柏をはじめ、千葉県の話題&出来事

千葉県のみならず、首都圏(一都三県)の話題や、東葛地域のトピックを綴るブログです。

上海の『浦東(プートン)新区』

2007年09月14日 | 街の散策(海外編)
上海、2度目の登場です。今日は、今や躍進する上海の象徴となっている『浦東(プートン)新区』についてです。

「東方明珠塔(上海タワー)」をはじめ、「金茂大厦(ジンマオビル)」や、六本木ヒルズなどで知られる森ビルが建設中の「上海国際貿易中心(上海ヒルズ)」など、上海を代表する高層建築物はほとんどと言っていいほどこの地区に集中しています。しかも、拡大版の画像を見てもらえば分かると思いますが、今でも続々と超高層ビルが建設中で、巨大クレーンが立ち上がっています。

 <拡大版

画像の中心部から若干右にある“栓抜き”のような、上層部に四角い空洞があるビルがありますが、それが通称・上海ヒルズです。元々は上層部の空洞は円形だったのですが、それが日本の“日の丸”が昇っているように見える、と現地から非難轟々で(建設が森ビルという日本企業でしたし)、今のようなデザインに変更になった経緯があります。しかし、中国人がそう神経質になるのにも理由があります。この上海ヒルズは上海第1位の高さを誇る約500mのビルですから、正に上海代表超高層ビルというわけです。まあ、冷静に旧円形デザインを考察するなら、ランドマークとなっている上海タワーの球体とマッチして中々良い組み合わせになってたんじゃないかなと思います。

ところで、東京第1位の高さを誇る「東京ミッドタウン」ですが、高さは約250m。上海第1位の約500mと比べると2分の1ですね。東京(日本)は厳しい基準の航空法から、少ない容積率(最近はかなり緩和されてきました)などが重なり、なかなか高い建物が建てられません。もちろん地震もありますが、勿体ないですね。

『上海』より帰国

2007年08月31日 | 街の散策(海外編)
正に、『ダイナミックシャンハイ』という形容が当てはまる都市でした。日本では想像もできない熱気乱舞ぶりです。“自由”という空気を感じます。いや、自由と言ったら語弊があるかも知れません。“やりたい放題”。そう、この感じです。

以下、上海人民広場周辺です。このあたり「人民広場~南京路」は上海市の中心街で、一大繁華街を形成しています。規模は、北京の一大繁華街である「王府井(ワンフジン)」を軽く凌ぎます。百貨店が軒を連ね、超高層複合ビルの下層部はショッピングモール、ファッションビルとなり、食品店、土産店、飲食店、ホテルなどがギュッと集まっています。
→「南京路」については、日を改めて再度紹介したいと思います。

東方面を眺める

西方面を眺める

南方面を眺める

北方面を眺める

見ても分かるとおり、建築物の意匠がどれも異彩を放っています。東京ではまずお目にかかれないであろう超高層ビルデザインです。東京のビルは、ほぼ全て、と言っていいかも知れませんが、屋上に緊急時用などのヘリポートが設置されています。地震大国日本ですから当然ですが。そしてここ上海はと言うと、ヘリポートが設置されていないことなど、特段珍しいことではなく、尖塔型のビルをガンガン建てています。尖塔型のビルは都市のスカイラインにアクセントを与え、リズムを作る働きがあるので、出来ることならビル群の中に存在したほうがいいものです。



しかしすごい所です。上海という街は。