知人の社長は支店がある全土地の神社に月初め必ず参詣を。その地で仕事をさせてもらっているからと。「初対面の人間の信用判断材料は」と問うと「決め手は先方の家の仏壇と神棚。埃だらけに、枯れ花や造花。人間性がそこに。我が親や先祖も大事にしない人間が、第三者を大事にするとは到底思えん」と。
以前銀行の方が「今の銀行をどう思うか」と。「40年前先代(父)の時代は支店長に権限があり融資の話も早かった。が、今大半が本部決済。思えば支店長決済が当たり前だった頃の方が町も元気だった気がする。お金は人でいう血流。流れが悪かったら病気に。この国は今、人を育てる仕組みに欠陥が」と。