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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

AIR RACE X SHIBUYAデジタルラウンドのコースレイアウト公開

2023-09-29 15:43:56 | 航空イベント


10月15日に決勝トーナメントが行なわれる
初開催のAIR RACE X SHIBUYAデジタルラウンドについて、
コースレイアウトが発表になりました。

https://youtu.be/67gi4uU4jrg

国立代々木競技場近くのゲートAから渋谷駅前スクランブル交差点のゲートDまで
4つのゲートを設定、そのコースをそれぞれ異なるターン方法で3周してタイムを競います。
渋谷北側の代々木公園上空からゲートAを200kt(370km/h)で通過し競技開始、
セクター1(1周目)では山手線東側の宮下公園上空、
西側の公園通りを縫うようにゲート D へ南下し、
渋谷駅直上で垂直上昇して高度 500ft(152m)に達するハイターンでゲートAへ戻ります。
セクター2では横方向への低い旋回、ローターンで8の字状に渋谷の街を駆け抜けます。
ゲートAから右ターン、表参道の街並みをかすめ北東側からゲートBへ進入し
ゲートCから再度右ターンして道玄坂やセンター街のある駅西側をパス、ゲートAへ戻ります。
ゲートに接触しないよう、正確なターンが要求されます。
最後のセクター3は垂直系のターンが中心。
ゲートAからハイターンでゲートCへ進み、ゲートDには AIR RACE Xの新ルール、
頂点に達する前に1回横転(315°以上)するバーティカルロールが設定され、
その後ゲートD上空へ戻る前に高度 700ft(213m)に達しなければなりません。
渋谷駅に隣接する渋谷スクランブルスクエア展望台は高さ230mなので、
バーティカルロールではほぼその真横まで上昇することになります。
渋谷とXRの組み合わせでなければ不可能な、夢のエアレースシーンが見られそうです。

なお、10月15日当日は渋谷スクランブルスクエア(東棟)15 階の
「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」に
都市型 XR スポーツ観戦が優雅に体験できる有料観戦会場を設置するほか、
無料の観戦会場としてJ.フロントリテイリング株式会社の協力のもと
渋谷PARCO 10 階の「ComMunE」を無料開放した、
パブリックビューイング会場が設置されます。

また先日ここでもお伝えしたとおり、
渋谷にもうひとつのパブリックビューイング会場を設けるため、
10月6日までクラウドファンディングを実施しています。
https://readyfor.jp/projects/arx2023

さらにAIR RACE Xの公式YouTubeチャンネルでは
日本時間16時からレースの中継を無料配信します。
今大会を 45分程度の完全パッケージにしたエアレース特番を、
10月下旬に全世界に配信する予定とのことです。
https://www.youtube.com/@AIRRACEX

AIR RACE Xオフィシャルサイト
https://www.airracex.com/
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AIR RACE X―SHIBUYAデジタルラウンドに向けクラウドファンディング展開中

2023-09-25 18:17:47 | BLOG×記事


発売中の『航空ファン』11月号P.64~でも紹介している、
10月15日(日)開催のAIR RACE X SHIBUYA DIGITAL ROUND決勝トーナメント。
世界で初の試みとなる新しいエアレースの大会を盛り上げるため、
誌面でも触れたクラウドファンディングが「RAEDY FOR」で始まっています。
興味のある方はぜひサイトをご確認のうえ、サポートしてみてください。

https://readyfor.jp/projects/arx2023?fbclid=IwAR2B-PGOqr1JMEy6M0GFaNg1YBJVT6uxX3dOB6Hb4mdJ-xYOzNucS7BJPMY
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東京ゲームショウでDCS: F-15E Strike Eagleを体験

2023-09-21 16:21:37 | BLOG×記事


本日9月21日から千葉県の幕張メッセで開催されている「東京ゲームショウ2023」
https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2023/jp/ 一般公開日は9月23日、24日の2日間)。
このイベントに、『航空ファン』連載の「DIGI SKY」でも紹介している
“DCS World”向けモジュールソフト“DCS: F-15E”をリリースする
RAZBAM JAPANがブースを出展しています。
ゲームショウのブースではヨーロッパを中心に活動するVrgineers incと共同で出展しており、
VrgineersのVRゴーグルXTAL3とポータブルトレーニングシステムを使って、
F-15Eソフトを実際にプレイすることが可能です。





「DIGI SKY」でも紹介していますが、RAZBAMはこれまでにも“DCS World”向けのソフトを
いくつか開発しており、その再現度は実際の軍隊の飛行基礎教育にも用いられるほど。
またVrgineersのトレーニングシステムやVRゴーグルも各国の航空機メーカーや
軍隊で導入されています。
今回のゲームショウでは、そんな最先端技術に実際に触れることができる貴重な機会。
XTAL3やポータブルトレーナーは、現時点では通常のゲームユーザーが
ポンと買えるレベルではないものの、今後こうしたテクノロジーがフィードバックされ、
シミュレーションゲーム業界にも入ってくるのも間近のようです。

