1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 140字の短文法話から、少し長めの法話に変えさせてもらった理由。

2023-10-29 22:28:01 | 法話

【10月30日投稿分】


今日(約10年間)までに、SNS に投稿させて頂いた法話は、約3000話程に。以下のもの(投稿 1、2、3、)は以前、X(元Twitter)のみに投稿をさせてもらった法話。法話に対する返信メールの中には「住職の法話は、140字の俳句ですね」と深読みをしてくれる人達もいれば、含み言葉を深読みして頂けず、自論、文句などのメールを送ってこられる人達も。拙僧の法話を少々長文にしている理由は、少しでも読者(小学生、中学生も含)が理解し易く読める様に、との思いから。そんな理由など関係ない。文が長い、鬱陶しい、と思われるお方は、どうぞ、無視をしてくださいませ。


【投稿1】


読者女性が「外国では結婚届を出す時に、弁護士立ち会いで離婚届を作成しておく、なる話を聞いた事がありますが、これは離婚した時に、様々面倒臭い事を避ける為、と。これ、いいですよね」と。「英国がそれ、と英国人に嫁いだ妻妹がそう言ってたよね。が、それをしている夫婦は仲が良いと。将来の安心を保証してもらって、生活が営めるからかな、と妹が」と。


更に、この女性が「旦那が死亡した時点で、旦那の両親や親族との関係を解消出来る『姻族関係終了届』なる法律があるとか。つまり、旦那の遺産、遺族年金は相続のまま、死亡した旦那と離婚出来ると。本当ですか」と。「あるみたいだね。何人かの知人がそれを。が、その人達は旦那の両親の世話をしてるよ。いつでも解消出来るが、ストレス軽減になってるのかな」と。


【投稿2】


読者男性が「60歳を超えて、うんこの出が悪なった。主治医から『そろそろ薬の力を借りる歳だよ』と。それはわかるんだが、なんか、薬以外の手立てを知らんか、住職」と。「ロダンの『考える人』のブロンズ像があるでしょ。あれは、地獄の門の上で熟考するダンテ、と言われていますが、最もうんこをするに良い姿勢を表しているとも、言われてますよね」と。


読者男性が「じゃ、住職よ。和式の便所は、理に適ってたという事かい」と。「その筋の専門家は、そうだという人がいますよね。但し、昨今の子供達は、あの体勢をさせると、後ろにすっ転がって、体勢維持が出来ないそうだもんね。あっちこっちの筋力がない、との事なんだ」「便利な世の中になったからかな、根本の人間の力を失ってきたんだろうな」と。


【投稿3】


読者女性が「番組で運動会の『ジェンダーレス徒競走』が物議を。男女混合で競争させれば、そりゃ、体力に上回る男子が、全て1位になるは当然の事だよね。オリンピックでも男性の記録に、女性の記録が、上回ってるものなどないでしょ。なんかこの頃、おかしくないですか。無理矢理、平等を固辞入れようとする傾向」と。「平等と公平は、そもそも違うもんね」と。


某党の代議士達と拙僧、意見交換した折「健全者を対象として、時給千円で4時間働けば4千円、8時間働けば8千円、は当然ですよね。『同等にせい』と、これに文句を付ける人達がいますが、人間に働き者と怠け者がいる以上、この差が出来るは当然の事。平等と公平は、根本的に違うと思うのですが。これについて、どう思われますか」と代議士の先生方に尋ねた事が。


【投稿4】


檀家若者が「住職は、カッコよく人を助けた事ってあるか」と。「数年前、食堂で拙僧の娘と同じ年頃の女性が、2人の男性にしつこくナンパされ困ってるを見て、家内と近寄り『何や、お前の知り合いか』と声を掛け、その男性らを退けた事が」「それは、それは。常日頃、住職は作務衣でウロウロしてるんでしょ。怖い人かと、ナンパ師は思ったろうね」「さあ」と。


カッコ良かったといえば、拙僧が30代の頃、繁華街でヤンキーが数台、車を路上に止め、救急車の妨害を。そこに極道風の男性がやって来て、低い声で物静かに「救急車がどれだけ有難いものか、お前達、1度、大怪我して乗ってみるか」と。ヤンキーは顔色を変え、即、逃走を。周囲から自然と拍手が起こり、極道風の男性は照れながら、人混みの中に。これには、スカッと。


【投稿5】


不当寄附勧誘防止法が、令和5年4月に第210回国会で、罰則を含んだ法律が成立、施行が決定を。やっと、やっと信仰界にメスが。「悪霊、先祖が祟っとる。除いてほしくば、金を出せ、と言われた」との拙僧への相談は、今日まで後を絶たず。釈迦も達磨も各祖師も、脅して指導したなんて話、聞いた事がない。これで少しは、信仰による犠牲者が減るかも。


先祖、悪霊が祟る、以外に、家相を出汁に使われて、拝み屋さんから多額のお祓い料を取られている人が『拙僧のところへ相談に』は少なからず。悪の根元と指摘された便所、風呂を毛嫌いするその人達(相談者達)に「毎日、大小便させてもらって、体を綺麗にしてもらっているに。毛嫌いする前に、有難う、が先でしょ。感謝の心で生活すれば、全てが好転するよ」と。


【最後に】

拙僧も『出会うは運命、出会ってからは努力、最後は感謝』というグループを持っておりますので、過去の法話を読む事が出来ます。また、Instagramでも『tentokuz-kongouji山本英照』、facebookでも『山本英照』、X(元Twitter)でも『天徳山金剛寺』、また、生声法話のSpoon (@kongouji 093、天徳山金剛寺)で検索して頂きますれば、同じく過去の法話を読む(聞く)事が出来ます。そちらの方にもどうぞ、お越しくださいませ。


次回の投稿法話は、11月5日になります。