たび重なる災害に見舞われた「2019年」も残すところ2日となりました。
被災地の復興は遅々として進んでいないようで心が痛みます。
汚され、痛めつけられた地球は、行為に及んだ人類に「重い仕返し」を仕掛けてきています。暦は淡々と捲られ、新しい年もさして変わらない災害の日々が訪れるのかもしれません。
せめてもこの年末年始は、災害もなく、大きな事件もなく、人々が穏やかに一家団欒を過ごせるひと時であってほしいものです。
近ごろ流行りの「働き方改革」と称するものの所為か、大晦日や元旦を休業するデパートやファミレス、コンビニが増えてきましたが、まだまだ昔に戻っていません。この国の多くの人々が「百八つの除夜の鐘」を聴きながら、静かに新年を迎えられたら・・・と思うのです。
ですが、その除夜の鐘の音がうるさいっ!とご近所から苦情があったりして、鐘突きをやめる寺院が出てきているなんてニュースを観ると、百八つ以上に多くの煩悩を持つ人々が増えているように思われてなりません。
「なにとぞお平らに」お願いしたいと思う年の瀬ではあります。