認知症の早期診断 介護並びに回復と予防のシステム

アルツハイマー型認知症は、廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病なので、発病を予防でき、早期治療により治せるのです

二段階方式が提示するアルツハイマー型認知症の真の正体(H-09)

2023-06-27 | この先一週間-脳の活性化と私なりのテーマ
(プロローグ)
(1) 私たちの『二段階方式』は、Kinuko とTadの二人だけが運営する(有限会社)エイジングライフ研究所が、『アルツハイマー型認知症』に特化した研究を基礎とした「主張内容」、「根拠データ」及び「各種様式」の開示と二段階方式の「手技」を実務化、マニュアル化して有償/有期の『使用許諾契約』の締結下で、高齢化が進んで、『アルツハイマー型認知症』の発病高齢者の川下対策に過ぎない『介護の予防/介護』対策に苦しむ中での、問題意識がある市町村を対象とした『川上対策』としての『発病自体の予防』というテーマに対する先駆的な活動への問題意識を強く抱く市町村に対する、『活動の実践指導』を目的として活動して来た『諸活動及び主張内容並びに手技』を象徴するトレード・マークなのです。
※1「二段階方式」の名称は、アルツハイマー型認知症の発病者であるか否か/発病者である場合は、回復/症状の進行の抑制の可能性の有無及び程度がどの程度であるかを判定し、告知することを目的として、「意識」が覚醒した世界に於ける「脳全体の司令塔」の役割(左脳、右脳及び運動の脳という3頭建ての馬車を運行する御者の役割)を担う最高次機能の「前頭葉」の機能レベルを「改訂版かなひろいテスト」により、高次機能の「左脳と右脳」の機能レベルを「MMSE」により判定し、両者を総合して全体としての機能レベルを精緻に判定できる手技であること(最高時機能と公示機能を個別に、2つの段階に区分して判定する手技であること)を表記し、明記したもの。
※2 「前頭葉」の機能レベルを精緻に判定出来る手技は、私たち二段階方式が世界に誇る「改訂版かなひろいテスト」しか存在していないのです。
※3 世界中の権威ある機関と雖も、精緻な手技を持たないので、前頭葉の機能レベルは判定の対象外としていて、左脳と右脳の機能レベルを「MMSE」で判定するだけで、お茶を濁しているのです。
※4 エーザイは、レカネマブの製造及び販売を厚労省に申請した根拠データの中でさえも、レカネマブの服用の効能を判定するに際し、前頭葉の機能レベルの判定データは提出出来ていないのです(CDRでは、「前頭葉の機能レベル」の判定は、出来ないのです)。
(2) 様々な種類が数ある認知症の内の殆ど全てとも言うべき90%以上の割合を占めている『アルツハイマー型認知症』の発病と症状が進行するメカニズム、段階的な症状の類型、治療(症状の回復/進行の抑制)及び発病自体の予防の方法について、Gooブログ上に無料で公開中2012年3月に投稿を開始して、今日現在までに本Gooブログ上に投稿し公開して来た「累積での総字数」は、優に500万字を超える(全ゆる疑問に回答できるレベルの品質と量を誇る)。
※1 世界中の専門機関は、『アルツハイマー型認知症』についてほとんど無知なのです。
世界中の権威とされる機関はすべてが、「末期の段階」、私たち「二段階方式」の区分で言う「大ボケ」の後期(30点が満点であるMMSEの得点が一桁の段階)で初めて発現してくる極めて重度の症状の外観からの早合点に因る誤解に因り、極めて重度の「物忘れ」の症状を伴う「神経変性疾患」だと誤解してきたのです。
※2 その結果、私たち「二段階方式」が提示する「本当の意味での早期の段階」、『脳のリハビリ』の実践に因り症状の回復/進行の抑制可能である『小ボケ』及び『中ボケ』の段階を見落としているのです。

(3) 更に、2023年の1月からは、ツイート(@tadnotwit30)でも、日々情報を発信して、(100%誤りの内容の主張でありながら、米国のハーバード大学が牽引し、我が国では、東大、京大、理化学研究所が追随し/牙城を形成して、それら機関の我が国における権威の高さ故に、社会に害悪を及ぼし続けてきている仮説である「アミロイドβ仮説」について、厚労省や認知症の診断が専門の精神科医までもが惑わされている)現在の状況に対し、警鐘を鳴らし続けているのです。

