ラジオで、大村入国管理センターで活動している牧師(50代)についてインタビューを今日(2020年6月30日)聴いた。
私は、大村入国管理センターの名前は新聞などで知っていたが、その定義は、以下の通り。
大村入国管理センター(出入国在留管理庁入国者収容所大村入国管理センター、英語:Omura Immigration Center)は、長崎県大村市に位置する入国者収容所で、収容・送還を行う。他国からの難民申請者等が居住。全国に2カ所ある入国管理センターのうちの1つ。(ウィキペディアから)
牧師は15年ほど活動し、面談した人たちは4000人を超える。しかし、餓死者が出たという。2019年6月に40代のナイジェリアの男性が餓死した。原因はハンガーストライキだが、牧師によると、長い収容で精神が病み、食べることができなくなってしまったという。
私は牧師の話を聴いて、難民をはじめ、苦しんでいる身近の人たちに関心をもち、ともに考えることが大切だ、ということに気付かされた。
法律を犯したから収容された、という単純なことではなく、さまざまな状況を考えたい。私たちとは無関係だ、と思うことなく、一歩すすめてとらえてみたい。
以上のことは、身近な人たちに、いま新型コロナで苦しんでいる人たちが多くいる。失業、家庭破綻、いじめなど、少しでも気にとめ、援助できればいいなあ、と思う。そういう人たちが存在している間は、私たちは決して幸福ではない、ということ認識したい。