原発問題

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『野生のイノシシ50万ベクレル』高速道路の建設現場で繁殖(2014/10/28 衆院・環境委員会)

2014-11-20 19:52:44 | 放射能汚染

『野生のイノシシ50万ベクレル』高速道路の建設現場で繁殖

(2014/10/28 衆院・環境委員会)

http://www.youtube.com/watch?v=JTXnEB94CNI より書き起こし
2014/10/27 に公開

10/28 衆院・環境委員会 野生のイノシシ50万ベクレル
参考人/福島県トラック協会会長・渡邉氏

輸送の長として、
実は、高速道路の建設現場に視察に行って参りました。


一番びっくりしたのは、

先々日発表になりましたけれども、
第一原発の二号建屋の井戸水から、46万ベクレル、過去最高の汚染の地下水が
くみ上げられたということで問題になっておりましたが

高速道路の現場で、人のいない場所で、
イノシシが繁殖しています。

これが建設機械にぶつかって死亡する。

これを測ると、なんと、50万ベクレルという、
イノシシの死骸なんですね。

この死骸を片付ける人が現実にはいない、というんです。

どうしたらいいんでしょう。

高速道路は、開通になる。

車も通るよ、と。

でも、この野生のイノシシなどの事故対策も
しないといけないでしょうね、と言っておりました。

(書き起こし終了)

 


 

チェルノブイリ10年後、野生のイノシシ40万Bq/kgに生態濃縮
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/edecbbe043f2b9b2aab02a2935682d87 より

10年前のチェルノブイリ原発事故で「汚染大地」となり、ほぼ無人化した原発から30キロ圏内で、ネズミやシカなど野生動物が増えている。しかし、動物によっては免疫力や繁殖力が低下するなど、放射能の影響が不気昧に広がっている。

住民が疎開して生息地が広がり、狩猟もなくなったので、大型獣も増えた。いまは事故前に比べてイノシシは8-10倍、シカも5-6倍になった。

こうした野生動物に放射能が蓄積、濃縮されていると、ベラルーシの動物学研究所のグループが先週、ウィーンで開かれた国際会議で報告した。
自然界の食物連鎖で動物性プランクトンに蓄積された放射能は1キロ当たり最高3400ベクレルだったが、魚類では同3万1000ベクレル。食物連鎖の上位にいるイノシシでは同40万ベクレル以上で、食用にする場合の基準の300倍を超す。キツネやシカも高いという。

ネズミは増えたが、一度に産む子供はふつう6-8匹なのに30キロ圏内では4匹ほど。体も15%ほど小さめで、皮膚の免疫力は被ばく量が多いほど落ちていた。



【34カ月目の福島はいま】汚染続く集落の怒り
「原発事故は終わっていない」~伊達市・下小国
http://ameblo.jp/rain37/entry-11754235115.html より
2014年01月21日(火) 07時49分43秒

【進む復興道路建設、進まぬ被曝回避】

 柿の木の剪定をしていた男性。柿の実は誰にも食べられることなく、鮮やかなオレンジ色を放ったまま朽ちていく。 「OKが出た梁川などと違って、ここのはセシウムが高いから。乾燥させた状態で30ベクレル未満ならあんぽ柿として出せるんだけどね、あと1、2年は駄目 なんじゃないかな」。

 別の畑では、木々を根元だけ残して切り落としている夫婦がいた。「ここはリンゴ畑だったんですよ。でも相馬市に抜ける高速道路(復興道路)のために土地を提供したんでね。ほら、あそこの畑も更地になってるでしょ?あそこには桃の木があったんですよ

 市長選挙が19日に告示され、下小国地区にも一部陣営が設置した「復興加速!」ののぼりがはためいている。復興と 脱被曝は両輪となるべきだが、実際は復興ばかりが進められていく。先の男性は、脚立に腰掛けながら言った。「あれだけの原発事故があったんだ。1年や2年 じゃそうは進まないよ。批判をするのは簡単さ。でも、実際には中間貯蔵施設設置のめども立っていない。簡単じゃないよね」。

 男性は再び、枝を落とし始めた。小国川では、カモの群れが泳いでいる。手元の線量計は0.7μSv/hを超していた。



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