定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

アルゼンチンの実話

2016年10月03日 21時21分25秒 | 日記

1980年代にアルゼンチンであった家族ぐるみの犯罪を描いている。
エンディングで、登場者のその後がどのようになったか、を紹介するシーンが実話には付き物で、僕はその部分にワクワクします。
ストーリー自体は、アルゼンチンの政変で公務員の職を失ったアルキメデス・プッチオが、家族を守るため誘拐に手を染め、身代金によって生き延びようとする一部始終が描かれている。
怖いのは、この家族が庶民とは一線を画す、裕福な層に属しているということ。
幸せそのものに見える暮らしと並行して、殺人まで犯していくところだ。
家長は、笑っても目だけは冷静に、他のことを考えている。
父に犯罪の片棒を担がされた、長男は国民的ラグビー選手だったが、悲惨な末路を辿る。
父は、長い服役中に司法試験に合格し、余生は、弁護士として生きたそうだ。やりきれない話しだ。