(4)哀しいというか、恐ろしいことに、我が国は、アミロイドβ仮説一辺倒なのです。東大、京大、理研-MIT 研究室(利根川進)がアミロイドβ仮説の我が国の牙城であること及びアミロイドβ仮説が、現在のところ世界的にも通説の地位に在る(支持する学者の数が一番多いというだけの意味)ことなどから、厚労省までが対策を誤り/公明党の要求もあって、(川上対策)の『発病自体の予防』を棚上げして、川下対策(介護の予防とボケても安心な社会作り)の制度化による政策の推進に邁進していて、意味不明の末期段階での発病の診断(末期段階の大ボケの後期で発病を見つける「発病のレッテル貼り」の意味でしかない診断)と(治療の効能は皆無)で、(症状の発現の仕方)を昂進させ、又は抑制するだけの効能でしかない対象療法薬(興奮型の薬である、エーザイのアリセプトが代表)を処方して、売り上げを稼ぐだけの不条理な診断が横行しているのです。

(5) 売り上げ規模が大きくて、(治療薬ではなくて、単なる「対症療法薬」でしかない)エーザイの「アリセプト」は、当該特許が有効であった時期には、多い年度には、3000億円を超える売上高を誇ってきたのです。
そもそもは、『治療薬』(アルツハイマー型認知症の症状の進行を或る程度遅らせる効能を有する治療薬)の謳い文句で申請して、厚労省の使用許可を得ておきながら、実態は、治療の効能は無くて単なる『対症療法薬』でしかなかったのです。
故意ならば詐欺、過失なら重大な社会的責任が問われるべきものなのに、マスコミも取り上げようとはしないのです。ちなみに、フランス政府は、長期期間に渡る効能の有無の追跡結果により、治療の効能が認められないとして、健康保険の適用を除外する措置をとっているのです(我が国では、『アルツハイマー型認知症』の診断が専門の精神科医までもが、『治療薬ではなくて、単なる対症療法薬でしかないエーザイのアリセプト』を治療薬として処方して、荒稼ぎする診断が横行して来たのです)。

(6) 世界的には、米国のハーバード大学が牽引し、東大、京大、理研ーMIT研究室(利根川進)が我が国での牙城である「アミロイドベータ(β)仮説」が通説(賛同者数が最も多いというだけの意味)ではあるのですが、廃用型の『生活習慣病』が本態であるにすぎない『アルツハイマー型認知症』については、世界中の権威機関が、ほとんど無知であり、科学的で客観的な根拠(裏付けとなる根拠データ)も提示できない儘に、更には、自説が主張する原因内容(要因)と『アルツハイマー型認知症』の発病/症状の進行との間の因果関係を実証できない儘での憶測だらけで/間違いだらけの「3つの仮説」が横行している状況(アミロイドβ仮説、タウ蛋白仮説、アセチルコリン仮説等)なのです。
猶、(特定の『遺伝子の異常』が生来的に存する人だけを対象に発病するのが特徴である「アルツハイマー病」とは、全く異なる性質のものであるので注意して下さい。我が国では、無知により、専門家でさえも両者を混同している人たちが極めて多いのです)。
※ 『アミロイドβ仮説の主張内容が、100%誤りであること』について、本稿で、関連する脳機能データを提示し、説明していきます。

(7)『アルツハイマー型認知症』については、ハーバード大学を筆頭に,世界中の権威ある機関でさえも未だに無知なのです(権威だけを傘に着た、憶測だらけ。誤りだらけの仮説を主張し続けているのです)。
研究対象をマウス(齧歯類)から、マーモ・セット(哺乳類)に代えたところで、何も変わっては来ないのです。何故なら、マーモ・セットにも、肝心要の要因である『注意の分配力』の機能(ひいては、複合機能体である「前頭葉の機能」)が備わっていないし、そもそも『意識』の世界が存在していないから(「アルツハイマー型認知症」は、世界中の専門家達の間でさえ未だに『人類最大の難問』とされている『意識』が関わる認知症なのです)なのです(マウスやマーモセットを研究対象にすること自体が、的違いなのです!)。

