ラジオ中継で通常国会の答弁(2023年1月26日)などを聞きながら、思ったことを記しておこう。
日本経済の低迷について、物価高などに対応するためにさかんに賃上げを訴える声が多い。まあ、その通りなのだろう。大企業が利益をため込む内部留保。ある程度はそれは理解できるが、現在の雇用されている人々の生活を考えると、賃上げをして、「生活を少しでも楽に」することが不可欠だ。企業のトップの発想を柔軟にして、賃上げを多くの企業で実践してほしいと思うが。ただ、賃上げをしたくても、取引先の理解を得られず(納品価格のアップなど)、苦悩する中小企業のトップが多いのも事実だ。
年金生活者にも、限定的でも物価高の時期には多少でも年金金額を上げてはどうか。年金生活者が生活できず、そのため生活保護受給するのはおかしいのではないか。年金額を一時的に上げる柔軟性が必要ではないだろうか。
国の予算をいかに使うか。巨額の防衛費には驚き、もっと苦しんでいる国民生活に対しての助けが必要だ。国会議員の歳費(給料)を見直し、下げるべきではないだろうか。
不正の多い調査研究広報滞在費は、廃止してはどうか。
(国会議員一人当たり月に100万円、年に1,200万円が与えられている)
議員の報酬が少なくなれば、辞める議員も増えるだろう。もともと圧倒的に多い国民・国のために働く意思のない議員は辞めたほうがいい。政治家は少なく「政治屋」が多い。その質も年々落ちているのではないか。
有権者は選挙で送り出した議員の言葉、態度、行動などをしっかりと見極めることが必要だ。