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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『世界の傑作機』最新刊は、長らく絶版だったUS-1のアンコール版をお届け

2023-03-31 19:09:51 | BLOG×記事


4月3日発売の世界の傑作機はアンコール版となりますが、
長らく絶版となっていたNo.140「新明和 US-1」の復刻(重版)です
(一部発売の遅れる地域もあります)。

日本独自開発の海上自衛隊対潜哨戒飛行艇PS-1を改修、
陸上滑走路への離着陸用ギアを取り付けて、
さらに機内を救難用の設備に載せ換えた救難飛行艇US-1は、
東は日本沿岸から1,000kmも離れた太平洋上や小笠原諸島、南はフィリピン近海まで出動し、
太平洋に広く点在する島々の島民や船舶の乗組員を救助するという多くの実績をあげています。
本書はこうした救難出動の記録はもちろん、
本機の技術的開発物語、搭乗員の手記などを掲載し、
本土から遠く離れて生きる人々に厚い信頼を寄せられている
US-1の魅力をタップリ紹介しています。

前述のとおり、本書はNo.140「新明和 US-1」のアンコール版であり、
内容は一部を除き前版と同一ですが、
まだご覧いただいていなかった方も、この機会にぜひご購読ください。
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4月2日に熊谷基地さくら祭

2023-03-30 14:55:47 | 航空イベント


今週末の日曜日、4月2日に埼玉県の航空自衛隊熊谷基地で
4年ぶりとなるさくら祭が開催されます(9時~15時)。
今年は航空機関連の展示は入間ヘリコプター空輸隊のCH-47J地上展示のみとなりますが
(ブルーインパルスを含む飛行展示などは予定なし)、
陸自、空自車両などの装備品展示や航空中央音楽隊、熊谷基地太鼓部の演奏なども
予定されており、桜もまだなんとか満開状態が楽しめそうな状況です。

また、自衛隊の基地行事としては久しぶりに飲食売店も出店予定とのこと。
お天気に恵まれるようなら、約800本も植わっているというソメイヨシノを見ながら、
のんびりお花見というのも楽しそうです。

来場にはなるべく公共交通機関をご利用ください
(最寄り駅、JR高崎線籠原駅から循環バスを運行予定)。

https://www.mod.go.jp/asdf/kumagaya/

なお、陸上自衛隊関連でも4月1日に伊丹、勝田、4月2日に習志野、守山、新町、
4月8日に相馬原などで駐屯地一般開放や記念行事が予定されています。
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5次元モータースポーツ、“AIR RACE X” の始動を室屋氏らが発表

2023-03-28 13:28:25 | BLOG×記事


本日3月28日11時から、室屋義秀氏率いるパスファインダーが
ふくしまスカイパークで記者会見を行ない、
新たなエアレースシリーズ「AIR RACE X」の立ち上げについて発表しました。

記者会見にはレッドブル・エアレースで室屋氏と同期だった
マット・ホール氏(オーストラリア)とピート・マクロード氏(カナダ)もリモートで参加、
シリーズの発起人として今後の展開について、室屋氏とともに説明してくれました。



新シリーズは「5次元モータースポーツ」と銘打たれており、
これまでの3次元で争われるエアレースの要素に加えて、
場所と時間を超越したレースとなることが明かされ、
新たな技術を駆使したものになるそうです。
実際に全パイロットがひとつの会場でタイムを競う「リアルラウンド」に加え、
同じコースを各地に設定して厳格なデジタル計測でタイムを競う「デジタルラウンド」も
実施されるかたちがとられます。
またデジタルラウンドではAR技術を活用、
世界の有名都市などを仮想したコースを設定して、
画面上で再現することも可能になるということです。







シリーズそのものは2025年からのフル開催を目指しており、
まずは今年10月15日にデジタルラウンドのテストレース開催を
実施する準備が始まっているとのこと
(2024年にはリアルラウンドを含めさらに数戦を実施)。

統括団体の発足や参加チーム、パイロットの概要などについては
今後の発表が待たれるところですが、
今日の記者会見に参加した3名はもちろん参加の意向を表明しており、
また将来的には若手の育成にも力を入れていくとのことでした。

https://www.airrace-x.com/

写真:©AIR RACE X
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JAL社長定例記者会見

2023-03-23 18:14:53 | BLOG×記事


「昨日、WBCの決勝戦で日本チームが見事に優勝いたしました。
ちょうどいま、弊社のチャーター便で成田空港に到着いたします。
おそらく、ファイナルアプローチのタイミングであろうかと思います」
という、期待どおりの一声で始まったJAL赤坂祐二社長の定例記者会見。
本誌的に取り上げたい話題は、下記の2点でした。



まずは機種の選定が注目されていた小型旅客機について。
JALは3月23日、現行ボーイング737-800の更新機材として
ボーイング737-8の導入を決定し、21機の購入契約を締結したと発表しました。
JALがボーイング社の新モデルを発注するのは18年ぶりのこと。
2026年の導入開始を目指すそうです。

もうひとつは、「JALスマイルキャンペーン」のシステム障害について。
ご存じの(あるいは参加されようとした)方も多いと思いますが
3月9日0時から販売を開始した「国内線 全路線一律 片道6,600円」のチケットが
アクセスが集中してシステム障害が発生、販売を中止したという事案です。

平常時は毎時3万人程度、過去の最多例でも20~30万人だったアクセス数を考慮し
今回は40万人を想定して販売を開始したものの、100万人を超えるアクセスが集中し
通常の予約を含めてアクセスができない状況となり、販売を中止したのだそうです。

JALとしては現在、再構築の最終テストを進めており
まもなくリトライの体制を整え、再販売をする予定とのことです。



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岐阜の空宙博、リニューアル5周年。F-4EJ改展示開始と飛実団編隊飛行

2023-03-23 15:33:37 | 航空イベント


岐阜かかみがはら航空宇宙博物館「空宙博(そらはく)」は、
リニューアル5周年を記念したイベントを今週末、土曜日の
3月25日~4月9日にかけて実施します。
また『航空ファン』5月号P.72~でも紹介しているとおり、
新たにF-4EJ改431号機が収蔵され、正式展示が始まることを受けて、
企画展「ウェルカム、ファントム ―空を守った幻影 F-4EJ改ファントムII―」も開催、
3月25日から6月5日の間、赤塚 聡カメラマンのF-4写真展などが行なわれます。

さらに同館のリニューアル5周年となる3月25日10時前には、
飛行開発実験団の所属機による異機種編隊飛行も行なわれる予定です。
(天候により中止・変更の可能性あり)

リニューアル5周年のお知らせはこちら
http://www.sorahaku.net/event/1001680.html
F-4EJ改企画展のお知らせはこちら
http://www.sorahaku.net/event/1001685.html


飛行開発実験団による編隊飛行のお知らせはこちら
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/286030.html
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