(8) 『アルツハイマー型認知症』については、認知症研究の専門機関(専門家、医師達)までもが、神経変性疾患だと本質を誤解していて、「記憶障害起因して発病」するとの憶測(これこそが、重大な早合点による、「誤解」なのです!)による想定と構想に基づいたもので、科学的で客観的な根拠データも無い代物の仮説がアミロイドβ仮説(エーザイのアデュカヌマブ、レカネマブの開発根拠)であり、タウ蛋白仮説であり、アセチルコリン仮説(エーザイのアリセプトの開発根拠)なのです(マウスやマーモセット記憶行動並びに末期の発病患者の死後の脳の解剖所見から推測し、憶測しただけの「仮説」であり、権威だけを傘に着た、根本的に誤りの主張内容なのです)。

&1 (エーザイのレカネマブの効能の有無と問題点)
(1) (世界的に通説とされる)アミロイドβ仮説は、『アルツハイマー型認知症』の本質を器質的な病変の存在に因る、極めて重度の記憶障害を発病の原因要因とする神経変性疾患と早合点に因り誤解していて、100%誤りなのです。
※私たち二段階方式は、(アミロイドβ仮説の主張内容が、100%誤りだと実証出来ている)脳機能データ、『客観的で精緻な脳機能データ3種類』を提示出来るのです(『アルツハイマー型認知症』の発病患者14689人に実施した『二段階方式』のテスト結果データ(『前頭葉』を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした「三段階に区分される類型的症状」を基礎とした、発病者の症状の段階の判定を含む)が、根拠なのです。

(2) 『アミロイドβ仮説』を開発の前提理論とするエーザイの『レカネマブ』は、アミロイドβの蓄積を阻害/除去出来ても、『アルツハイマー型認知症』の症状の進行を抑制出来る効能は無い代物、(廃用型の生活習慣病が本態であるアルツハイマー型認知症の発病/症状が進行するメカニズムに照らして)、症状の進行を抑制できる効能は、100%無い(1%も有り得ない)のです!

(3) そもそも、アミロイドβの蓄積老人斑)と『アルツハイマー型認知症』の発病/症状の進行との間には因果関係自体が存在していないのです(アミロイドベータ仮説の牙城の、ハーバード大学も、東大も、京大も、理化学研究所も、更にはエーザイも、因果関係が存在することの実証が、未だに出来ていないのです)。
加えて、私たち二段階方式は、『アミロイドベータ仮説が100%誤りだと実証出来ている、3種類の「精緻な脳機能データ」を提示できる』のです。

(4) 更なる問題点として、CDRの転用数値である『27%』という数値自体にも、以下に詳説するように、『重大で致命的な欠陥』が存在しているのです。

&2 (レカネマブの評価方法には、重大で致命的な欠陥が存在)
(1) 我が国の製薬会社であるエーザイが『アルツハイマー型認知症』の症状の進行を抑制する効能を有する(初期段階の「軽度認知症」の段階であれば、症状の進行を2~3年程度遅らせる効能を有する)と強弁している『レカネマブ』の効能の評価方法には、重大で致命的な欠陥が種々存在しているのです。

(2) エーザイが提示するレカネマブの「効能の評価数値27%」には、評価に活用(悪意による転用か?)した『CDR』自体に、客観性が皆無なのです。
エーザイがレカネマブの評価に転用した『CDR』(Clinical Dementia Rating)という基準は、基準の名称、或いは、使用され、記述された言葉とは裏腹に、実際の機能基準の判定については、無価値主観的に過ぎるものなのです。
認知症の診断基準にも使用され得ない極めて主観的な記述が特徴なのです。
主観的記述に因る、②主観的基準に基づいて、③主観的観察結果を、④単に数値化するのが特徴なだけのものであり、主観が主体で、客観性に欠ける為に、本来は、『ケアプラン作成用』のものを転用した、極めて粗雑な効能の評価であり、レカネマブが症状の進行を抑制する効能を有するのか/どの程度の効能があるのかを、客観的で精緻に判定するためには不可欠の要因である『前頭葉』の客観的な機能レベルの変化及び進行の抑制効果についての、客観的な評価とは無縁のものであり、主観的な基準に基づく、主観的な観察結果を、単に数値化したところで、『客観性は生まれてこない』ものなのです(無から有は、生じないのです!)。