美しいグラフィックとリアルな機動が売りの”DCS World”のなかで、
リアルに再現されたF-15Eを操縦してみるチャンスです。
なお、誌面でも紹介しているとおり”DCS: F-15E”は英語版のみながら
すでに早期アクセス版がリリースされています。
また会場では、RAZBAM 推奨フライトシミュレーター周辺機器メーカーの
VIRPIL CONTROLSの商品も展示予定です。

※RAZBAM JAPANのブースはホール9 E04、AR/VRコーナーに出展しています。

RAZBAM JAPAN
https://www.razbamjapan.com/


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海外時事ネタに絡むフォトリポートも充実です

2023-09-20 13:56:46 | BLOG×記事
『航空ファン』の誌面の特徴として、身近な国内の最新情報ばかりではなく
世界各地から届く、シャープな写真で構成されるホットなフォトリポートが挙げられます。

明日発売の11月号でも既報のとおり台湾関連の最新情報の特集に連携した
徳永カメラマンによるCCK基地のオープンハウスリポートを紹介していますが、
ほかにも時事ネタに絡んだリポートを多数掲載しています。




まずはバーモントANGのF-35A。米州兵航空隊で最初にF-35Aが配備された部隊で、
ロシアのウクライナ侵攻に呼応してヨーロッパにも派遣された飛行隊です。




そして同じく地中海に派遣され、ウクライナ情勢にも睨みを利かせている
米海軍最新鋭空母USSジェラルド R.フォードとCVW-8のリポート。
電磁式カタパルトEMALSを装備したことで水蒸気の上がらない飛行甲板は、
なんとも違和感のある風景ですが、そういった部分を誌面でも感じていただければ。




さらにルーマニア空軍のF-16と、同国に派遣されたイタリア空軍による
対ロシアの空中警戒リポートも紹介します。
ウクライナと直接国境を接し、黒海を挟んで直接ロシアとも対峙する
NATOの最前線の様子を、ぜひ誌面でご覧ください。




こうした「豪華な」空撮や現地リポートをタイムリーにお届けできるのは、
国内カメラマンはもちろん、海外在住のカメラマンやジャーナリストの
協力があってこそ。

日本の航空雑誌には英語の解説文併記もありませんが、
それでも「日本の印刷クオリティでぜひフォトリポートを掲載してほしい」と
こうした最新情報を提供してくれることには、感謝しかありません。

編集部もカメラマンから提供されたオリジナルデータの精細さを誌面で再現できるよう
印刷所と組んで毎月試行錯誤していますが、
モニター上では感じることのできないそうした印刷の色の深みなども
ぜひ誌面で楽しんでいただければ幸いです。



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『航空ファン』11月号では台湾や日本の周辺事情を特集。表紙は武士道ガーディアン

2023-09-16 19:00:00 | BLOG×記事


『航空ファン』11月号は9月21日の発売で(一部発売の遅れる地域もあります)、
特集テーマは「台湾を取り巻く環境」です。
経済力をつけつつ世界の国々、とくにグローバルサウス各国に向けて
その影響力を強めている中国は、
資源の確保や国力の誇示のために海洋進出を進め、東シナ海、南シナ海を経て
太平洋にまでその活動範囲を広げています。
そうしたなか、わが国のすぐ西側では台湾をめぐってつねに緊張が続いており、
国内問題であると一蹴する中国政府の見解はいざ知らず、
有事の際には確実に日本にも影響をおよぼす不安要素となっています。
今月は夏の空軍記念日、814空軍節にあわせて開催された
台湾空軍CCK基地のエアショーをカラーで紹介、
同空軍の主力戦闘機IDF経国やF-16Vほか最新の空軍装備をフォトリポートするほか、
台湾軍(中華民国軍)の現状と航空戦力を解説します。
あわせて、このところヨーロッパ諸国などアメリカ以外の国々が
自衛隊との演習を重ねていますが、その意義を考えながら、
各国が日本周辺で中国とどう向き合っているのかについても見ていきます。

表紙は特集に関連した日豪共同訓練『武士道ガーディアン23』(フォトリポートも掲載)。
ブルーインパルスの本拠地航空自衛隊松島基地の航空祭も巻頭で紹介します。
そのほかカラーページではバーモントANGのF-35A“The Green Mounteain Boys”、
地中海で活動する米海軍最新鋭空母USSジェラルド R.フォード、
ルーマニア上空の空中警戒とイタリア空軍任務軍TFA GRADIATORS、
ふたたび蘇ったマッカーサーのバターン号、
室屋義秀エアショーinひたちなか&大洗などをリポート。
ジム・ラーセンの懐かしの写真も掲載します。

モノクロページでもAIR RACE X SHIBUYAデジタルラウンドの
10月15日決勝トーナメントの直前情報や
中華民国空軍軍官学校の展示機などについてお伝えします。
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