JR4GPAの「つぶやき」

JR4GPA の「つぶやき」です。修理依頼は、2013年3月3日のBLOGをご覧ください。

TS-930S 修理 その4

2014-10-18 | Weblog
TS-930S の修理 いつからやってるの、まだ終わってなかったの?
はいその通り。

毎週週末に、いろいろごそごそやっていたのですが、盛り上がると
BLOGの更新が止まるのです......

今やっている事は、パワーアンプユニットのドライブ段のトランジスタが
製造中止で、値段が馬鹿みたいに上がっているので、どうにか
安く出来ないかと言うのを検討しています。
安く入手したトランジスタでうまく行ったと思ったら、28MHz帯で周波数が高くなるほど
パワーが出なくなり、これじゃ使えないと作戦変更したのでした。

WEBを巡って見ると、代替トランジスタで細工をされているのが
見つかりますが、そのトランジスタも製造中止品で、これまた値上がりで
非常に高価。たとえ今入手出来たとしても5年後にはどうでしょうか?
CB全盛期の頃はこの手のトランジスタは沢山出回っていましたが、
今では在庫品が出回っているだけですので、そのうち入手出来なくなるのは
目に見えています。

そこで、現行品でどうにかならないかと。
トランジスタでは見つかりませんが、FETでは見つかりましたので
こいつでやって見ようと思った次第です。
さて、どうなる事か。

IC-721の10Wのユニットの残骸があったので、これを利用して実験開始。

ヒートシンクは実験しまくり感タップリの物。
「パーン」と炸裂しないことを祈りながら、TS-930Sから信号をじわっと入れると
14MHzですんなり15W出てくれました。これならファイナルを押せる!
問題の28MHzは?
28.1MHzで10W
29.9MHzで8.5W
もう少し、どうにかならないか?
試行錯誤の末、29.9MHzで10W出るようになり、他のバンドもパワーが
上がったのですが、時々発振してしまう事があり、定数を最初との
間位に持ってきて、29.9MHzで9Wで妥協。

色々データ取りをしなければなりませんが、とりあえず爆発せず?
発振せず、パワーが出ると言う確認が出来たので、大きな前進だと思っています。
甘いか????

実際にMRF485と置き換えて、どうなるかですが、それは来週以降の
お楽しみ。


9月6日のBLOGのトランジスタよりは優秀のようで、発振させてしまったり
部品を間違えて付けて電源供給してしまったりしましたが、「タフ」です。
壊れませんでした!


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