みんなが知るべき情報gooブログ

脱原発、反戦、平和、健康情報!トランプ大統領誕生を早くから支持!プーチン大統領は2016年から支持!記事に!

大間原発 核燃料サイクル対岸から/フルMOX、厳しい目【すでに破綻している】

2013-02-21 19:33:44 | 脱原発
大間原発 核燃料サイクル対岸から/フルMOX、厳しい目【すでに破綻している】

<「破綻している」> < 技術確立されず>

「なし崩しに建設、稼働するのか。安全が確保されるとは思えない」
使用済みMOX燃料の再処理技術はウラン燃料以上に困難で、
国内では確立されていない。

再処理せずに地中に埋める「直接処分」も、発熱量が長期間、
減少しないなどの難しさがある という。

image

河北新報ニュース
……………………………

■核燃料サイクル(3)対岸から/フルMOX、厳しい目

<「破綻している」>

「なし崩しに建設、稼働するのか。安全が確保されるとは思えない」

昨年10月1日、北海道函館市役所。工藤俊樹市長は、
大間原発(青森県大間町)の工事再開を報告する電源開発
(Jパワー)の担当者に詰め寄った。

「核燃料サイクルと言うが、一般の見方として(サイクルは)既に破綻している」

核燃料サイクルで、大間原発は使用済み核燃料再 処理工場(青森県六ケ所村)
にたまり続けるプルト ニウムの「消費装置」として重要な役割を担う。

完成すれば、全ての炉心(燃料棒)にウランとプルト ニウムの
混合酸化物(MOX)燃料を装荷する世界初のフルMOX原発となるからだ。

運転開始は2016年5月以降となるが、Jパワ ーが目指す
「稼働後5~10年での全炉心装荷」が 実現すれば、
普通の原発でMOX燃料を使う「プル サーマル」に比べ、
原子炉1基当たり3倍のペース でプルトニウムを消費する。
だが、ここでも棚上げされている問題は少なくない。

< 技術確立されず>

「使用済みMOX燃料は搬出できない。
サイト内のプールは20年で満杯になる」
(工藤市長)というのが、その一つだ。

使用済みMOX燃料の再処理技術はウラン燃料以上に困難で、
国内では確立されていない。

再処理せずに地中に埋める「直接処分」も、発熱量が長期間、
減少しないなどの難しさがあるという。

国は2010年以降、使用済みMOX燃料を再処理する
「第2再処理工場」の建設など、処理方法を検討しているが、
具体的な成果は挙がっていない。

大間原発の工事再開は、建設推進で結束してきた
青森県大間町と隣接の佐井、風間浦両村の 間のあつれきも表面化させた。
早期完成にこだわる大間町と、両村の距離が広がっている。

<3町村の間に溝>
3町村でつくる「大間原発3ケ町村協議会」。国への要望事項が議題と
なった8日の会合では、「原発建設の推進」を筆頭項目にしたい
大間町に対し、佐井村の太田健一村長が

「福島の事故で原発に不安を抱く村民が、相当数いる」と訴えた。
原発立地による交付金などが大間に比べて薄いことへの不満もあり、
両村から「原発が完成 して栄えるのは大間だけだろう」
といった発言も飛び出したが、協議はいつも通り、
大間町が 押し切る形で終わった。

協議会で、これまで核燃料サイクルの先行きが議論されたことはない。
津軽海峡の対岸に位置する函館市は現在、
大間原発の建設差し止め訴訟と国による
原子炉設置許可の無効確認訴訟の準備を進めている。
1月に弁護団と委任契約を結び、
市民団体や周辺自治体との共闘態勢の構築にも力を入れる 。

大間原発からの距離は市域の近い所で二十数キロ。
天気が良いと、海を挟んで建設地が見え る。
同市の三原克幸原子力担当参事は

「いくら金を積んでも、核のごみを引き受ける自治体は出てこない。
行き場のない使用済みMOX燃料は大間にたまり続ける。
大間町とけんかをするつもりはないが、『対岸の火事』では済まない」と話す。

