 過熱感まで取り付けちゃって・・・・ 後で効果がないことがわかったので取り外した・・・



↓ 圧力計まで作ってしまった・・・・・(2010/11/13)


↓ 圧力センサーは注射器。 戻しバネは輪ゴムで代用。 でもこれはうまく動作しなくて失敗。



↓ いよいよシリンダーの工作だ。 外径18mm、内径15mmのアルミパイプを使った。(2010/11/19)



↓ ピストンは直径15mmのアルミ丸棒を切断して作った。 ピストン棒を通す穴あけ作業。



↓ アルミシリンダーを気密にするためのタガ(箍)を作る。



↓ タガに蓋を取り付けるための爪をロー付け。 この頃は風防・防熱に植木鉢や七輪を使っていた。(2010/11/18)



↓ 爪をロウ付けしたタガ(鉢巻)。



↓ タガ(鉢巻)を嵌めたシリンダーとピストン。



↓ バルブの工作を始めた。(2010/11/21)



↓ 蒸気の流れを切り替えるスライダーの穴を整形する。 ヤスリ一丁で仕上げるので大変だ。



↓ バルブの部品。


↓ 軸受とフライホイール。 



↓ 組立完了。 



↓ バルブのタイミングとストロークを念入りに調整した。



↓ ボイラーを繋いで運転テストだ。 (2010/11/23)



アルコールランプを点火して蒸気が出るまでワクワクしながら待ちました。
やがて圧力計の針が振れてかすかに蒸気が出てきました。
フライホイールを指で押して回しました。
エンジンはゆっくり回りだしました。
やりました、エンジンは快調に回り続けてくれました。

そのときの様子を動画でご覧ください。






自分で工作したエンジンが勢いよく回ってくれるのをみて嬉しくなり、
これでまたまた深みに嵌ってしまいました。
いつか蒸気機関車を作ってみたい・・・・ こんな気持ちが湧いてきました。








コメント (6)
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