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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

久しぶりの『世界の傑作機』通常版No.208はTa 152を特集

2022-11-30 18:15:29 | BLOG×記事


通常版としては7月末の零式水上偵察機以来となる『世界の傑作機』ですが、
No.208ではフォッケウルフTa 152を取り扱い、
いつもより少し遅めの12月6日に発売となります(一部発売の遅れる地域があります)。

大戦末期にドイツの防空を託す高高度戦闘機として
クルト・タンク博士のもと開発されたものの、
戦況などから最終的な本格生産が始まる前に終戦となった機体ですが、
本書ではアメリカのスミソニアンが保有するTa 152 H-0現存機の細部写真のほか、
カラー図面や貴重な開発時の写真を多数掲載、開発史や各型解説、
実戦記録とパイロットストーリーなども網羅します。


©M.SATAKE
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あいち航空ミュージアムのブルーインパルス企画展訪問

2022-11-28 15:42:24 | 編集長日記


愛知県政150周年ブルーインパルス展示飛行と、
あいち航空ミュージアム開館5周年記念特別企画展
「Always with Blue ~大空への憧れをブルーインパルスと共に~」の関係で、
11月26日、27日の両日、あいち航空ミュージアムに行ってきました。

民間施設の常設展示としては初となるT-4ブルー仕様機(26-5805)のほか、
オープニングトークショーとして26日午前には
SKE48の菅原茉椰さんと第11飛行隊第6代飛行班長吉田信也さん、
同館スタッフの土屋昭人さんによるステージがあり、
午後と翌27日には吉田さんにブルーを解説していただくトークショーも行ない、
航空ファン編集神野が聞き手としてお手伝いさせていただきました
(私事ですが、対外的にはこれが航空ファン編集長として
読者の皆さんと直に接する最初の機会となりました)。





そのほか、企画展では「リタイ屋の梅」氏のイラストでつづる
詳細なブルーインパルス解説パネルの展示や、キヤノンの8Kブルー映像の放映、
4番機ポジションでアクロを体験するシミュレーター(土日のみの運用)などもあり、
4月9日まで開催されています。

さらに、26日の愛知上空でのブルーの展示飛行を対象とした
愛知県主催のフォトコンテストも作品を募集中です。
当日、愛知県各地でブルーをカメラやスマホで撮影した皆さん、
ふるってご応募下さい
(募集要項や応募方法はこちらからhttps://aichi-mof.com/news/2022/11/422331.html)。

各種トークでは吉田さんの詳しい解説を聞くことができましたが、
26日午前のステージでは菅原茉椰さんのシミュレーターの腕前にも
驚きの喚声があがっていました。
なお、吉田さんとミュージアムの土屋さん(元空自テストパイロット)は、
航空学生の同期生(36期)なのだそうです。



そしてもうひとつ。館内1Fにあるミュージアムショップ「ファンブレード」では
「ブルーインパルスグッズ・スーパーフェア」と題して
弊社のカレンダーを含むブルーインパルスに関するさまざまなグッズが取り揃えられています。
なかには長年修業を積んだ職人さんがひとつひとつ刻んでいく
ブルーインパルスをイメージした「薩摩切子」のグラスなどもあるので
ぜひ訪問の際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。      (神野)






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愛知県政150年とあいち航空ミュージアム5周年で今週末はブルーインパルスづくし

2022-11-22 01:00:00 | BLOG×記事


11月26日(土)、愛知県の県政150年を記念してブルーインパルスが同県上空を飛行します。
その詳細が発表され、13時15分ごろ小牧基地を離陸して
約50分間かけて県内を回ることが明らかになりました。
その詳細は本日21日発売の『航空ファン』2023年1月号P.96でも紹介していますが、
そこでも触れているとおり、
名古屋空港にあるあいち航空ミュージアムも今年5周年を迎えることを記念して、
開館5周年記念特別企画展
「Always with Blue ~大空への憧れをブルーインパルスと共に~」を
この日から開始します。
企画展では民間施設としては初となる
T-4ブルーインパルス仕様機(26-5805)の正式な常設展示開始のほか、
T-4ブルーシミュレーター体験やブルーの歴史やトリビアをまとめたパネル展示、
8K映像の上映などが催され、
また26日と27日にはSKE48菅原茉椰さん、
元ブルーインパルス飛行班長吉田信也さんらが登場する
トークショーなども予定されています。
さらに、26日のブルーインパルスのフライトを題材とした
愛知県主催のフォトコンテストも開催予定ですので、
ぜひこちらもチェックしてみてください。

ブルーの愛知県上空での展示飛行詳細については下記URL参照
https://www.pref.aichi.jp/press-release/blue-time.html?fbclid=IwAR2YzHBk6wv1QFxj5V4NzyBeqFMkgIJ2eodWek5BWRm43y6OJf7safOD9Pg

