ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

頭部管選びで知った事

2016年05月01日 09時31分41秒 | フルート
 今回初めて頭部管を選びました。ヴァイオリンを弾くには弓が必要になりますけれど、フルートは楽器単独で吹くことができますので、私も以前なら予想もしなかった事。フルートを購入すればケース、掃除棒、ガーゼくらいは付いて来ますから、わざわざ買うとすれば持ち運び用のバッグくらいと思います。

 今回分かった事の一つは私のメインのフルート、購入後8年経過していて、その間に2回くらい仕様が変わり、頭部管も変更されていると聞きました。フルートと言う楽器はまだまだ進化の途中にあると言う気もします。ヴァイオリンではとても考えられません。万一先端技術でも取り入れたら大変。カーボン素材のヴァイオリンなんて悪魔の仕業?

 頭部管のメーカーが多数あるのにも驚きました。頭部管以外は作っていない事が多いそうで、一人で少ない設備でも感覚を頼りに作れるからと思います。フルートの演奏家のなかには既存のフルートに飽き足らず、頭部管を変更し、さらに改良を依頼する事も多いと聞きました。ネット情報によればパユはブランネンにシェリダンの頭部管との事。

 興味が有ったので木製の頭部管も試してみました。一つはリッププレートが木製、もう一つは頭部管全体が木製のもの。驚いた事にリッププレートが木製であるだけで、吹くと木の感じがあり、優しい音が出ます。全体が木製(試したのはメイプル)の頭部管は管が太く、唇に柔らかく当たります。これは音量が小さいような気がしました。あくまで私の感想なので、一般的に言えるかどうかは分かりません。

 選んだ頭部管の何がどう作用して私にとってよかったのかは分かりません。比較した範囲でリッププレートの形状の違いはほとんどなかったと思います。歌口の大きさ、歌口の両サイドの仕上げは幾分違っていたように思います。見づらい部分ではライザー(riser?)の形状、高さ、材質が少しずつ違っていたような気もしました。


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