かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

またまたいちばんの話し

2006-09-28 21:21:00 | インポート

前回の雑記は「魅力的な市」はどこか?というアンケートで、札幌市がいちばんになった・・・という話しを書きました。

今日は「野球がいちばん」の話しです。

夏の甲子園大会で「苫駒高校」が三年連続優勝の記録を逃し、準優勝に終ったのはついこの間のできごとでした。
この活躍で長い間「野球後進国」を言われつづけた北の国も、ようやく全国区のレベルに達したかな?と自覚できる環境になってきたのは事実です。

北海道をフランチャイズにして三年目の「日本ハムファイターズ」が、昨日(27日)の試合に勝ってレギュラーシーズン一位通過を決めました。
このあと三チームによるプレーオフが戦われ、日本シリーズ出場チームが選ばれます。
一位通過の日本ハムは、プレーオフ戦で断然有利なのだそうです。

予断は許せませんが、もし仮に日本ハムが「プロ野球日本一」にでもなったら、この北海道はまさに「野球王国」になってしまいます。

プロ野球といえば「読売ジャイアンツ」の名前しか頭に無く、球場観戦もあまりできなかった北海道の野球フアンでしたが、「日本ハム」が札幌ドームに定着するや、アレヨアレヨという間にフアンが増大し、熱烈応援することになりました。

特筆すべきことは、いままでプロ野球にはさして関心を示さなかった主婦層・・・それも40代~60代が熱狂的に応援するこの現象です。

球場行きの地下鉄の中では、すでに日ハムのユニホームや新庄Tシャツを身に付け、打ち鳴らす小道具を手に手に闊歩する「おばさん」連が目立ちます。
こんな風景はついこの間までお目に掛かれなかったものですが・・・実に隔世の感があると申せましょう。

もちろん勝負の世界、勝ち上がってこそフアンの応援がある訳ですが、いま熱狂的になっているフアンも,何時かくる「チームのどん底状態」のときも変らぬ熱烈応援を願いたいものです。

日々報道される凶悪事件の数々、正直者が騙されるこの世相、なにほどの期待も持てない政府の交代劇・・・それらの事柄からいっとき逃れ、日ハム勝利の明るい話題に飛びつく人びとです。

ですが、それはそれとしても多少はこの世の矛盾にも目を向けて、何時の日か「しまった!!」などと後悔しませんように心したい・・・とあえて苦言めく今日の雑記です。



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魅力いちばん

2006-09-09 23:06:00 | インポート

いまこの北の国は、六月の花の季節と同じように爽やかな気候に恵まれ、やがて来る厳寒の憂さをいっとき忘れさせてくれています。

そんなある日の新聞に「地域のブランド力」についての全国調査の結果が発表になったと報じられていました。

その調査はこの八月、インターネットを通じて、全779市を対象に全国の約2500人にアンケートを実施したとのことです。

各種質問項目の中でも最も関心があるのはなんと言っても『魅力的な市は?』というところです。
その結果は①札幌市②神戸市③函館市、横浜市(同点)⑤京都市⑥富良野市⑦小樽市⑧鎌倉市⑨那覇市⑩沖縄市・・・・・となったのだそうです。

ごらんの通り北海道はベストテンに4市も入っています。ここに住む市民の一員として、実に面映いことながらも選んでいただいたことに感謝せねばなりません。

どんなところが魅力的なのか?と言う細かいところは書かれていませんが、察するに「山川草木・・自然の豊かさ」が選択の最大要素だったことは間違いのないところでしょう。

内地からの知人友人を観光案内する場合、最初に一言申し上げることは「北の国は、みなさんにお見せするようなものはなんにもありません、在るのはただの大自然です。この広さと明るさを満喫してください」ということです。

歴史のある内地の観光地と違って、神社仏閣、城跡、歴史跡・・・などがほぼ皆無です。

札幌市に限って言えば意識的に区画された街並、この地だけの花木、家屋のつくりなどが西欧的な雰囲気を醸し出し、歴史的遺産以上のものを感じさせるのかもしれません。

調査項目には「魅力度」以外もあり、札幌市は「産品購入経験(食品)」でもトップに。
「親しみがある」では小樽市、「豊かさを感じる」では富良野市が一位だったようです。
それぞれ、なんとなく納得できるような結果のように思われます。

以上のようなことに、水を注すようで些か気が引けますが、この北の国各都市に高得点を与えてくれた皆さまに『一度、真冬の北国にひと月ほど生活してみませんか?』と申し上げたら、実も蓋も無い話しになってしまうかもしれません。

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