今年も8月1日(木)から31日(土)まで1ヵ月間、飛行舘が公開されますが
9月号でお伝えしている「隼」について、最新情報と今後の計画をお知らせします。
イギリスを出発する前の隼の状態。
イギリスを出港後、シンガポールを経由して日本に向かっていた隼を載せた輸送船は
7月15日に無事、日本に到着しました。通関手続きに少々時間がかかったようですが
飛行舘への機体の搬入に支障がなければ、1日の初日から公開できそうだとのことです。
スペースの都合上、公開するのは機体の一部になりますが、隼と確認できる部分にしようと
飛行舘では考えているようです。こうした手付かずの状態(回収時のまま)の大戦機を
間近に見る機会はあまりないと思いますし、復元作業が本格的に始まってしまえば
それも叶わなくなってしまいますから、そうした意味では今年がチャンスかも!
飛行舘では、2020年くらいまでには復元作業に一応の目処をつけたいとのことでした。
なお3機の零戦と、銃塔と航空魚雷の備わった一式陸攻はもちろん今年も健在です。
スケルトンの21型は栄エンジンとともに展示。
まあ、日本で復元に関して、時間と材料を兼ね添えた第一人者です。
大変お世話になっております。
(しかし、博物館のアルバイトの愛想なさは天下一品です 笑)