Jun日記(さと さとみの世界)

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明日は春分

2016-03-19 20:56:42 | 日記

 明日は春分ですね。

手紙の追伸があるように、記事の追記です。

 祖父母はきちんと遺言状で父や兄弟に土地を分割してくれました。私がその区分を見た時、多分皆がそう感じるように私も妙に思ったものです。

上の伯父の土地が兄弟の中間にポツンと配せられていました。何故ここだけ伯父の物に?何故ここを伯父の物に?そんな疑問が湧きました。

父ともう一人の伯父の間にその土地はぽつんと取り残されていました。その土地の意味を何度か考えたものです。そして、『子は鎹』という言葉が何度か浮かんだものです。この言葉が浮かぶのが自分でも不思議な気がしました。

祖父母の記憶を辿ってみると、二人の居室で頭を寄せてぼそぼそ何やら相談していたことが思い起こされます。 

何度かの、記憶に残る言葉を思い浮かべてみると、そこでいいじゃないか、持っててもらおう、あの子じゃないとなどなど、

…、…、…、

ちょっと言えない言葉もあるので、

あれこれ考えると、祖父母が大枚叩いて買った土地、子孫の代になって失くして欲しいはずがありません。

それでも、やはり祖父母が予想していた通りになっているのだと思います。

ここで、この土地を持ち堪えさせるのはなかなか難しいことです。周りの家を見ていてもそうです。土地だけ残して住人がいない、そんな所でもあります。土地を売りたくないけれど住むことができない。そんな事情が多々あります。

 私も、父の存命中から将来のことを考えてどうしたものかと思ったものです。まだ相続していない土地の事なので、もし相続したらと仮定形で言ったものです。

 そうして、祖父母の名の付く公園にして、お茶など飲んで一服できる茶店などがあれば良いかな、家が老朽化する迄は観光などの保養所に使われてもよいな、など、私も皆と気持ちは同じ、売りたくないのです。

何かしら祖父母の名の残る場所として、住民の憩いの場になればと、永く残って欲しいと思ったものです。


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