あいち航空ミュージアムの企画展等については下記URL参照
https://aichi-mof.com/




そしてもうひとつ。あいち航空ミュージアムに隣接する商業施設、
エアポートウォーク内のシネマコンプレックス、ミッドランドシネマ名古屋空港では
11月18日から「ブルーインパルス映画祭」と題して
バナプルのブルーインパルス作品の上映が11月いっぱい行なわれています。
11月18日(金)~21日(月)『絆 再びの空へ Blue Impulse』(上映終了)
11月22日(火)~25日(金)『果てしなき追求』
11月26日(土)~30日(水)『アクロエリアSKC』『劇場版コンプリートミッション』(2本立て)
※予告動画はこちらから
https://youtu.be/6yqHOklgQdQ

詳細は劇場URL参照
http://www.midland-cinema.jp/topics_detail/2743
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ご挨拶

2022-11-21 11:55:05 | 編集長日記


本日発売の『航空ファン』2023年1月号の編集作業をもって編集長を離任いたしました。
1988年の拝任から足かけ35年、読者の皆様をはじめ、執筆者、カメラマン、
イラストレーター、クライアント、取材先の方々には大変お世話になりました。
素晴らしき“仲間”に囲まれて仕事ができたことを誇りに思うと同時に、深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

後任には、これまで編集次長として私を支えてくれた神野幸久が着任しました。
新たな『航空ファン』に、変わらぬご愛顧をお願いいたします。

なお今後も編集部には籍を置き、『航空ファン』を側面から見守り(監視し)つつ、
別冊や『世界の傑作機』の編集には携わる予定ですので、
引き続きのお付き合いをよろしくお願いいたします。

とは言え、ひとつの節目を迎えたことに変わりはありません。
毎月、好き勝手に主観を書き連ねた『航空ファン』編集後記と、
本ブログの編集長日記を書けなくなったことに一抹の寂しさはありますが、
新たな気持ちで飛行機の魅力をお伝えできるよう、もうひと頑張りする所存です。

写真は私が小学生のころ、小遣を貯めて初めて買った『航空ファン』1968年10月号。
韓国オーサン基地に派遣された米空軍のF-106デルタダートのフォトリポートを
食い入るように読んだ(眺めた)ものです。
間違いなく、現在の私の原点がここにありました。

三井一郎
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『航空ファン』2023年1月号はヨーロッパや日本でも活動する米軍電子攻撃部隊を特集

2022-11-14 19:55:02 | BLOG×記事


出版界の悪しき習慣から抜け出せず、はやくも新年号(2023年1月号)となる
『航空ファン』は11月21日の発売です(一部発売の遅れる地域があります)。

特集は「世界規模で展開する米軍電子攻撃飛行隊」。
本来は空母航空団の電子戦担当として機能する
アメリカ海軍の電子攻撃機EA-18Gグラウラーですが、
一部の部隊は空軍のクルーも所属する統合飛行隊として、
世界各地の地上基地に遠征展開しています。
これらは日本の三沢基地にも交替で派遣されているほか、
現在はロシアのウクライナ侵攻を受けてドイツにも展開、
NATOを支援する任務に就いていますが、
今月はカラーでドイツのシュパンダーレム基地に展開した
VAQ-134の現地リポートを掲載するほか、
統合遠征電子攻撃飛行隊の解説と最新のEA-18G情報を本文記事で特集します。

また、遠征部隊という意味では関連しますが、
表紙はポーランドに展開したアラスカ3WGのF-22Aラプターで、
さらに米空軍嘉手納基地のF-15部隊を廃止し
F-22をローテーション配備するという衝撃的ニュースとともに、
米軍の遠征部隊関連の話題を採り上げます。

ほかにも「ダークスター」が展示されたエドワーズAFBエアショーや
ブルーエンジェルズが飛行したミラマー・エアショーとサンフランシスコ・フリートウィーク、
国内ネタでは令和4年度国際観艦式&今治「みなとフェスティバル100」の
ブルーインパルス参加イベント、
浜松、入間、新潟で開催された航空自衛隊航空祭、
室屋義秀氏の「Fly over KASAOKA」と岩瀬牧場イベントでのフライト、
女王陛下追悼イベントとなったバトル・オブ・ブリテン・エアショー、
日米のオスプレイが参加した演習「レゾリュートドラゴン22」と「鎮西」なども
カラーで紹介。
シリーズ198X年の空では「F-86F Blue Impulse at Hamamatsu」を紹介します。

記事ページではアメリカ空軍が着手するAMCの改革、
中国海洋進出先鋒の空母関連最新情報、中国のMiG-21「殲7・J-7」戦闘機(後編)、
陸自航空機整備員育成の総本山、航空学校霞ヶ浦校、
最新・シンガポール空軍博物館と各地の展示機などにもご注目ください。
コメント (2)
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