平昌オリンピック終わる。スゴい派手な閉会式、これでいいの?

今日の夜9時から閉会式をそれほど一生懸命ではなかったがテレビ鑑賞をした。感想だが、選手の皆さんの頑張りには感動したし、92の国の参加、3,000人近い選手の数なども、オリンピック理念から言って、評価できることだと思う。

閉会式を見た感想だが、先日このブログで言ったオリンピック開催は「国威発揚の場」になっているのではないか、という思いを改めて感じた。
韓国もかなりムリして大会をしたのではないかと思う。まだパラリンピックがあるから、この「国威発揚」を示す機会はもう少し続くのだろう。

大会が終わってからのマイナスの経済効果、施設の処理の問題などまだ悩みは続くのではないか、と予想するのだが、閉会式だけで言っても、あれほど華やかに演出しなければならないのか、と感じたのは私だけだろうか。

2年後の東京オリンピックは、韓国があれだけやったのだから負けられない、という気持ち(東京や国政の指導部)を必ずもつだろう。そしてまさに「感動的」に行うことを企図するだろう。これでは、どちらかと言えば国力が高くない国々は開催できなくなる。そして「大国」を自認する国々だけのスゴく派手な大会になるのだろう。見ていると楽しいと美しいが、オリンピックはこれでいいのか、と強く思うのだが、いかがだろうか。

近代オリンピックの功労者はクーベルタンという人だが、(閉会式でバッハ会長はさかんにクーベルタンを評価していたのではないか)彼は、国威発揚の場になっている今のオリンピックを喜ぶだろうか、それとも嘆くだろうか。多分後者だと思うが……。
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