山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

短大から4年制大学への編入

2009-09-07 23:34:32 | 日記
8月中のある日に夏休み中でも忙しいということを書きました。

8月に僕が研究室にいる時間は、4年制大学への編入学希望の学生の英語個別指導の予約と補習で、ほとんど一杯になってしまいます。

僕は学内唯一の専任英語教員で、きっと僕が断ってしまったら学生も困ってしまうだろうし、好きな英語の力で人の役に立てることは、僕自身気持ちのいいことでもあるので、進学希望者の英語を指導してくださいというお願いには物理的に可能な限り応じるようにしています。

その結果、一日学校にいても、自分のすべき仕事は全然進まず、入れ代わりやって来る学生が解いてきた(あるいは解けなかった)各自の受験校の過去問を一緒に解いたり、解説して、その繰り返しで、一日が終了してしまうという日も何日かありました。

それでも、そんな苦労(?)(←もちろん受験者本人のほうが苦労はしていますが…)が報われるのが、毎年これくらいの時期。

学生達が「先生、○○大学に受かりました!ありがとうございました」と笑顔で報告に来てくれるのです。
「中には先生のおかげで合格できました」などと言ってくれる学生もいて、そう思ってもらえて光栄だと思ったりしています。
普通に授業をしているだけでは単なる「教師」という存在ですが、このように多少でも恩を感じてもらえると「恩師」という段階に昇格した感じです。

編入試験は、多くの学校では、専門科目、面接、小論文、そして英語というような入試科目のパターンが多いです。
そうすると、大体、専門科目は、皆ある程度勉強をしてくるのである程度の点数は取ります。面接・小論文は極端な差がつきにくい科目です。
それらに比べると英語はできる人とできない人の差が歴然と表れてしまう科目です。
ということは、合計点の差は、実は英語の得点の差だったということもあり、英語が合否を分けることになりかねません。
その意味で、編入試験の英語という存在が重要となります。

今年も、多くの学生が合格報告に来てくれることを祈っています。


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