10月2日(火)、2012(平成24)年度新見市国際交流協会英語講座第1回(第166回新見英語サロン)が開催されました。
新見市国際交流協会では、毎年、英語・韓国語・中国語の外国語講座を開催しているのですが、好評のため今年度は全10回の開催となりました。
そのうちの英語講座は、市内のALTたちの協力のもと、僕が担当させてもらっています。
新見市は大きな自治体ではありませんが、英語教育に力を入れているため、市内の小中学校で教えるALTを12名配置しています。
このことについては、『備北民報』の本日(10月9日)付の「一期一会」のコラムで桂編集長も書かれています。
以前、このブログの記事でも書きましたが、そのような多くのALTと一緒に教えることができるのは、プロ野球のオールスター戦で監督を務めるようなものです(第146回新見英語サロン(新見市国際交流協会第6回英語講座)開催参照)。
打ち合わせのない、行き当たりばったりの(よく言えば、臨機応変の)出たとこ勝負の授業ですが、自分で勝手に分析すると、打ち合わせがないゆえに、ALTたちに尋ねるとどんな発言が出るかわからないところを、交通整理しながら進めていく、そんなところもこの講座の面白いところのひとつではないかと思っています。
第1回の今回は、7人のALTが参加してくれました。
受講者は22人でした。
総勢30人ほどで、まずは、机を丸く並べて授業開始です。
今回は、初回のため英語での自己紹介の仕方を学びました。
自己紹介の仕方を学んだ後は、それを実践する機会を持ちました。
丸く並べた机の輪の内側が立食パーティ会場に早変わり。
今回練習に使ったモデルダイアログです。
On a train
Rose: Excuse me, but is this Niimi Station?
Sakura: Yes, it is.
Rose: Good! This is my new home. I am a new ALT in Niimi.
Sakura: Really! Welcome to Niimi. My name is Sakura SAITA. I am a school teacher at Niimi Daini Elementary School. Nice to meet you.
Rose: My name is Rose BLOOMFIELD. I am from Pasadena, California. Happy to meet you, too. I think I will teach at Niimi Daini Elementary School too.
Sakura: Good!
Rose: How big is the school?
Sakura: We have about 120 children.
……
(日本語訳)
ローズ:すみませんが、ここが新見駅ですか?
さくら:はい、そうです。
ローズ:よかった。ここが私の新しい町になるのです。私は新見の新しいALTです。
さくら:本当! 私の名前は、斉田(さいた)さくらといいます。私は新見第二小学校の教員です。どうぞよろしく。
ローズ:私の名前はローズ・ブルームフィールドです。はじめまして。カリフォルニア州パサデナ出身です。私も新見第二小学校で教えることになると思います。
さくら:よかった!
ローズ:ところで学校の規模はどのくらいですか?
さくら:大体120人の児童がいます。
……
(解説)
新しいALTが新見駅に降り立ったとの設定です。実際は、ALTが赴任するときには教育委員会が出迎えに行きますので、このような会話は起こらないと思います。私も何度か教育委員会の付き添いで岡山県庁まで新しく赴任したALTを迎えに行ったことがあります。10年ほど前NHKの朝のテレビ小説(朝ドラ)で『さくら』という番組が放送されていました。このドラマは主人公である日系4世のエリザベス・サクラ・マツシタがハワイから岐阜県高山市にALTとして赴任するというストーリーでしたが、この会話では、日本人の先生の名前を
「さくら」としています。そして、ALTの名前を「バラ」を表すRoseとしています。彼女の出身地はカリフォルニア州パサデナという設定です。パサデナはアメリカンフットボールのローズボウル(Rose Bowl)やローズパレードで知られるバラの町です。
10月8日付『備北民報』でも当日の様子をご紹介くださいました。
新見市国際交流協会では、毎年、英語・韓国語・中国語の外国語講座を開催しているのですが、好評のため今年度は全10回の開催となりました。
そのうちの英語講座は、市内のALTたちの協力のもと、僕が担当させてもらっています。
新見市は大きな自治体ではありませんが、英語教育に力を入れているため、市内の小中学校で教えるALTを12名配置しています。
このことについては、『備北民報』の本日(10月9日)付の「一期一会」のコラムで桂編集長も書かれています。
以前、このブログの記事でも書きましたが、そのような多くのALTと一緒に教えることができるのは、プロ野球のオールスター戦で監督を務めるようなものです(第146回新見英語サロン(新見市国際交流協会第6回英語講座)開催参照)。
打ち合わせのない、行き当たりばったりの(よく言えば、臨機応変の)出たとこ勝負の授業ですが、自分で勝手に分析すると、打ち合わせがないゆえに、ALTたちに尋ねるとどんな発言が出るかわからないところを、交通整理しながら進めていく、そんなところもこの講座の面白いところのひとつではないかと思っています。
第1回の今回は、7人のALTが参加してくれました。
受講者は22人でした。
総勢30人ほどで、まずは、机を丸く並べて授業開始です。
今回は、初回のため英語での自己紹介の仕方を学びました。
自己紹介の仕方を学んだ後は、それを実践する機会を持ちました。
丸く並べた机の輪の内側が立食パーティ会場に早変わり。
今回練習に使ったモデルダイアログです。
On a train
Rose: Excuse me, but is this Niimi Station?
Sakura: Yes, it is.
Rose: Good! This is my new home. I am a new ALT in Niimi.
Sakura: Really! Welcome to Niimi. My name is Sakura SAITA. I am a school teacher at Niimi Daini Elementary School. Nice to meet you.
Rose: My name is Rose BLOOMFIELD. I am from Pasadena, California. Happy to meet you, too. I think I will teach at Niimi Daini Elementary School too.
Sakura: Good!
Rose: How big is the school?
Sakura: We have about 120 children.
……
(日本語訳)
ローズ:すみませんが、ここが新見駅ですか?
さくら:はい、そうです。
ローズ:よかった。ここが私の新しい町になるのです。私は新見の新しいALTです。
さくら:本当! 私の名前は、斉田(さいた)さくらといいます。私は新見第二小学校の教員です。どうぞよろしく。
ローズ:私の名前はローズ・ブルームフィールドです。はじめまして。カリフォルニア州パサデナ出身です。私も新見第二小学校で教えることになると思います。
さくら:よかった!
ローズ:ところで学校の規模はどのくらいですか?
さくら:大体120人の児童がいます。
……
(解説)
新しいALTが新見駅に降り立ったとの設定です。実際は、ALTが赴任するときには教育委員会が出迎えに行きますので、このような会話は起こらないと思います。私も何度か教育委員会の付き添いで岡山県庁まで新しく赴任したALTを迎えに行ったことがあります。10年ほど前NHKの朝のテレビ小説(朝ドラ)で『さくら』という番組が放送されていました。このドラマは主人公である日系4世のエリザベス・サクラ・マツシタがハワイから岐阜県高山市にALTとして赴任するというストーリーでしたが、この会話では、日本人の先生の名前を
「さくら」としています。そして、ALTの名前を「バラ」を表すRoseとしています。彼女の出身地はカリフォルニア州パサデナという設定です。パサデナはアメリカンフットボールのローズボウル(Rose Bowl)やローズパレードで知られるバラの町です。
10月8日付『備北民報』でも当日の様子をご紹介くださいました。
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