再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(977)

2011-05-26 10:08:20 | Weblog
 最近「自分の運命を引き受ける」と、いう言葉を聞いて、確かにそうだ、と思った。運命をどう定義し、範囲をどこまでにするかで、受け入れも異なるが、素直に受け入れるには時間がかかるだろう。

 例として、幸せな結婚生活をしていて、小さな子供が病死するとか、両親がガンで病死するとか、自分の夫が交通事故死したとか、いろいろな運命がある。それを、しっかりとうけとめてみてはどうか、とするのが「論語」だ。

 人生は、自分の思うようにはいかない。2011年3月11日、東北・関東地区で起こった地震・津波で、現在まで(5月25日)、1万5000人以上の人がなくなり、生存者の中には、両親、親戚、自分の家族、、しかも家屋、財産などをなくした人がいる。それらをすべて受け入れよ、といわれても当事者にとっては、なかなか複雑な心境であろう。いや、受け入れられないのが本音だと思う。

 しかし、どのような運命であれ、「生きる」ことが求められる。希望をなくし、死にたい、という気持ちも分かる。絶望しても、とにかく生きることだ。それはつらいことでもあるが、与えられた命を大切にしたい。なくなった人のためにも、生きることだ。

 運命に翻弄されたとしても、命を大切にしたい。

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