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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

米海軍航空とブルーインパルス、どちらの特集にも注目!

2022-05-20 13:45:27 | BLOG×記事
先日ご案内したとおり、本日5月20日発売の『航空ファン』7月号では
2大特集のひとつとしてアメリカ海軍航空部隊を扱っています。
表紙と巻頭は、予備役航空団TSW(Tactical Support Wing:戦術支援航空団)の
VFA-204 ”River Rattlers”。
本来、有事の際などに現役部隊を補完する航空部隊として存在していた予備役部隊ですが、
現在では、平時はその現役部隊から姿を消した
仮想敵任務を担う部隊(アドバーサリー)として活動をしています。
VFA-204もいつのころからかアドバーサリーが主任務となり、
またTSWのなかで唯一、F/A-18C/Dを運用する飛行隊となっていましたが、
運用コストの高騰もあり、グレードダウンともいえるF-5N/FタイガーⅡへ夏までに機種改変、
部隊名称も仮想敵部隊VFC-204と改編されることになりました。
これでアメリカ海軍からは通称レガシーホーネット、F/A-18A~Cの部隊は姿を消し、
ネバダ州NASファロンのNAWDCにあるトップガンに4機ほどが残されるのみとなります。



今月のカラーページでは、そのF/A-18Cの最後の空撮に加え、
新たにVFC-204に配備されるF-5Nとの混合編隊も紹介します。
誌面にも書いたとおり、表紙でも扱ったこのグロスブラックのF-5を見ると、
36年前の映画『トップガン』に登場した某国の戦闘機MiG-28を思い出しますが、
今月はついにまもなく日米で同時公開となるその続編
『トップガン マーヴェリック』についても紹介していますので、こちらもぜひご確認ください。



なお、『トップガン マーヴェリック』の主役航空機は、F/A-18E/Fスーパーホーネット。
今回巻頭で紹介するレガシーホーネットとF-5タイガーⅡは登場しませんので、ご注意を…。



そして7月号の2大特集のもうひとつが、「ブルーインパルス2022」。
年度が変わり今シーズンこそ航空祭などの開催も期待できそうな現状のなか、
ブルーインパルスのメンバーも、新たなシーズンに向け準備万端です。
今年は徳永克彦カメラマンに現地取材してもらい、
彼らの最新の訓練状況をお伝えするとともに
これまでに見たことのないようなポートレートを掲載するほか、
編集部が上越市高田城址公園観桜会でのフライトに密着、
快晴の空に舞ったブルーインパルスと満開の桜のコラボレーションをご紹介します
(石巻市での展示飛行も掲載)。



また、今シーズンもパイロット全員にサインを入れていただいた
2022シーズンリーフレットを読者プレゼントとしてご用意しています
(10名へのプレゼントのうち、3名にはシーズンパッチもセットで)。
ぜひ、誌面をお楽しみいただいた後は、プレゼントにもふるってお応募ください。

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3年ぶりの横田基地友好祭、地上展示機などの詳細が発表に

2022-05-18 19:48:47 | 航空イベント


この週末の5月21日~22日、在日米空軍横田基地の友好祭が3年ぶりに開催されます。
本日、同基地司令兼374AW司令アンドリュー・キャンベル大佐による
プレスブリーフィングが行なわれ、その細部が発表になりました。
会場では2日間にわたりさまざまな航空機の地上展示や飛行展示が計画されており、
三沢基地所属のPACAF F-16 デモチームによるフライオーバーも予定しているとのこと。
また75店以上のブースが並び、多様な商品や飲食物を販売、
同時に会場内屋外に手洗い場や手指消毒ステーションなども設置されます。
現時点で、航空機の地上展示は以下の約30機が予定されています(変更の可能性あり)。
■米軍
C-130J、C-12J、CV-22B、RQ-4B、UH-1N、MH-60R、MH-60S、F-15C、F-16C、P-8A、MC-130J、C-17、KC-10、C-5M
■自衛隊
F-35A、F-15J、F-2A、T-4、U-125A、UH-60J、CH-47J、C-130H、C-1、U-680A、OH-1
■民間
セスナ172、HA-420 ホンダジェット
なかでも気になるのは空自のF-35Aで、実現すれば三沢以外では初の地上展示となります。
さらに前述のとおり両日とも飛行展示が計画されており、F-16C、UH-1N、C-130J、CV-22Bが
9:00から15:00の間に順次フライトを行なう予定になっています。
飛行時間などの詳細は、当日会場内のインフォメーションブースに掲示、案内されます。
また例年イベントの最後を飾る花火ですが、今年は21日(土)20:20からの
打ち上げを予定しています。



