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航空専門誌の文林堂『航空ファン』&『世界の傑作機』公式ブログ

『世界の傑作機』No.209 はベアキャット増補版として6月1日発売

2023-05-31 12:08:03 | BLOG×記事


『世界の傑作機』最新刊No.209は明日6月1日の発売となりますが、
本号では2012年3月発行のNo.148『グラマンF8Fベアキャット』を
増補・改訂します(一部発売の遅れる地域があります)。

もし太平洋戦争が実際よりも長引いていたら、
間違いなく第二次大戦レシプロ艦上戦闘機の最優秀傑作機にあげられていたであろう
F8Fベアキャット。
本機の開発から各型、配備部隊、ウェポンシステムまでを詳述するほか、
日本海軍の零戦後継機「烈風」との対決の行方を航空力学的見地から考察しています。
また、戦後のエアレーサーとしての活躍にも言及、
今年が最後の開催となるかもしれないリノ・エアレースに思いを馳せ、
同レースでも活躍したレーサー機の写真やそれらを含む側面図などを追加するほか、
カッタウェイ(解剖)図などカラーページを増補し、解説記事の一部を修正しました。
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AGTJの写真展「Par Avion 7」銀座で開催中(6月1日まで)

2023-05-30 20:02:49 | BLOG×記事


少々出遅れてしまったものの、
『航空ファン』7月号L&Iコーナーでも紹介しているAGTJの写真展
「Par Avion 7」に行ってきました。

今回も正攻法の作品から一風変わった作品、セスナ172からの空撮写真まで、
ヒコーキ撮影パッションをくすぐられる多くの写真が飾られていました
(作品集やオリジナルプリント、ユニークなステッカーなどの販売まであります)。







東京都中央区銀座の富士フォトギャラリー銀座 ギャラリー2で
6月1日までの開催となっていますが(最終日は14時終了)、
お時間のある方はぜひ覗いてみてください。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100064882173044
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JAL 777-200ER退役チャーターフライト、こぼれ話

2023-05-18 15:48:18 | 編集局長日記


JALがボーイング777-200ERの初号機、JA701Jの退役に際し
同機のアメリカへのフェリーフライトに同乗する、過去に例のないツアーは
発表時から驚きをもって伝えられ、大きな話題となりました。

5月16日夕刻、同便の出発を羽田空港で見送ることができたのですが
詳細記事は次号(8月号)内のニュースページでお伝えするとして
ここでは出発時に目にした「こぼれ話」」を2、3ご紹介します。

ツアー参加者は、搭乗ゲートで催された出発セレモニーに臨んだのですが
ここで嬉しいサプライズがふたつ、発表されました。
ひとつは搭乗前に機体を近くから撮影するチャンスが設けられたこと
そしてもうひとつは、(これが凄い!)左エンジンの外板に
各自サインを書き入れることができるというものでした(大歓声)。

多くの参加者が701Jや777への感謝の言葉を思い思いに記し
機体はその姿のまま、47名の参加者を乗せ、夜の空港を後にしました。
サインは飛行中も雲や雨で消えることはなかったようです。



また出発前、参加者をスポットに運んだランプバスにも注目しました。
なんと車両ナンバーが「777」だったのです。
JALによれば、エアポートリムジンを運行する
東京空港交通(株)の粋な計らいだったとのこと。
なんとも心憎い演出(の連続)でした。



Thanks 701J SAYONARA ! (三井)
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『航空ファン』7月号は空中早期警戒管制機特集。表紙は空自E-2D!

2023-05-14 05:12:11 | BLOG×記事


今月発売の『航空ファン』7月号は、またも流通の事情でいつもより早い今週金曜日、
5月19日の発売となります(一部発売の遅れる地域があります)。

特集は「現代戦の要、空中早期警戒管制」。
現代の複雑な航空戦闘では、最新の戦闘機であっても
早期警戒管制機のサポートなしでは真価を発揮することはできません。
高空に滞空して高性能のレーダーで戦場を俯瞰し、データリンクを駆使して
戦闘を優位に導く早期警戒管制機の世界各国の現状と機種について、
今月号では詳しく解説します。
また巻頭では徳永克彦カメラマンが民間人カメラマンとして初めて
航空自衛隊の最新AEW機、E-2Dアドバンストホークアイを空撮、リポート。
さらにイギリスからチリに移管された
E-3Dセントリーがチリ空軍93周年式典に参加した際に撮影された
最新空撮も現地からお届けします。
「渋い特集だな~」と思うかもしれませんが、
グラフページ、読み物ページとも、興味深い記事となっているので、
ぜひご一読ください。

そのほかカラーページでは、三沢で対地射爆撃訓練を行なった第8航空団のF-2、
RED FLAG 23-1と各地に現われるF-16のカラフルなC/C機、
通常規模の開催が戻ってきた春の国内航空イベント(岩国、嘉手納、厚木、鹿屋)などを
リポート。
アメリカ人航空写真家ジム・ラーセンのView Finderでは
ポール・アレンが集めたコレクションを収蔵する
ワシントン州ペインフィールドにあるフライング・ヘリテージ&
コンバット・アーマーミュージアムの機体を紹介します。
ほかにも写真を磨く・特別編「復活! エアショー」の第1回や、
F-15撤退が進む嘉手納基地の現状、国産初の航空機搭載型スタンドオフ・ミサイル
12式地対艦誘導弾能力向上型の性能を探るといった時事ネタ、
韓国戦争記念館の展示機の最新情報や
渡辺洋二氏による個人としての航空戦史「落下傘2回、静かな闘志」もお届けします。

なお、昨今のあらゆるコストの上昇にあらがえず、
『航空ファン』も今月より苦渋の決断で価格を少し上げさせていただくことになりました。
読者の皆様に負担を強いるのは心苦しいのですが、
今後も美しい写真や正確な情報をいち早くお届けできるよう努めてまいりますので、
引き続きの応援、どうかよろしくお願いいたします。
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5月11日

2023-05-11 22:49:32 | BLOG×記事


5月発売の『航空ファン』7月号は、またも例月より早めとなる5月19日の発売です。
そのため、編集部は現在、校了(印刷工程に進めるための編集作業完了)に向けて
確認の真っ最中。

今月はAEW、空中早期警戒管制の特集です。
「渋いな」などと思われるでしょうが、中身は非常に充実しており、
読みごたえもあります。
そしてなにより徳永カメラマンによる民間人としては初の
空自E-2Dの空撮取材も網羅していますので、ぜひ発売日をお楽しみに。

あとひと踏ん張りです!       (神野)
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