(3) そもそも、服用対象者を選別する『MCI』(軽度認知障害)の基準自体が、本人が申告する「物忘れの症状」と家族が申告する本人の「物忘れの症状」と判定者が観察する「物忘れの症状」が、主観的な観察を基礎とした判定であり、アルツハイマー型認知症の「発病者ではない」が(医師は大ボケで初めて発病と診断するので、大ボケより物忘れの症状が軽いはず)、「正常者でもない 」、発病の前駆的段階と定義するその定義自体が意味不明のもの。
加えて、「軽度の段階の発病者」の判定基準が極めて不明瞭なのです。

(4) 「認知機能障害」の有無及び程度が要のテーマとなるべき『アルツハイマー型認知症の』の症状の進行を抑制する効能を有する薬であると強弁していながら、肝心要の『前頭葉』の機能レベルについての(客観的な判定)が全く為されていない上に、何等の言及さえもなされていない無知と言うか、出鱈目な判定/評価が、臆面も無く、評価データとして提示されているのです(意識が覚醒した世界に於ける『脳全体の司令塔の役割』を担っている『前頭葉』の機能に関わる、就中、「注意の分配力」の機能の働きに関わる『治療薬』の効能の評価には、絶対に許されてはならない、出鱈目なデータなのです!)。

(5) 最も重大で致命的な欠陥は、小ボケ及び中ボケまでの本当の意味での早期の段階では、本人の日々の『脳の使い方としての生活習慣要因自体が、症状の回復/進行の抑制/進行に直接的な影響があるので(エーザイは、このことにさえも無知)、当該生活習慣要因が『排除されないで評価した結果』については、『レカネマブの服用による効能との因果関係が実証できないという重大で致命的な欠陥があることになる』のです。
※そもそも、『Aという原因が存在していない場合には、Bという結果は生じてこない』ことが実証される場合に限り、『Aという原因とBという結果との間に因果関係が存在していることになる』ものなのです。

(6) エーザイのレカネマブの効能の有無の評価については、服用者の日々の脳の使い方としての「生活習慣要因による影響が排除されていない」結果、「服用と効能」(症状の進行の抑制効果)との間の『因果関係を実証できていない、極めて重大で致命的な欠陥が存在している』ことになる訳なのです。

(7) 上記中(4)の欠陥及び(本来的な使途としてケアプラン作成用でしかない)「CDR;軽度認知障害」という、名前ばかりで、実際は極めて主観的な評価方法をレカネマブの効能の評価に転用(悪用)した極めて『重大な過失』が存在するのです(万一にも、無知からくる過失ではなくて、「故意」により転用したのであれば、詐欺的な行為であり、社会的責任が生ずることにもなる)。

(8) 『記憶障害』という要因が『アルツハイマー型認知症』の発病及び症状が進行する核心的で要の要因であるとの『極めて重大な誤解をしている』ことへの問題を指摘しておきたいのです。

※1 世界中の権威機関からは、原因不明で治らない(発病の予防が出来ない)タイプの認知症であると誤解された儘である『アルツハイマー型認知症』の発病患者の症状の重症化が進行して行き、末期の段階である「大ボケ」の後期(MMSEの得点が、10点を切ってくる、一桁の得点となる段階)で発現が確認される症状である、(簡単な挨拶程度の会話もままならない=失語紛い/絡みの症状だと誤解されている)、(歯ブラシを握ったまま、茫然自失=失認紛い/絡みの症状だと誤解されている)及び(ズボンを頭から被る=失行紛い/絡みの症状だと誤解されている)について、米国精神医学会が策定した診断規定であり、未だに世界的に専門機関に対して影響力を維持している診断規定の『DSM-Ⅳ』の第一要件の規定内容(記憶障害の要因の存在の確認を要求)及び第二要件の規定内容(失語、失認、失行は、器質的な原因で発症してくるものであるのに、廃用症候群であるにすぎないアルツハイマー型認知症の症状として、失語、失認、失行と規定している重大な誤り並びに失語、失認、失行{紛い}の症状は、極めて重度の段階で発現してくる症状であり、それらを初期症状と規定する重大な誤りの内容)をその儘踏襲しているのが、「アミロイドβ仮説」なのであり、(主張内容が、100%誤りの仮説である)「アミロイドβ仮説」を根拠にして開発されたエーザイの『レカネマブ』の効能の有無の評価の考え方(特に、エーザイが評価方法に転用している「CDR」の評価手法と考え方の基礎)に、以下に提示する極めて重大で、『致命的な欠陥が存在している』ことを指摘し、問題提起したいのです。