以下に、正式発表されている内容や注意事項を紹介しておきます。

開催日:2022年5月21日(土)、22日(日)  9:00~21:00(入門は20:00まで)
入場ゲート:第5(牛浜)サプライゲート 入場無料
アクセス:JR青梅線 牛浜駅 (徒歩約10分)またはJR/西武拝島線 拝島駅(徒歩約20分) 
※牛浜駅は混雑が予想されるため拝島駅利用を推奨
イベント内容:
●日米航空機の地上展示
●米軍機の飛行展示、フライオーバー
●米軍音楽隊等の演奏ほか
※ステージ演奏は午前 10 時から午後8時頃まで(約36団体が2ヵ所のステージに出演予定)
入場に際しての注意事項:
●16 歳以上の方は国籍の確認できる写真付身分証明書(パスポート・マイナンバーカード等)を持参して下さい。
●入場時にゲートで手荷物検査を行なうことがあります。大型手荷物、アルコール飲料、ガラス瓶類、クーラーボックス等のほか、危険物、刃物、モデルガン、ローラースケート、ラジコン類、ドローン等は持ち込めません。
●一般車両用・自動二輪の駐車場、自転車等の駐輪場はありません。
●ペット等の動物を連れての入場はできません。(介助犬等は要事前確認)
●簡易トイレ(車椅子用含む)が会場内に設置されます。
●日米国籍以外の方の来場にはパスポートと在留カード等の滞在許可証明書が必要です。またゲートでの別途手続きが必要となります。

その他、詳細は下記友好祭特設ホームページをご確認ください。
http://www.yokota.af.mil/Friendship-Festival/
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AGT-J写真展「Par Avion 6 - Photo Exhibition」

2022-05-17 17:31:57 | BLOG×記事


航空機を被写体に活動するプロ・アマカメラマンのグループ、
AGT-J(Aero Graphic Trust Japan)が、
1月の第5回写真展に続く第6回写真展「Par Avion 6 - Photo Exhibition」を、
今週末5月20日(金)~26日(木)に東京の銀座で開催します。
これまでのAGT-Jの写真展でも、
昨今のデジタルカメラの性能を最大限まで活かしたユニークな視点の作品を
たくさん発表してくれていますので、
今回も個性豊かでバラエティーあふれる興味深い作品が期待できそうです。

日時:2022年 5月20日(金)- 5月26日(木)
(平日/10:30-19:00  土・日・祝祭日/11:00-17:00、最終日14:00まで)
主催:AERO GRAPHIC TRUST JAPAN
協力:中澤佑介デザイン室
参加カメラマン:吉永陽一・村上 隆・中澤佑介・田嶋健一・竹下英敏・ 洲家岳人・酒井雅生・小久保陽一・河野敏明・北村操佳・石井加奈子・案納哲也

会場:富士フォトギャラリー銀座 ギャラリー2
東京都中央区銀座1丁目2-4
サクセス銀座ファーストビル4F
■地下鉄 銀座線 京橋駅 3番出口より 徒歩1分 ■地下鉄有楽町線銀座一丁目駅 7番出口より徒歩1分
■JR 有楽町駅 京橋口より 徒歩5分
●ギャラリー問い合わせ TEL:03-3538-9822 FAX:03-3567-0039
写真展URL:https://a-g-t-j.com/pa6
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『航空ファン』7月号は米海軍航空とブルーインパルスの2大特集

