呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

立ち呑みってのは日本の新しい文化なのか

2021-02-23 23:35:56 | 呑んだり喰ったり語ったり

高円寺 立ち呑みの名店「きど藤」

そもそも日本人ってのは立つのが苦手な民族らしい。

欧米人と違って体形的に長く立っていると疲れてしまうのだとか。

そう言えば子供のころ、お痛をして叱られるときは立たされたもんだ。


「鶏レバ刺身」

昔は安い酒を呑むために酒屋の店先やカウンターだけの酒場でガマンしながら立って呑んだってね。


表面は軽くボイルしてあるが、中はトロットロ

今じゃ旨いものがあるからって、オシャレだからって、

求めていく場所が立ち呑み屋なんだってね。



そして従順を美徳とする日本人は、

なんだか店主に遠慮しながら、周囲に気を使いながら、決められたルールを守りながら呑む

立ち呑み屋の雰囲気が実は好きなのかもしれない。


クリームチーズにおかかをかけたもの

三密しなくちゃいけない世の中になっても、

どこかでザワザワと肩を寄せ合いながら呑む立ち呑みを熱望してはいないだろうか。


「小肌」

欧米人は立ち続けるのが苦じゃないから、立って呑み喰いするのは日常的。

日本人も欧米化が進んでいるんだから、立ち呑み屋が金の無いオジサンたちの行くところだ!

なんて思っている若者ももう少数派なんじゃないの?


「アジフライ」

そう、立ち呑みはすでに日本の文化となった。

なっているのである。


「肉豆腐」

立って呑みながら、旨いもんが喰えて、しかもセンベロ!

キミ、こりゃ文化以外のなにものでもなかろうよ!



※「センベロ」→千円でベロベロになれることを指して言います。


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