ヴァイオリンとフルートのRio

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年金は全員に必要か

2012年02月16日 21時18分31秒 | その他
 私が在籍した会社のOBの場合、65歳で貰える年金は月額15~16万円程度が多いと思います。年収で180~192万円となります。勿論、貰えるのは有り難いと思いますが、退職直前の年収より格段に少なく、現役サラリーマンの平均年収400~500万円の半分程度にしかなりません。

 住まいが既に確保されていて普通に生活するだけなら困りませんが、趣味や旅行を楽しんだり、交際を広めようとすると当然足りません。他に収入が無い場合、年金の範囲で生活するよう切り詰めるか、貯蓄を切り崩す必要があります。

 年金の受給に当たって所得制限はありませんから、働いて収入のある人や、アパート経営などによる収入のある人、資産を持つ人なども年金を貰うことができます。

 年金が過去の労働に対するご褒美なのであれば、現在の収入、財産には無関係と言ってもよいかも知れませんが、実際には生活の保障である面が大きいと思いますので、財源に問題があるなら、保有資産や収入の多寡によって給付の減額も考えられるのではと思います。

 現在、検討中の案では、年収850万円以上のケースでは年金を減額すると言われています。しかし、この年収は現役サラリーマンの平均年収の約2倍で、該当者は当惑するかも知れませんが、年金が減って困るとは言えない収入と思います。

 資産を持っている場合も、年金の減額が可能であるような気がしますが、技術的に難しいのか、提案を聞いたことがありません。確か、生活保護を受ける場合には、その辺のチェックが厳しいと聞きますから、年金が生活保障なのであれば不公平な気がします。

 国民総背番号制度が法制化され、実施されれば、各人の収入のみならず、保有財産のチェックも可能になると思いますので、年金のより効率的な支給ができるようになるかも知れませんね。

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