山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

音楽のすばらしさについて

2009-12-03 23:38:41 | 日記
幼児教育学科では、毎年2回(前・後期一回ずつ)、プティ・コンセールを開催します。
これは、フランス語で「小さな音楽会」の意味で、幼児教育学科の学生達が、歌や楽器や演技などを人前で披露し、舞台技術や舞台度胸などをつけてもらうために開催しているものです。
ちなみに学生達は(先生方も)「プティコン」と略して呼んでいます。

僕は、自分で歌ったり楽器を演奏することは、決してうまくはありません。
でも音楽を聴くことは好きです。
また、学生達が一生懸命頑張っている姿を見せてもらうのが好きなので、可能なかぎり見に行かせてもらうようにしています。

後期のプティコンでは1年生も前期よりは上達しています。
そして、2年生は在学中最後のプティコンなのでとても上手になっています。
それから、プログラムの最後には2年生全員による合唱があり、それにはいつも鳥肌が立つほど感動させてもらっています。

今年の2年生は、「いきものがかり」のYELLという歌を全員で合唱しました
学生達は、この歌を心を込めて心を合わせ歌っていました
きっと彼女達、彼らにとっては、この歌がこれからの長い人生の応援歌(エール)になるのでしょう

プティコンの合唱を聴くと、いつも自分の合唱経験を思い出します。
最近、僕が、皆で声を合わせて歌うのは、入学式と卒業式の「学科斉唱」くらいかなあと思います。
でも「斉唱」といっても、申し訳程度に口を動かしもごもごと歌っている程度ですから「合唱」とは程遠い状態。
小中学校、高校と音楽の授業や合唱コンクールで、クラスメートと声を合わせて歌うことが、なんと気持ちのよかったことかは、今でも覚えています。
クラスの心が一つになったような気がしてとてもいい気分でした。
中学校1年生のコーラスコンクールで歌った「ビューティフル・ネーム」、3年生の時に歌った「石仏」など、コーラスコンクール(のための練習)の想い出は、すでに30年近く前のことになるのですが、今でも結構覚えています(中学校2年生では何を歌ったのか忘れてしまった…)。
先の投稿に「音楽は世界共通語」というタイトルをつけましたが、音楽は本当に人の心を一つにする力を持っていると思います。

先ほど、最近、合唱をすることがないと書きました。
でも実は、今年のお正月に小学校の同窓会があり、そこで皆で「校歌斉唱」を行いました。
この歌を一緒に歌っていた仲間たちが、(自分も含めて)皆こんなにおじさん、おばさんになっちゃったよと~いう寂しさはありましたが、それでも皆で校歌を何十年かぶりに歌ったのはとても気持ちがよかったです。

歌って本当にいいですね



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