[大間原発]改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)。
出力は国内最大級の138万キロワット。
電源開発は東北電力に売電する。

2008年5月着工。福島第1原発事故による中断を経て、
12年10月1日に工事を再開した。
同年9月決定の政府の新エネルギー戦略は、
原発の新増 設を認めない方針を示したが、
大間は「原子炉設置許可が与えられた既設原発」として継続を 決めた。

国の原子力委員会は1999年6月、ABWRの全炉心MOX燃料装荷を認めた。

反対派からはMOX炉心はウランに比べ制御材が効きにくかったり、
異常時に炉内の圧力が上昇 しやすかったりするとの指摘もある。

河北新報 2013年02月21日より転載引用
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1098/20130221_01.htm

【大間原発 青森「推進」北海道「凍結」】

河北新報より
……………………

昨年10月に建設が再開された電源開発大間 原発(青森県大間町)をめぐり、
「推進」を訴 える下北半島の4市町村と、
「凍結」を求める 北海道側の6市町が19日、
相次いで経済産業 省に要望書を提出した。
同じ日に津軽海峡を挟 んだ両地域が行った要望は正反対で、
関係者は 「偶然が重なったのか」と戸惑い気味だ。

宮下順一郎むつ市長や金沢満春大間町長らは 菅原一秀副大臣に、
核燃料サイクル政策の堅持を求める要望書を手渡した。
この中で、サ イクルを支える大間原発の推進を訴えた。
宮下市長は要望後、「意味のある要請活動だっ た」と述べた。

一方、工藤寿樹函館市長らは赤羽一嘉副大臣に、
大間原発建設を無期限で 凍結するよう訴えた。

大間原発から50キロ圏内の人口は青森県側約9万人に対し、北海道側は約37万人。
函館市は一部が事故時に避難を検討する区域(UPZ)に含まれるが、
工藤市長は「事業 者は地元に何の説明もなく建設を再開した」
と怒りをぶちまけた。

赤羽副大臣は事業者の 対応に疑問を呈したという。
函館市は工事差し止めの提訴に向け準備を進めている。
工藤市長は「事故前の安全神話の中で出された
大間原発の設置許可は見直されるべきだ」と強調した。

北海道側の要望に関し、大間町の金沢町長は

「各自治体はそれぞれの考えの中で進んで いる。
私が批判したりできる話ではない」と述べるにとどめた。

河北新報2013年02月20日より
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130220t21008.htm

【高レベル放射性廃棄物を処分する方法が日本にはない】地層処分も地震国で

それでも、原発と核のゴミを造りたい日本国の狂気。。
キケンすぎる原発ゴミを大量に抱えたまま、処分方法も定まらない。
それが 日本の現状なのだ。

今日の驚きブログより 詳細はコチラ↓↓
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/1f01fe58cd6bcc154bf9c36809227947

【プルトニウム大間原発は、まさしく時限原爆】 大間原発の真下に活断層
危険極まりないプルトニウム大間原発。。
そんな中、大間原発建設反対で、頑張る方々のブログがありました。
【大間の海は宝物、函館の海も宝物、子孫へ残そう宝の海を】

今日の驚きブログより、詳細はコチラ↓↓
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/0559719d008b5b118c61a11173e93e60

室井佑月氏、核燃料再利用問題に「限界、無 理無理」【全原発停止を恐れ、無理な核燃再利用】

核燃再利用なぜ止めない。
再処理から撤退→
工場に貯蔵中の使用済み核燃料が各原発に送り返される→
収容しきれなくなり→全原発が即時停止。
というシナリオを国も電力会社も最も恐れているからだという。

今日の驚きブログより、詳細はコチラ↓↓
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/8baf646099449e2241838011c0af5f9a

廃炉産業が世界の潮流【原発解体、フランス原発58機の廃炉解体費は320億ユーロ、乗り遅れる日本 】

今日の驚きブログより、詳細はコチラ↓↓
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/5d886bd954c8122f10b9980c3e21da89

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  【プルトニウム大間原発は、... | トップ | なぜ人は犬猫ペットを愛する... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。