*『告発!検察「裏ガネ作り」』著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。8回目の紹介
~口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~
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**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介
3 検察「裏ガネ作り」の実態 P43~
(前回からの続き)
ところが、こうした状況が「ある事件」を境に急変した。それは私が名古屋高検総務部長をしていた平成11年1月ころのころだ。
「正義を求める検察組織の一員から」という調活問題の詳細を暴いた内部告発文書が大手新聞社、民主党の菅直人議員、国民会議の中村敦夫議員などに送られたのだ。内容は極めて正確で、すべてが真実であった。
そのため検察首脳は、必ず大手新聞が書くだろうと考えた。私もその投書を読んでそう思った。法務省は8高検の次席検事を東京に集めて、緊急対策会議を開いた。1月から2月にかけて2~3回は開かれた。裏ガネの捻出は、幹部検事が部下に命じて犯罪行為をやらせているのに等しい。検察内部ではこの機会に裏ガネ作りをやめて、調圧活動予算をすべて国に返上すべしとの意見が多かった。
しかし結局、法務省は、予算を返上すると今まで何に使っていたのかを説明しなければならず、裏ガネ作りをしていたとも言えないので、返上しないことに決めてしまう。
そのかわり検察庁の調活予算を3割減らして、その分を公安調査庁等に回すことになった。
※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』は、
2016/10/18(火)22:00に投稿予定です。
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