1つは、【『CDR』という基準が、主観的な観察基準に過ぎないものであり、(アルツハイマー型認知症の治療薬の効能の有無の評価には不適の)、主観的な評価の結果を、単に数値化するのが特徴であるにすぎないこと】。
もう1つは、『DSM - Ⅳ】の第一要件が確認を要求している【記憶障害】という要因自体が、『アルツハイマー型認知症』の発病を惹き起こす/症状の進行を惹き起こす真の要因ではなくて、真の要の要因は、『第二の人生を生きる高齢者の日々の脳の使い方としての単調な生活習慣』、ナイナイ尽くしの単調な『生活習慣』の継続起因した、廃用性の加速度的で異常な機能低下の進行に因る「前頭葉の三本柱」の機能の核心機能である『注意の分配力』の機能が異常なレベルにまで機能低下が進行してくることを介して(機能発揮上の二重構造の存在)の、複合機能体としての『前頭葉』の機能が異常なレベルに衰えが進行して、前頭葉の機能障害に起因して発病する認知症なのです(発病の最初の段階である「小ボケ」は、三頭立ての馬車を牽引する三頭の馬、左脳、右脳及び運動の脳の全てが未だ正常な機能レベルに在って御者である前頭葉』の機能だけが異常なレベルに在ることが確認されるのです。
また『前頭葉』の機能が正常なレベルに保たれている限りは、『アルツハイマー型認知症』の発病は、起きてこないことが、確認されてもいるのです=14689例に上る『アルツハイマー型認知症』の発病患者の『脳機能データ』が根拠)。

※2 CDR(Clinical  Dementia  Rating)の略で、1982年に登場した認知機能評価スケールに、極めて重大な欠陥、致命的な欠陥が存在していることの指摘と問題提起なのです。医師(医療従事者)が、発病患者及び家族に対して『問診』(口頭でのやり取り)を行い、6項目(① 記憶、② 時と所の見当識、③ 判断と問題解決能力、④ 地域社会活動、⑤ 家庭生活及び趣味・関心、⑥ 介護状況)について、健康(CDR0点)、認知症の疑い(CDR0.5点)、軽度認知症(CDR1.0点)、中等度認知症(CDR2点)、重度認知症(CDR3点)の区分での「5段階評価」を行うもの。

※3 注意すべきは、項目の数と評価の段階は多いものの、判定基準項目の記述が極めて曖昧で大雑把な言葉の表現による主観的な記述内容であり、更には、意識的に/目的的に生活していく場面で最も肝心な脳機能である『前頭葉』の機能及び機能レベル並びに意識を操り、様々な場面で物事を処理する要の機能である『注意の分配力』の機能についての評価も、言及も全く為されていないものであり、「意識」の機能構造にも、意識が覚醒した世界に於ける脳全体の司令塔の役割を担っている「前頭葉」及び前頭葉の核心機能である「注意の分配力」の機能の役割及び働き方にも、無知な、権威だけを傘に着た人達が策定した、『無用の長物』としか言いようがない代物なのです。

※4 こんな主観的に過ぎ、出鱈目な基準に基づいて、評価者の主観的な観察と評価だけに基づいて、結果を単に数値化したところで、『前頭葉』を含む脳全体の機能レベルについての、客観的な評価は不可能なのであり、効能の客観的な評価とは無縁、無関係の結果が(効能の評価数値としてエーザイが強弁している27%という①主観的な基準に基づく、②主観的な観察結果を、③単に数値化しただけのものに過ぎない数値)なのです。

※5 『CDR』という基準が、「主観的な言葉の羅列に過ぎなくて、客観性が皆無で、肝心のアルツハイマー型認知症についても無知」な人達が、思いついた、いい加減で出鱈目な基準であり、『ケアプラン作成』程度の活用であるならまだしも、『前頭葉』の機能レベルの低下の進行の抑制にも拘わる、『アルツハイマー型認知症』の『治療薬』として効能の有無の評価に転用など、絶対にあってはならないことなのです。
ビッグモーターの問題以上に深刻な、エーザイの『社会的責任意識の浅薄さ』が問題視されるべきなのです!

