ヴァイオリンとフルートのRio

ヴァイオリンとフルートに取り組んでいます。

終戦記念日と靖国神社

2013年08月14日 20時22分09秒 | その他
 やけに暑い日が続く中、今年も8月15日の終戦記念日を迎えます。当家でも以前は両親が戦争当時をしのび、簡素な夕食を用意したこともありましたが、いつのまにか行わなくなりました。

 当家および親族からは幸運にも戦死者こそ出なかったものの、戦争の影響はかなりのものであったと聞きます。私の父親は外地での無謀な作戦に参加しながら辛うじて生還し、終戦近くには東京大空襲による多数の焼死体の処理にも従事しました。以前勤めていた会社からは出征中の勤務実績が無いとの理由により復帰後早々にクビになったと聞いています。

 毎年のことながら、諸外国のうちで中国と韓国のみが日本の閣僚の靖国参拝を話題にします。日本は戦争への反省が無いと言いますが、内政干渉というべきものであり、日本でなければ紛争に発展しかねません。

 中国との間では賠償責任も無くなった上、内政不干渉という原則が合意されていたはずと記憶しますので、中国が何かと発言することはいかがなものかと思います。また、韓国とは戦争そのものをしていません。日韓併合がなされたのをそりゃあ旧大韓帝国の人達は面白くなかったとは想像できるものの、いつまでも恨みがましく言い続けるのは大人のすることとは思えません。

 靖国問題の一つに東条首相ほかの戦犯が合祀されている点が挙げられます。ただ、一般の参拝者は近親者や知人であった戦没者を想って参拝するのであり、誰が合祀されているかまでその都度考えるとは思えませんし、閣僚が戦犯以外の多くの戦没者の方々を想って参拝することまで否定されることになるのは行き過ぎと言えますね。

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コメント
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