2022-05-14 20:00:00 | BLOG×記事


例月より一日早い5月20日に書店に並ぶ『航空ファン』7月号は、
どうしても外せないふたつのトピックをガッツリ特集します
(一部発売の遅れる地域があります)。

ひとつめは前作の公開から36年の時を経て、
5月27日に日米同時公開される『トップガン マーヴェリック』にあわせて、
『航空ファン』の得意分野を久しぶりに深掘りする「アメリカ海軍航空部隊の現状」。
現在の米海軍航空隊全部隊、空母航空団編成、運用機種をリストで紹介するとともに、
近い将来の動向を含めて詳しく解説します。
また表紙と巻頭カラーでは海軍最後のレガシーホーネット飛行隊となった
予備役部隊VFA-204の最新空撮を掲載、同隊が
今後機種転換するアドバーサリー(仮想敵)機F-5NタイガーⅡとの編隊も紹介しますが、
前作『トップガン』で登場した敵機MiG-28を連想させるその漆黒の機体にも注目です。
さらに誌面上でも映画『トップガン マーヴェリック』の公開直前情報をご案内するほか、
厚木と岩国での身近な在日米海軍関連ニュースも網羅します。

もうひとつの特集が「ブルーインパルス2022」。
新年度に入り、コロナ禍に対するコントロールも進むなか、
新シーズンの活動を開始した航空自衛隊アクロバットチーム、ブルーインパルス。
今年は徳永克彦カメラマンがホームベース松島基地を訪れ、
最新の訓練の模様をリポートするとともにメンバーのポートレートを撮影してくれました。
また昨年度末に新隊長に就任した名久井2佐のインタビューや
今シーズン初展示となった高田城址公園観桜会での展示飛行のリポート、
石巻市旧北上川河口での展示飛行なども掲載します。
さらに元井英貴氏による好評不定期連載「写真を磨く」の特別編も、
ブルーインパルスの作品がテーマとなります(今回は前編)。

ほかにもF-2との適合性試験のため小牧に展開したオーストラリア空軍KC-30A、
ジム・ラーセンのビューファインダー(③Early Jets)、
トンガ王国国際緊急援助活動に参加した陸自隊員、
陸自第1空挺団と米空軍374AWの空挺降下訓練、“新スーパードライ”飛行船、
特別インタビュー~芥川賞作家・砂川文次さんは元陸自AH-1パイロット、
などの記事にもご期待ください。
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ファミマのコーヒーが『トップガン マーヴェリック』とコラボ

2022-05-13 21:54:32 | BLOG×記事


コンビニエンスストアのファミリーマートが展開する「FAMIMA CAFÉ」が、
本日5月13日(金)から 『トップガン マーヴェリック』 との
コラボキャンペーンを開始しました。
これは「FAMIMA CAFÉ」初のハリウッド映画とのコラボレーションとのことで、
コーヒー、カフェラテのカップ全10種類(Sサイズ・Mサイズ各5種類)に
『トップガン マーヴェリック』のロゴや戦闘機をあしらった
スペシャルデザインが入ってくるというもの(数量限定)。
アメリカ軍の国籍マークのほか
F-14、F/A-18のシルエットなどのバージョンもあるようです。

また、アプリ「ファミペイ」での購入で付与される
ポイントを貯めて応募するプレゼントキャンペーンも実施しており、
こちらではマーヴェリックヘルメット(レプリカ)ほか
スペシャルアイテムやムビチケオンライン券などが当たります。

詳しくは下記URLから。
https://www.family.co.jp/campaign/spot/2205_topgunmovie-cup_cp.html
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