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建仁寺(京都府京都市東山区)

2020-03-07 19:27:45 | 観光

建仁寺(京都府京都市東山区)
拝観料:一般500円、中高生300円、小学生200円

「京都最古の禅寺」というフレーズの「建仁寺」さん。
お庭、襖絵、天井画、屏風、などなど、古いものと新しいものが見事に融合したお寺さんでした。



門をくぐると、まずは本坊へ入ります。



いっきなり、国宝、俵屋宗達の「風神、雷神」。もちろん複製ですが、美しいです・・・
奥へ進むと



今度は龍の襖絵。海北友松の「雲龍図」です。こちらもレプリカですが、大迫力。
・・・と、まぁこんな感じで、この建仁寺さんにはたくさんの美術品があるのですが、ほとんどが複製。本物は京都国立博物館にあるようです。
ただ、そのおかげで写真撮影OK!まぁ、精巧な複製なので、なんも問題ありません。

この襖絵の前にあるのが



枯山水の見事なお庭「大雄苑」。京都の禅寺!って感じ、お見事です。
さらに進んで法堂へ入ると





見事な天井画「双龍図」。二匹の龍が舞っています。
こちらの天井画は小泉淳作画伯による、創建800年を記念して2002年に2年の制作年月をかけて描き上げたという作品。
新しい作品なので、色や輪郭がハッキリ、クッキリ、迫力です。

さて、方丈に戻ると



こちら、「○△□の庭」。四角い井戸(奥)、丸い植木(真ん中の木の下)、三角に敷き詰められた石(手前の廊下のすぐ下にある石)。



単純な幾何学を組み合わせたというところに、宇宙を感じますな~
お次は





これまた映えてる襖絵。こちらも創建800年記念事業で、染色画家の鳥羽美花さんによって描かれたそうです。一見、歴史のあるお寺に違和感ですが、いやいや、これはこれで奥行きを感じる空間を作り出していました。



一番奥の部屋には、また「風神、雷神」の屏風の複製。美しいですね。
そして、こちらの間にも



「潮音庭」という枯山水のお庭。ちょうどにわか雨。空からは日が差していて、キラキラと庭石や苔が光りだしました。
・・・美しい・・・