旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

客家(はっか)の街竹田から普通電車に乗り九曲堂のパイナップル工場跡地へ

2024-03-08 08:02:29 | 台湾
「下に垂らしたこういう春節の飾りをするのは客家の人たちだけです」

日本時代につくられた竹田駅は訪れたことがあったが※2019年に訪れた時のブログにリンクします
ここが客家人の集落とは知らなかった。
※客家人とは?詳しく書かれているページにリンクします

二峰圳地下ダムから30分程で竹田駅に到着。

駅前にある「池上文庫」が11時半まで開いていた。

日本時代に軍医として赴任していた池上一郎博士の寄贈したもの。
※こちらに詳しく書かれています
毎年記念祭を開催し、寄せ書きした日の丸を飾っている。

管理をしておられる方が↓

「私の母は東京で被服学校に通っていたのよ」と日本語で話してくれた。
**
お昼は近くの客家料理へ

チャーハンが賞をとった店。

見かけで味はわかりません(^^)/

↓これは客家料理によく使われる「水連菜」の炒め物

↑「タイワンガガブタ」とも呼ばれるそうな↓どんなふうに収穫しているか↓

おしえていただいた↓

シャキシャキして空心菜に似ています(^^)

小松が印象的だったのは具入り餅

↑スープの中のもちもち団子に具がはいったもの↓
2020年に竹田で食べた別の店にもあった※中身の写真も載せたブログにリンクします
調べてみると「客家鹹湯圓」という客家料理の一形態だとわかった。


↑こちらはイカと唐辛子 案内してくださったSさんは「そんなに辛くないですよ」と言われたが( ;∀;)

***
竹田駅のホームに上がると↓

檳榔樹の畑が見渡せる。

Sさんが買ってくださった地元でつくっているチョコは↑なんと「サクラエビ味」↓

サクラエビは地元の名産で、地元でカカオを栽培しているチョコレート工房が考案した。

普通電車に三十分ほど乗って高雄方面に戻る。

↑高雄市内を走る地下鉄やライトレールとちがって、こちらは飲み物OK。
屏東県と高雄市の境界の川を渡る時↓今は使われていない鉄橋が見えてくる↓

長さ約1.5㎞ ↑ 1913年完成当時、東洋一の長さを誇った24連トラスの鉄橋。

1992年に役目を終えた後、2005年の台風増水で一部が流された。

九曲堂駅に到着↑パイナップル色に塗られた柱、枕木のベンチ

駅近くに↑さっきの鉄橋を建設した飯田豊二の記念碑がある

完成の直前にマラリアにかかり落命した。



ここはパイナップル生産の拠点だった場所。
駅前のパイナップル農民の像の前で撮影(^^

葉金塗という人物がはじめた「泰芳商会」の工場の一部が記念館になっている。

↑壁に描かれた邸宅は葉金塗の台北にある邸宅だと後から知った※この写真は2019年9月撮影↑

当時乱立していたパイナップル会社のラベルがたくさん。これらが統合されて「合同パイン」になる話を
※2019年のブログに書きました


パイナップルと言っても多様な種類がある。
もともと台湾のものはそんなに甘くなかったのだが、ハワイからもってきた種類と交配を重ねて、もっと甘い・台湾に適したモノが生産されるようになった。

併設のカフェお店で↑ドライ・パイナップルとパイナップルのシャーベット





台南へ向かう。
コメント
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