kaeruのつぶやき

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「てんがらもん」239回 女子マラソンに道を開いた人。

2016-10-20 22:22:21 | 「てんがらもんラジオ」

   女子マラソンのことなど何も知らないのですから「女子マラソンに道を開いた人」と自分で書きながら、大変なことをやった人なのだがどういう人なのだろう、と思うのです。今日の「てんがらもんラジオ」のゲスト・外園イチ子さんはそういう人なのです。

   この番組( http://www.ustream.tv/recorded/92380168 )ではご本人もインタビューをされた石神さんもそうは言ってはおられませんが、ここに(「広報薩摩川内 2016.2.10」)に書かれています。

日本のマラソン界に風穴を開けた立役者の一人、1978年4月16日の「多摩湖女子マラソン大会」で3時間10分48秒で優勝し「女子には生理的に困難」と信じられてきたマラソン界の常識を根底から覆し歴史的瞬間をつくったのです。これが起爆剤になって「東京国際女子マラソン」が国際陸運公認になり、6年後のロサンゼルス五輪で初の公式競技になっていくのです。

   外園さんが走りはじめたのは33歳、子供から手が離せるようになったからだそうです。

   この記事に書かれていないことで番組ではベルリンやロンドンへ競技で出かけた話、行った先の話ではなく留守を守った夫や子供さん達のことです。寿司をつくったがネタが先になくなり残ったネタにのせたシャリを食べ、そのネタにまたシャリをのせて食べたそうです。各競技への出場には夫の背中押しがあったと書かれていますが、夫さんは家族を代表してで娘さん息子さんの全面的な協力ぶりが伺える話です。

   記事の囲みに「川柳を楽しむ」と書かれています、石神紅雀さんを師匠としている一人で、薩摩川内市に帰郷して身体は十分に鍛えてきたから頭を鍛えようと川柳を詠むようになったそうです、そこで「つばさ100号」に載っていた外園ピアノさん(イチ子さんの雅号)の川柳を。(なぜピアノか、は番組で聞いてください)