※6 次章の&3で提示するテーマ、(MMSE下位項目の項目困難度)の指標は、アルツハイマー型認知症の発病者であれば(且つ、その場合に限りMMSEの11の下位項目について、『項目が出来なくなっていく極めて厳密な順番が存在している』ことを示しているものであり、基礎データの質と量とから、『事象の事実』としてのデータの価値が、注目されることになる筈のものなのです。このデータの存在は、(アミロイドβ仮説の主張内容が100%誤りであることを実証しているものであり、11の下位項目間には、困難度の差異が歴然と存在していて、『CD』Rのような、「記憶障害」の項目を核心の基準要因とした換算方法、評価結果は、極めて杜撰で、出鱈目な数値であることを実証するデータとなるのです)。

&3 14689例に上る発病患者の「脳機能データ」が意味すること
(1) 私たち二段階方式は、『意識的な世界』(目的的な世界)に於ける脳全体の「司令塔」の役割りを担っている『前頭葉』の機能レベルを、極めて精緻に判定できる独自の手技を開発し、極めて多数のデータを集積し、解析結果を「二段階方式」の手技として実務化し、マニュアル化し、452の導入先市町村での先駆的な予防活動としての「住民参加型の地域予防活動」への実践展開指導で活用してきた実績が有ります(二段階方式の主張内容が正しいこと及び極めて有効で有益であることについて、疫学的な方法により実証済み)。

(2) アミロイドβ仮説を先頭にして、世界中の権威機関から「神経変性疾患」だと誤解されているアルツハイマー型認知症』の本態(正体)はというと、『廃用症候群に属する老化・廃用型の生活習慣病』(但し、食生活や糖尿病の発病とは無関係であり、仕事とは無縁の日々を生きる「第二の人生」を送る高齢者の日々の「脳の使い方」としての意味で言う『単調な生活習慣』の継続起因した病気であることに留意する)にすぎない認知症(病気)なのです。

(3)『脳のリハビリ』(脳の機能レベルに見合った「テーマ」の追求と目標の設定の日々の実践によって、『前頭葉が活性化』する生活習慣への改善と継続的な実践)により、症状の回復(小ボケ)/進行の抑制(中ボケ)が可能並びに『自分なりのテーマの追求と目標の設定による、前頭葉が活性化する生活習慣』の構築と継続的な実践により『前頭葉の機能を正常なレベルに保つこと』により、『発病自体を予防』(発病時期の先送り=身体が保つ限り、脳も保たせる)することが出来るのです(「自助努力」が、必要不可欠となります)。

(4) アミロイドβ仮説を提示/支持する世界中の権威機関が、マウスやマーモ・セットを対象としての研究結果から、客観的な根拠となる「脳機能データ」の集積さえも無しに憶測ばかりしているのに対して、私たち二段階方式は、生きた人間の「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルの客観的で精緻な判定並びに実務化した二段階方式の手技を活用した活動、市町村との有償/有期の使用許諾契約の締結下での「住民参加型の地域予防活動」の実践の成果により、主張内容が正しいことを、疫学的方法により実証済みでもあるのです。

(5) 『アルツハイマー型認知症』の発病患者14689人の「前頭葉」を含む脳全体の機能レベルに厳密にリンクした『類型的な症状』を三段階に区分し、指標化している(改訂版30項目問診票)のが特徴です。
前頭葉』が活性化する生活習慣への改善である『脳のリハビリ』の継続的な実践により症状の回復/進行の抑制の可能性の有無及び程度により、軽い方から順に「小ボケ」(症状の回復/進行の抑制が可能;社会生活の面だけに支障)、「中ボケ」(症状の進行の抑制が未だ可能;家庭生活の面にも支障)、「大ボケ」(進行の抑制も、最早困難;セルフケアの面にも支障)に区分した『脳機能データ』を保有していて、当該脳機能データ並びにその解析結果は、世界に誇れるレベルのものであり、並ぶものがない品質と量とを誇るのです。

本著作物「H-09」には、自動的に著作権が成立します。
本著作物「H-09」に掲載され、記載され、表現された内容に係る著作権は、(有)エイジングライフ研究所に帰属しています。
 このブログ中の内容の一部を引用する際は、必ず、著作権法の規定に則って引用してくださるようお願いします(特に、医学会に身を置く人達に、お願いします)。


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